【GMCサバーバン2500】オフロードでも心置きなく遊ぶ為にリジットアクスルの足回りを移植。

1996 GMC SUBURBAN 2500
THE 90's STRIKES BACK ナインティーズの逆襲
独立懸架の足回りをリジットアクスルにスワップ、卓越したオフロード走破性を手に入れた!
1996 GMC SUBURBAN 2500
リフトアップされ大迫力のオレンジ系のゴールドにオールペンされたサバーバン。本格的なオフロードでも心置きなく遊ぶ為にリジットアクスルの足回りを移植。
改造のきっかけはオフロードで折れてしまったステアリングロッドだった
今のオーナーが、縁があって手に入れた96年型のGMCサバーバン。ビッグ・ブロック454ci(7.4L V8)を積んだ2500だったことも決め手となり購入。
程なく定番のリフトアップ等のカスタムをしたが、オフロードコースの黒井沢で軽く走ってみたら、あっさりとステアリングロッドが折れてしまった…。やはりオフロードで楽しく遊ぶには、その重量で独立懸架の足回りでは荷が重いのだ。それでしばらくは大人しくしていた(らしい)のだが、アメリカで程度の良いフォードF250のアクスルを探して、リジットアクスル化を決行。
リジットアクスル化にあたりホールショットでは、既存の独立懸架の足回りをさっぱりと撤去し、F250のリジットアクスルをベースに、リーフスプリングはエクスカージョン用のリフトアップ用、さらにナックルやピットマンアームなどのステアリング系は、ORUのパーツ等を流用したが、ブラケット類等の多くのパーツは、ホールショットのノウハウを生かしながら強度や形状を思考錯誤し、多大な手間を時間を使いほとんどワンオフで製作された。
リジットアクスル化により、普段の直進安定性などは元の独立懸架の足回りには劣るが、オフロードでの圧倒的な走破性、何より楽しく安心して遊べるようになった。 サバーバンでオフロードを楽しみたいオーナーは、覚悟を決めてまずはホールショットに相談してみてはいかがだろうか?
かなりこだわったというオレンジ系ゴールドのボディカラー。この時代のスクエアでアメリカンなボディデザインと抜群の相性を魅せる。オーナー曰く、特に太陽光が当たった時のメタリックな輝きは、グリルやバンパー、ドアノブなどボディ各所にあしらわれたメッキパーツとのバランスが素晴らしくお気に入りだそうだ。
はじめからホーシングが付いていたような自然なフロントのリジットアクスルの足回り。F-250のリジットアクスルを流用し、リーフスプリングはエクスカージョンのリフトアップ用の物を組み込む。ただ取り付けには数々の加工や調整が必要で、パーツはあくまでも材料でしかない。ホイールはフューエルオフロードのVAPOR。タイヤも同じくフューエルオフロードのGRIPPER M/T 38X15.50R20LTを履く。
協力:ホールショット
TEL:0568-33-4900URL : http://www.hallshot.jp
Photo & Report◆Kisaki Design
アメ車マガジン 2020年 4月号掲載
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