機能とスタイルを融合させたエアロ【DODGE CHALLENGER R】
EDGE CUSTOMS Produced by LUXZ DODGE CHALLENGER R
EDGE CUSTOMS Produced by LUXZ DODGE CHALLENGER R
機能とスタイルを融合させたエアロ、いま見ても少しも陰りを見せない
チャレンジャーのラインナップにワイドボディが加わったのが2018年。だがそれよりも2年も先に、ラグジはワイドボディキットをリリース。世界にその名を知らしめるラグジだが、メーカーの先を行くその製品は、今でもまったく色褪せない。
大量生産品から唯一無二へ、R‐LINEが昇華させる
アメ車の宿命と言うべき、モデルイヤースタイル。毎年のようにグレードの追加や小変更が行なわれ、カラーバリエーションに至っては1年で消えることも珍しくない。ユーザーにとって非常に悩ましく、いつ買えば良いのか正直悩むところ。 それはデビューから10年以上経過し、今なお絶大な人気を誇るチャレンジャーに於いても例外ではない。
2015年モデルから最凶モデルとしてヘルキャットが登場したが、2018年モデルではデーモンが登場。さらにその翌年にはレッドアイが追加され、最初期モデルのヘルキャットオーナーはじくじたる思いを禁じ得ない。

だが、そんなヘルキャットオーナーの溜飲を下げてくれるのが、EDGE CUSTOMSのR-LINEだ。いくら最新モデルがすごくても、それはあくまでも大量生産品。オンリーワンを目指すなら、やはりカスタマイズという手段は欠かせない。だが。せっかくのヘルキャットのイメージを損なうようなカスタムはしたくない。そこでラグジが採り入れたのは、走りを追求したレーシングスタイル。
エアロパーツと一体でボディラインを描くカナードを採用し、スポーティさを超越したレーシーさを表現。ダッジがリリースしたワイドボディモデルと比較しても引けを取らないタイヤサイズを装着しており、むしろチャレンジャーのワイドボディはラグジが本家本元と言ってもおかしくはない。
2016年にR‐LINEが発表されたが、今でも非常に斬新だ。EDGE CUSTOMSは単なるパーツではなく、時代を先取るヘッドライナーなのかも知れない。

サスペンションはAir Forceのエアサスに交換し、実用性を損なわずスタイリングも追求。R-LINEのキットを装着したことで、フロントは275/35ZR20、リアは315/35R20をセット。かなりぶっ飛んだサイズではあるが、ラグジでは定番と言えるサイズ。ボディカラーに合わせ、マットカーボン&ブラッシュドリムのWORK EMOTION CR 3Pを装着する。

チャレンジャーのカスタムに、レーシングスタイルを採り入れる!というコンセプトで誕生した、EDGE CUSTOMS R-LINE。2016年にリリースされたが、5年近く経過してもまったく色褪せて見えない。ある意味、時代を先取りしたスタイルなので、今世の中が追いついて来たと言っても過言ではない。
フロントグリル/前後オーバーフェンダー/前後カナード/サイドスカート/トランクスポイラー/オリジナルサイドデカールの8アイテムから構成されるが、どれか1つ欠けても成立しないほど、完成されたカタチだと言えるだろう。
Thanks:LUXZ【ラグジ】
TEL:058-259-3922HP:https://luxz.jp
Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2021年 1月号掲載
最新記事
2025/11/11
兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに
ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場









