コマーシャルビークルの代表格『GMCグラマンP20』

バン

アメマガ2021年10月号

埼玉県

グラマンP20

Let's Enjoy Van Life!

スカイオート

1995 GMC GRUMMAN P20

Let's Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-


1995 GMC GRUMMAN P20

フォルムはスクエアそのもの、ワークホースに飾りはいらない

アメリカンSUVやピックアップトラックの名手「スカイオート」が、レアな1台を紹介してくれた!GMCグラマン。日本でもよく見かけるようになったデリバリーバンや移動販売車の先駆けだ。

コマーシャルビークルの代表格:グラマンP20

華やかでパワフル、自己主張のカタマリのようなアメ車のイメージだが、こんなクルマはどうだろう?そう、働くクルマ。日本でもよく見かけるようになったデリバリーバンやキッチンカー、移動販売車の先駆け、とも言われる「GMCグラマンP20」だ。

 

ハマーH1やアメリカンSUV&ピックアップなどのスペシャリストとしておなじみの「スカイオート」が、偶然にも下取ったという1台だ。

1995 GMC GRUMMAN P20

フォルムはご覧のとおり、真四角。ただマスクは国内の宅急便仕様(トヨタ製)のデリバリーバンより愛嬌がある。サイズも全長530×全幅208×全高225cmと、2トントラックと同等。思った以上に運転しやすい。ボディもジュラルミンなので、車重2630kgとけっして重くない。

 

パワートレーンは4.3L V8ガソリン+3速コラム式ATで、これも軽々とボディをトランスポートする。空荷の状態ならもちろんだが、500kg程度の積載ならトルクフルに走るだろう(車両総重量は3240kg)。

1995 GMC GRUMMAN P20

ドアは左右の前席用スライドドア、そして両開き式のリヤの3カ所。リヤは広大、かつスクエアな空間で、フロント席からは小さなトビラを経てアクセスできる。リヤにはサイドウインドーや、跳ね上げ式の屋根も設えてある。元はキッチンカーだったのではないか?とのことだ。

 

スカイオートによると移動販売車やグラマンに関する問い合わせも最近、多いとか。起業するにはうってつけの1台かも?

1995 GMC GRUMMAN P20

ボディはジュラルミン製。塗装を剥がして磨いた状態が、この写真の状態。サビの心配もまったくない。フォルムはスクエアそのもの、サイズも2トントラックと同等で、取り回しに困ることはまったくないだろう。

194A0318 194A0307 194A0332 194A0337

シート部分とリヤ部分がきっちりとセパレートされているが、小さなトビラで両部分を行き来できる。シートは固定式が2脚。インパネはシンプルそのもので、トランスミッションはコラム式、もちろん両席はウォークスルー。簡易型だがエアコンも後付けされている。

194A0299 194A0342194A0363

エンジンは4.3L V8ガソリン、車両総重量は3トンオーバーだが、走りはトルクフルで、思った以上に軽快だ。3速ATはコラム式、後輪駆動式となっている。

194A0241

サスペンションはフロント・ダブルウィッシュボーンコイル、リヤ・リーフリジッドというタフな設計。乗車定員は2名、最大積載量は500kgの登録となっていた。タイヤは225/75R16LTというライトトラック用を装着。


SKYAUTO【スカイオート】

TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp
Photo Fumio Koga
Text Yoshinobu Kohsaka
アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

最新記事


2023/03/31

イメージは軽井沢の別荘地ミッドセンチュリーを組み合わせ自然と暮らす家

HOUSE

山に囲まれた小高い丘に建つ平屋建ては、別荘を連想させる。野村さん夫婦が思い描いた住宅と周辺環境のテーマは、大好きな軽井沢とアメリカンモダンデザイン「ミッドセンチュリー」の融合。自然を感じながら、毎日がバケーション!

2023/03/30

大排気量のマッスルカーよりも、唯一無二の存在というべきカスタムカーの方が好きだった

オープン

フォード

クライスラー300を皮切りに、V8 チャレンジャー、そしてこのマスタングと乗り継いできたオーナー氏。誰もが一度は大排気量のマッスルカーに乗りたいと思うが、いざ乗ってみて分かったことは「マッスルよりもカスタムカーが好き」という事実だった。

2023/03/29

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、決意!

SUV

シボレー

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、そう決意した吉田さん。金銭的な問題で初の愛車は国産コンパクトカーにしたが、入社した会社の同期がタホに乗っていることを知り、負けていられないと、夢のアメ車購入へ踏み出した。

2023/03/28

ビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。

ショップ

アメ車に乗っていたら、やっぱりアメリカンカルチャーは否応なしに気になるもの。以前から全国各地のアメリカン雑貨専門店を紹介してきたが、今回はその中でもビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。

ランキング


2021/02/10

【GMC タイフーン】モンスターSUVの異名を誇る、90年代を代表するプレミアムカー!

SUV

1992 GMC TYPHOON

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2023/03/31

イメージは軽井沢の別荘地ミッドセンチュリーを組み合わせ自然と暮らす家

HOUSE

山に囲まれた小高い丘に建つ平屋建ては、別荘を連想させる。野村さん夫婦が思い描いた住宅と周辺環境のテーマは、大好きな軽井沢とアメリカンモダンデザイン「ミッドセンチュリー」の融合。自然を感じながら、毎日がバケーション!

2023/03/29

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、決意!

SUV

シボレー

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、そう決意した吉田さん。金銭的な問題で初の愛車は国産コンパクトカーにしたが、入社した会社の同期がタホに乗っていることを知り、負けていられないと、夢のアメ車購入へ踏み出した。