人生初の愛車がチャレンジャー!シェイカーフードのマニュアルモデル!

2016 Challenger 392 SCAT PACK SHAKER
Let's Enjoy CHALLENGER -かっこいいが一番楽しい
2016 Challenger 392 SCAT PACK SHAKER
憧れ続けた愛車の理想形!
時代がマニュアルからオートマティックに移行しつつある昨今、免許を取得してから運転するクルマはマニュアルばかり。愛車にするクルマもMT志望と、イマドキ珍しいマニュアル信者のNagata氏が2019年3月に購入した人生初の愛車がチャレンジャー。妥協を許さない仕様へと徹底的に追求した、理想の一台を一挙公開!
MTの恩恵を受けエンジンの鼓動をダイレクトに堪能!
関西で育ち、大学入学をキッカケに名古屋へ。そこで航空部という珍しい部活動に励み、初めてMT車にハマったというNagata氏。「何故MT車!?普通飛行機じゃないの?」と疑問を抱きながら聞くと、航空部の活動の一環として試験運行のために飛行機を飛ばせる場所まで運ぶ牽引トレーラーがあり、それをひっぱるクルマがハイエースバンのMT車だった。部活メンバーが飛行機を飛ばすことに情熱を注ぐかたわら、彼はソレを運ぶクルマを操ることに快感を覚えたという、ちょっと変わったスタンスで大学時代を謳歌。
そんな一風変わった学生時代を終え、怒涛の就活を経て入社した会社は本社が福岡県の小倉にあるということで、実家のある関西を飛び越えて名古屋から福岡へ生活の拠点を移すことに。家族や友達と離れ、一人での休みの過ごし方を模索する中で出会ったのが学生時代病みつきになったMT車だった。どうせ乗るならソレを余すことなく堪能できるクルマをと吟味する中で見つけたのがチャレンジャーだった。
エンジンの鼓動を視覚的、官能的に伝えてくるシェイカーに一目惚れ! 最初は漠然とMT車が欲しいなんて気楽な愛車探しだったが、目の前に思い描く理想形があるとなれば話は別。給料の半分を毎月費やす思い切ったやりくりで、2019年3月に初めての愛車として迎え入れた。購入から1年少々で既にやりたいカスタムはほぼ完成。これからはサーキット走行会の参加を視野に入れてテクニックを磨いていきたいと意気込む。
購入当初からアシンメトリーで装飾されていたMOPAR&HONEY BEEのデカールは、ボディアンダーの樹脂部分の同色化の際、右側にハニカムを追加。本国から取り寄せたDODGE CHALLENGERのホワイトレター化はペン塗りではなく貼り付けタイプでハイクォリティー。モノトーン基調に赤いアクセントの3色使いが彼のカスタム美学だ。
ZL1 ADDONSのボディキット一式を導入し、純正リップとスプリッターの縁にホワイトのラインを入れることで視覚効果も手伝って純正車高とは思えぬロワードフォルムを実現。最近トレンドのワイドボディキットを使うことなく、どこまでフォルム造型美を際立たせていくかは、航空部で培ったデザインセンスの賜物である。
フロントスプリッター同様にサイドやリアにも造形美を際立たせるかの様に白いラインで立体感を演出。マフラーエンドは耐熱塗装済みで、リアテール部分のバックランプを含む白黒以外の色味をできる限りなくすなど、細部までこだわる。
撮影直前に手に入れたリアルーバーは取り付けの際、ちょうどセンターに設けていたバックカメラが被ってしまい取り付けに苦労したものの、ダウンフォースソリュージョンズのウィッカービルと相まって、スタイリッシュかつスポーティーなリア周りを最大限アピール。
エアクリーナーケースと一体構造となるスクープが、ボンネットから飛び出すシェイカーフード。70年初頭のチャレンジャーで採用されたハイパフォーマンスのアイコンを忠実に再現し、近代モパーシーンにおいても注目を浴びている。搭載される392HEMI を、マニュアルシフトで操作する際、ボンネット越しにその鼓動をダイレクトに感じ取れる点も特筆物。
ドライバーを包み込む様なラウンド形状のシンプルかつ精巧な作りが前期型よりも好みだったというインテリア。シフターはショートストロークでダイレクトな操作を色濃くするBARTONを採用。シフトボールはSPEED DAWGを組み合わせる。ベースのブラックレザーを活かしつつ着座面やドア内張りに赤いアルカンターラを取り入れることで、シンプルながらも差し色を利かせたインテリアへと誘う。
Owner:Y.Nagataさん
LOOK'S inc【ルックス】
TEL:092-611-1362HP:http://www.looks.co.jp
写真&文/石井秋良
アメ車マガジン 2020年 10月号掲載
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