AZRカスタムはサバイバルにも対応 !?【ハマーH1】

1997 HUMMER H1
EXTREME AMERICAN
1997 HUMMER H1
近頃積極的に、オフ仕様のカスタムを披露するアズールモータリング。今回のH1はその究極スタイル。単なるオフ仕様ではなく、どんな場所でも走り抜くサバイバルモデルだ!
ミリタリーをテーマにオーナーがお任せ依頼
これまでラグジュアリー系カスタムが主流だったアズールモータリング(AZR)だが、JEEPラングラーやグラディエーターを始め、近頃はオフ仕様のカスタムも積極的に行ない、幅広いカスタムを高レベルで行なう「AZRらしさ」を存分に見せつけている。
紹介する97年型ハマー・H1は、そんなAZRのオフ・カスタムを心酔し、オーナーが「ミリタリー」をテーマにお任せで依頼した車両となる。オーバーフェンダーこそ装着していた社外タイプを流用するが、マットグリーンにオールペンし各種ブラックペイント、PREDATORのオフセットシュノーケル・フロントフィルター、ウインチ、ダウンステップ・サイドステップ、LEDライトバーを設置。タイヤはニットー・エクストリームマッドグラップラー(38×15・50R18LT)、ホイールはプロコンプの18インチを履く。圧巻は、リア両サイドから垂直に伸びるワンオフマフラー。これはダミーではなく、しっかりと中間から配管し作られている。オーナーからのお任せとはいえ、既存パーツを取り付けるだけではなく、オーナーがワクワクする個性を盛り込むのも流石の一言だ。
H1の存在自体が特殊なだけに、単なるオフ・カスタムではインパクトが弱いのは明らか。ここまで仕上げるからこそ、H1ならではの「サバイバル的」な魅力が発揮される。店舗に止まるフルカスタム・エスカレードの脇にこのH1が並ぶ光景は違和感タップリだが、これが現在のAZRの多様性カスタムのあり方なのだ。
PREDATORのオフセットシュノーケル・フロントフィルター、ダウンステップ・サイドステップ、フロントウインチ、モータースポーツ LEDライトバーを装着。ボディはマットグリーンにオールペンし、各種ブラックペイントを施す。
オーナーがAZRに持ち込んだ際に装着されていた社外オーバーフェンダーはそのまま流用し、ホイールはプロコンプの18インチ、タイヤはニットー・エクストリーム・マッドグラップラーを組み合わせる。サイズは38×15.50R18LT。ダミーの煙突マフラーもあるが、この車両は中間からパイプ製作した本物のマフラーとなっている。H1ならではの強靭さを見せつけるベンチマークだ。
AZZURRE MOTORING
所在地:愛知県豊明市沓掛町前田2-5TEL:0562-95-1118(アメ車ショールーム)
http://azzurre-motoring.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載
最新記事

2023/09/25
目指すは普段乗りができるシボレーC10のプロストリート!
C10人気が高まる昨今、オリジナル重視の個体はもちろん、パティーナやラット、さらにはビレットホイールを履かせたスタイルなど、多種多様の盛り上がりを見せている。そんな中、度肝を抜く一台を大阪の6ディグリーズで発掘してきた!

2023/09/22
稀少限定色のレインにルビコン392を搭載するモンスター!
1981年まで生産されたCJ以来、40年ぶりにV8エンジンを搭載した「RUBICON 392」。モパーらしさを色濃く感じさせるハイパフォーマンスな走りは、良い意味でラングラーらしからぬ魅力を放つ。

2023/09/21
ひと手間加えて防音・猛暑対策も!たるんだ天井を自らの手で張り替える!
最近、愛車の天井がたるんできた。そんな悩みを持つオーナーは多いのでは?でも張り替えって、お願いすると高いんでしょ? だったら自分でやってみる?生地もネットで買えるし専門工具も不要。やろうと思えば、なんだってできる!

2023/09/20
【ダッジ・チャレンジャーのオーナーを取材!】こだわりの愛車とカーライフを総まとめ
ダッジ・チャレンジャーといえばただの交通手段ではなく、夢と冒険の象徴となる魅惑のクルマ。映画やカルチャー、知人からの影響など、様々な出会いから始まり、カスタムへのこだわりや、ライフスタイル、走行のパワフルさなどいろいろな魅力に沼っていくオーナたち。今回はそんなダッジ・チャレンジャーのオーナーたちのこだわり、魅力をまとめて一挙にご紹介しよう!