ビンテージの魅力あふれる「スクエアボディ」。GMCシエラクラシックの魅力を解説

ピックアップトラック

ビンテージ

シエラ

シエラクラシック2500

アメリカンクラシックス

THE VINTAGE

アメマガ2021年6月号

GMCシエラの中でも人気が高く、スクエアボディがカッコイイ「GMCシエラ・クラシック2500」に密着!今回は状態もカラーもイカしたモデルを取材してきたのでご紹介しよう。

Text & Photos|アメ車MAGAZINE

THE VINTAGE ビンテージアメリカンの魅力


この記事で紹介するGMCシエラの情報

車種        : 1985 GMC Sierra Classic 2500

ショップ:THANKS:AMERICAN CLASSICS
                  TEL:0467-75-2221
                   HP:http://www.american-classics.com

1985 GMC Sierra Classic 2500

1985 GMC Sierra Classic 2500

GMCシエラクラシック 2500は、シボレーC/Kシリーズと姉妹車であり、本国はもちろんのこと、日本でも人気を博すモデル。なかでも第3世代は「スクエアボディ」と表され、歴代でもっとも長く生産された。GMC・シエラもシボレーC/Kシリーズも同じ時を刻んできたモデルだ。

ビンテージのGMCクラシックを扱うお店

内外装ともにキチンと手入れの行き届いたC20

1985 GMC Sierra Classic 2500

今回取り上げるのは1985年モデルのGMCシエラ・クラシック2500。

同車両は「楽しくアメ車に乗る」という明快なコンセプトを掲げ、街の修理屋さんを自負するアメリカンクラシックスが仕入れたばかりのモデルだ。

神奈川県に店を構えるアメリカンクラシックスは、アメ車をメインに、輸入・修理・販売をおこなっており、今回自慢の旧車を紹介してくれる。撮影当日は快晴であったこともあって、ブルー×シルバーのツートンカラーのシルエットが実に映えていた。

【ビンテージGMC】第3世代の「スクエアボディ」は要チェック!

1985 GMC Sierra Classic 2500

日本で高い人気を誇るGMCシエラクラシック 2500

撮影車両は1973年モデルから1991年モデルまでリリースされた第3世代であり、そのシルエットは長方形でまさにカクカクしていることから「スクエアボディ」と表され、本国はもちろんのこと日本でも高い人気を誇っている。

そしてこの第3世代はモデルイヤーによってフェイスデザインが異なり、大別すると5タイプが存在する中で1985年モデルは角目2灯タイプ。
 

スクエアボディと言われるゆえんはこの長方形のフロントマスクとシルエットから呼ばれる様になった。バンパーは前後ともクロームで、ロングベッドのインナーはチッピングコート処理済み。タイヤサイズは235/85R16で、ホワイト&クロームのホイールがボディカラーと絶妙にマッチ。

1985 GMC Sierra Classic 2500

ボディはシングルキャブかつロングベッドで、エンジンは6.2ℓV8デトロイトディーゼルを搭載。ボディカラーは先述したとおりブルー×シルバーのツートンでコーディネイトされており、さらにホイールはリムがホワイト、ディスク面はクロームというコンビネーションもまた爽やかな印象を後押しする。
 

GMCシエラクラシック 2500のインテリア内装

そしてインテリアもブルーを基調とした仕立てはこの年代ならではだ。

インテリアはボディカラーと同じくブルーでまとめられ、メーターパネルはラウンドした作りを採用しながらも、ダッシュパネル全体は平面を基調としてスクエアなボディとの調和を図っている。

モデルイヤーの割にはヤレはなく綺麗な状態を保つ。シートはベンチタイプの3人掛け。素材はモケットで、沈み込むクッション性もこの年代ならでは。
 

GMCシエラクラシック 2500のエンジン

DSC_2366

搭載するエンジンは6.2ℓV8デトロイトディーゼル。トランスミッションは4速ATでストックの状態をキープ。

GMCシエラクラシック 2500のカッコイイ外装もチェック!

GMCシエラクラシックの顔回り

GMCシエラクラシックの荷台・ベッド

GMCシエラクラシックの足回り

【マメ知識】GMCが新型ハマーをラインナップ!

ちなみにGMCはGMの商用車やライトトラックを専門に取り扱うブランドであるが、同ブランドでここ最近話題になっていることと言えば、新型ハマーをラインナップしたことだろう。

ちょっと話がそれたが、GMCシエラはシボレーC/Kシリーズの姉妹車であり、1959年に1960年モデルとしてリリースされた初代モデルからスタートして、1967年モデルから第2世代、1973年モデルから第3世代、1988年モデルから第4世代へと歩み続けたGMを代表するピックアップトラックである。

1999年モデルからはシボレー・シルバラード/GMC・シエラとして再スタートしている。


THANKS:AMERICAN CLASSICS【アメリカンクラシックス】

TEL:0467-75-2221
HP:http://www.american-classics.com
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載

最新記事


2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

2025/10/23

兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】

ステーションワゴン

SUV

リンカーン

クライスラー

25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!

2025/10/21

自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家

HOUSE

家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。

ランキング


2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2023/01/20

発展の可能性を秘めるパシフィカは今後も注目!?

SUV

クライスラー

最先端を走るアズールモータリング・アメリカンショールームだけに、カスタムベースはトレンドモデルと思われがちだが、実は今、在庫車にカスタムされている面白いモデルが販売中だ。それが現行のクライスラー・パシフィカ。オリジナルホイール「SKYフォージド」を履いた、日本で唯一のカスタムモデル!?

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場