こだわるならフルオーダーゼロから作る鍛造ホイールの魅力

ホイール

アメマガ2021年4月号

鍛造ホイール

HAOU WHEELS

HIGH FORGED


HIGH FORGED

覇王ホイールがホイール業界の新境地を開拓!年々多様化するボトムスの魅せ方に対して、ユーザーが欲するイメージをカタチにすべく展開する完全オーダー制の鍛造ホイールメーカー「HIGH FORGED」。既存のメーカーデザインでは物足りないアナタ!また、誰とも被らないオンリーワンのデザインを欲するアナタ!プレーンな状態からディスクデザイン、リム幅、カラーまでのすべてをオーダーしてイメージをカタチにしてみてはいかが。

個々のニーズに対応可能なホイールブランドを設立

FUEL、アメリカンフォースといった定番人気のホイールメーカーを多数取り扱う鹿児島県の覇王ホイール。テキサスを拠点に独自のネットワークで本国トレンドホイールをいち早く日本へ持ち込み、これまで様々なSUVやフルサイズトラックのカスタムカーのボトムスを彩ってきた。しかし、それはあくまでも過程で畠中氏の目指すところはそこではなかった。

 

定番の人気ホイールメーカーを巧みに履きこなすことはもちろん素晴らしい。しかし誰もが挙って真似をすることは、ある意味本物の個性を見失ってしまうのではないかと懸念。もっと大胆に個性を主張できる、個々のカスタムコンセプトに合わせたホイールを自由に提供、提案したいとの思いで2020年新たなプロジェクトとして立ち上げたブランドが、紹介する「HIGH FORGED」だ。

DSC_4169

その原点は覇王ホイールブランド第一弾の「Amemag」へと通じるものがある。このホイール開発のキッカケが、15インチでしか存在しない往年のホイールデザインをアレンジして、17インチかつディープリムで作って欲しいとの要望から始まった。「ほかにもそんな要望、声があるのではないか? 大手メーカーではできないことを覇王ホイールでできたら面白いのでは?」と完全オーダーメイドホイールの展開を決意。筆者個人的にはKMC・ターミネーターやボイドなど90年代を一世風靡したデザインを、大口径鍛造ホイールでアレンジしてみるのも面白いのでは? とワクワクしている。

 

もちろん誰も履いたことの無い個性的なデザインをゼロから生み出す作業も、他では経験できないオーダーホイールの特権。価格はオーダー内容にもよるが、ブランド鍛造ホイールに比べて2割ほど安く提供できるとのこと。躊躇せずにあなたのイメージをHIGH FORGEDにどんどん投げかけて見てはいかがだろう。

01 プレーンな状態から始めるフルオーダーホイール!

IMG-3029 IMG_6677 Model

セミオーダー式のホイールは予めデザインが用意された上でアレンジを加えていくが、ハイフォージドの場合は完全にまっさらの状態からスタート! まずは大まかな手書きでイメージを伝え、そこから覇王ホイールでサンプルを設計。開口部の細かい角度や段の落とし加減、さらには装着するフェンダーに合わせたリムの出幅まで細かくオーダー可能。

02 装着する車両や強度を加味してマストなデザインを提案

DSC_3753 DSC_3763 DSC_3771

カスタマーと打ち合わせをする際、できる限り希望に沿うデザインを実現しつつ、車両重量や強度の問題をクリアしながらイメージをカタチにしていく姿勢がハイフォージドの魅力。写真はイベント用にあえて半分プレーンな状態を残したデモホイールとなるが、スポークの面積がなくなればなくなるほど軽くなる半面、強度を取るための厚みが必要となる。この辺りまでその筋のプロが提案してくれるのは非常に心強い! またリムエンドには右下の赤いホイールの様に、ピアスボルト風をはじめ様々なアレンジを加えることも可能。

03 お好みのカラーで自在にコーディネイト

IMG_0564 IMG-0133 IMG-0212 IMG-0211

装着する愛車のイメージに合わせてマッチペイントを施したり、差し色的にボトムスへ色を添えたり、リムデザインやオフセットのオーダーのみならずカラーまでオーダーが可能。写真は単色のレッドとなるが、ブラックを縁に塗り分けするツートンカラーや、右写真の様に本国のトレンドを取り入れたリム裏塗装など、どんなカラーアレンジでもカタチにしてくれる!

04 ショップやカークラブのロゴをセンターキャップへ!

DSC_3816DSC_3860

ハイフォージドホイール最大の売りは車両一台分、4本単位で自分だけの鍛造ホイールをオーダーできるところにある。ホイールメーカーとしてのブランド力よりも各々の個性を重要視するため、センターキャップにショップのロゴやカークラブ、チームのロゴを刻印することも大歓迎。豊富なカラーラインナップでイメージカラーに合わせた調色も可能。


8139

THANKS:HAOU WHEELS【覇王ホイール】

TEL:0995-73-8684
HP:http://www.haouwheels.com

HIGH FORGED


■PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger