30年近く前のモデルだが現代的な走りにアレンジしたGMCシエラ

ピックアップトラック

ビンテージ

GMC

アメマガ2021年7月号

シングルキャブ

THE VINTAGE

東海カーズ

シエラ

愛知

1985 GMC SIERRA

THE VINTAGE


フロントセクションはカーボンボディに変更!軽量化でパフォーマンスを最大限に引き出す

1985 GMC SIERRA

トラックは荷物を運ぶ便利なクルマ。だから走りは二の次三の次…と思う日本人は多い。でもアメリカでは、オフロードだけでなくサーキットを走る競技もあるほどで、カスタムの仕方次第で走りを楽しむことも十分可能。そんな、走ってナンボなシエラを紹介しよう。

30年近く前のモデルだが現代的な走りにアレンジ

日本人の感覚では、ピックアップ=荷物が運べる便利なクルマとか、アウトドアのためのトランスポーター、というイメージが圧倒的に定着している。だが、アメリカのカスタムを見てみると、スポーツトラックというジャンルが定着しており、オフロードレースでもトロフィートラックなど、ピックアップが圧倒的に主流と言える。 そんなイメージを盛り込み「走れるピックアップ」を目指したのが、このGMC・シエラ。ベースは1985年型のシングルキャブで、フロントフェンダーやボンネット、さらには前後バンパーまでワンオフのカーボンパーツに変更。しかも外観だけに留まらず、インナーフェンダーもカーボン化して、徹底した軽量化を実施している。

1985 GMC SIERRA

エンジンはフルカスタムされた383を搭載し、キャブはエーデルブロックのAVS2を組み合わせ、ラジエーターは容量アップ&電動ファン化して信頼性を向上。もちろんビンテージエアーも装着し、快適性でも抜かりはない。

 

さらに足回りを覗いてみると、前後共コイルオーバーの車高調に変更。燃料タンクはスペアタイヤがあった位置に変更し、車高を下げるだけでなく前後の重量バランスも配慮されている。スタイルこそクラシカルだが、現代のクルマと比較しても遜色のない走りを実現。ピックアップでもスポーティに走りたい! そんな人に最適な1台と言えそうだ。

_N6I8925 _N6I8944_N6I8937 _N6I8852

エンジンは383のV8を搭載。今時の電子制御部品は皆無で、スッキリし過ぎにも見えるエンジンルーム。ラジエーターは電動ファン化されており、グリル側にはオイルクーラーやエアコンコンデンサーが見える。外観に気を遣うユーザーは多いが、実はサスペンションを変更したことに伴いインナーフェンダーもカーボンに変更。まさにコダワリだらけの1台と言える。

_N6I8860 _N6I8875_N6I8881

サスペンションは前後共コイルオーバーの車高調に変更。フロントはアーム類も完全に作り直しており、リアも燃料タンクの位置を変更。ブレーキはウィルウッドに変更し、フロントには6ポッドを装着。まさに走る・曲がる・止まるのバランスを考慮した、スポーツトラックと呼ぶのが相応しい内容だ。

_N6I8843 _N6I8833 _N6I8893_N6I8911_N6I8916

ボディラインは極力オリジナルをキープするが、フロント周りはほとんどカーボンに変更。前後バンパーも純正のスチールバンパーとほぼ同じでありながら、ここもワンオフのカーボンに変更。ローダウンを行ない、マフラーはボディを加工して左右ともサイド出しに変更。ベッド部分はチッピング塗装を施し、トラックとしての実用性も向上させる。

_N6I8982_N6I8965

インパネデザインはオリジナル風だが、色や雰囲気はまるで別物。ノーマルのベンチシートにホールド性を求めるのは無意味なので、左右独立タイプのバケットタイプを装着。ドリンクホルダーを兼ねた巨大なアームレストを設置。


THANKS:東海カーズ

TEL:0533-86-8890
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載

最新記事


2026/08/03

リアルを知るからこそ成し得る、本物のカスタムペイント【Hammar】

ショップ

カスタムペインターとして20年以上の経歴を持ち、カスタムシーンの最前線を走るハマーデザインのペインターHammar氏。数々の芸術作品を生み出す根底にあるのは、カスタムペイントのルーツや伝統の歴史を知りリスペクトすること。単身渡米から始まった、Hammar氏のペインターとしての歴史を紐解く。

2026/07/31

【Vシリーズ 初のフル電動SUV】史上最速のキャデラック・リリックVがデビュー!!

SUV

キャデラック

新車インプレッション

New Model Information
CADILLAC LYRIQ-V

2026/07/31

【US NISSAN CAR MEET】USニッサン勢は寒さも何のその!

イベントレポート

2026/07/28

【グローバル】ノーマルからカスタムカーまで、様々なユーザーの要望に応える

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

リンカーン

30年に渡り、熊本のみならず九州のアメ車ファンに魅力的な車両を提供し、支え続けるグローバル。王道から激レアまで、あらゆる車両を取り扱い中だ。

ランキング


2021/05/27

いつかは2人でアメリカンマッスルカー!という思いを遂に実現【チャレンジャー&カマロ】

クーペ

シボレー

ダッジ

2019 CHEVROLET CAMARO SS 1LE
2016 DODGE CHALLENGER SRT392

2026/04/28

【1998 シボレー コルベット コンバーチブル】リトラクタブルの美学を貫いた最後のコルベット

クーペ

シボレー

「個性的なデザイン、高い整備性、手頃な価格」として、90年代のアメ車をプッシュするガレージジョーカー。紹介するコルベットC5も「推し」の一台だ。流麗なボディシルエット、リトラクタブルヘッドライトという伝統を守り続けながら進化したC5は、名作モデルとして語り継がれている。

2021/05/12

オーバーフェンダーにしろ、ノーマルフェンダーにしろ、限界までロワードすることに価値がある

クーペ

ダッジ

フォード

2013 DODGE CHALLENGER R/T
2014 FORD MUSTANG GT

2025/09/11

足利から宇都宮に場所を移したが、変わらずアメ車ファンが押しかけた。【K-Styles × DETERMINATION】

イベントレポート

K-Styles × DETERMINATION
20th Apr 2025
マロニエプラザ