クアートFABでキャデラックATSを見た瞬間、奥様が一目惚れをして乗り換え
クルマを購入する時、一番重視するのは何か? もちろん欲しいクルマがあるかは当然だが、その次に価格ばかり見てはいないだろうか? でも、結局はお店とお客さんとの信頼関係で、人と人との縁が重要と言える。
スタイリングや個性は重要でも安心感は絶対条件です!
GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-
大きすぎず走りも軽快!しかも経済的で文句ナシ
2013 CADILLAC ATS
アメ車の魅力は様々だが、多くの人が「ボディサイズ」「V8サウンド」などを挙げるだろう。確かに日本車にはない個性が特徴と言えるが、ここ数年アメ車の多くは様々なダウンサイジングが進行中だ。これまでトレイルブレイザーをワイドにカスタムした、なかなか目立つ仕様に乗っていた古村さん。愛車の修理の相談でクアートにメッセージを送りお店に足を運んだが、店頭でこのATSを見た瞬間、奥様の樹里さんが一目惚れをして乗り換えに至ったそうだ。
「当初は乗り換える気持ちはまったくなかったんだよね。どちらかと言うと次もSUVかな?いつかはキャデラックに乗ってみたいけど、その中ならエスカレードかな? とは考えていましたね」と語る古村さん。そもそも人と同じクルマに乗りたくないので、様々なカスタムを施していたそうだ。
そんな古村さんにとって、タマ数が少ないレアなATSは打ってつけだったそうだ。樹里さんも「何と言っても大人っぽくてカッコ良かったのが決め手ですね。後は、私でも不安なく運転できるかなと思ったのも理由です」と話す。
ちなみに中学2年の唯翔(ゆいと)君は「最初は黒いローダウンのプリウスを買ったと聞かされていて、正直イヤだな〜と思っていました(笑)。でも、全然違うクルマだったので安心しました」と、まさに三者三様な反応なのも面白い。
ATSに乗るまでは「キャデラックはもっとフワフワした乗り味だと想像していましたが、乗ってみると非常にスポーティ。排気量からは想像できないほど軽快だし、その上経済性にも優れる。まさに食わず嫌いだったのかな」とも。
古村さんのATSに対する評価はほぼ満点のようだが、「何より信頼できるクアートに出会えたのが良かったですね。クルマを買ってそれで終わりでなく、買ってからも安心してお付き合いできます」と、クアートに対する評価は満点以上。今後はグリルをカスタムしたいと思う古村さんに対し、クアートの酒向社長は「グリルのほかにも、メッキ部分にスモークを掛けたいですね…」と、早くもこの先の展望を思い描いており、今後もこのキャッチボールは続いていくことだろう。
ボディ各部には、クアートのオリジナルパーツを追加して個性を強調する。フロントリップはバンパーとの一体感を重視しつつ、よりアグレッシブな印象を与える。トランクスポイラーは小ぶりだが、やはりマストアイテム。マフラーはフィニッシャー部をATS-VのようにV字型でセットする。
フェンダー部分を美しく処理し、245/30R20を装着。組み合わせるホイールはレクサーニのFIORANOで、まさに威風堂々とした佇まいを実現している。ホイールナットはトゥルースパイクを装着し、アクセントとインパクトを与える。
孝雄さんは、トゥルースパイクのトゲトゲしたところがお気に入り。樹里さんは、とにかくカッコイイスタイリング。唯翔君は豪華な装備と居住性がお気に入り。ちなみに唯翔君は、免許を取ったらビンテージなカマロが欲しいそうで、アメ車好きにDNAはキッチリ継承。
OWNER : Takao Komura
QUARTT FAB【クアートFAB】
TEL:0583-81-9167http://quartt.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2022年7月号掲載
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