本場のリアルさを貫く、オーバーランドスタイル【GIWORKS JAPAN】

ジープ

アウトドア

アメマガ2022年9月号

断然JEEP派

オーバーランドスタイル

GIWORKS JAPAN

アースカラーを多用したお洒落キャンパーや“映えキャン”に屈せず、SNSで見たアメリカやオーストラリアで楽しむコアなオーバーランドスタイルに魅了されて、それを実践する井上さん。GIWORKS公式アンバサダーとしても活躍する本格派の彼からオーバーランディングの魅力を学ぶ。

断然JEEP派


いつでも冒険に駆り出せるアドベンチャービークル!

GIWORKS OUTDOOR GEAR
ROOF TOP TENT / 270 SIDE AWNING

アウトドアブームが定着して数年、ここ最近はいかに楽をしてキャンプを満喫するかといったスタイルも目立ってきた。グランピングなんかは手ぶらで楽しめるってのがウリだし、何よりテントやタープを張ってサイトを設営する手間暇は意外と面倒。これからの熱い季節なんかはそれだけで汗だく。大自然や景色を楽しむ元気すら奪われてしまうのは本末転倒。そんな時短重視の方にお勧めしたいのがオーバーランドスタイル。

ルーフトップを開閉するだけのわずか1分足らずで寝床が完成。さらに新作の270サイドオーニングも風のない日はポール1本で自立可能。その他、ラダーを後方もしくは左右のどちらかにレイアウトして大まかなサイト完成までに要する時間は5分程度だ。即席でちょっと休憩していこうかなって時でも、これだけ時短できれば展開したくもなる。これがオーバーランドスタイルの魅力なのだ。

 

オートキャンプ場などの整備された場所以外でも、例えば河原や山の中、海岸沿いなど、ペグ打ち不要なので場所を選ばず即展開できる。それでいてカッコイイ。また、このGIWORKSはトップ部分が頑丈なアルミニウム合金でできていて、ルーフラックやキャリアの設置も可能。井上さんの様にラゲッジ部分をDIYアレンジして道具を効率的に収納すれば、サップやカヤック、スノーボードやサーフィンといったアクティブスポーツギアだって+αの積載力で補えてしまう。アウトドアの枠を超えて冒険を楽しむアドベンチャービークルは、今もっともホットでクールなスタイルだ。

ベース車両はJKラングラーのルビコン。アメリカのアクティビション社から発売されるゲーム「コールオブデューティ」とのコラボでリリースされた特別仕様の限定モデル。セミグロスブラックの17インチを装備。わずか60台限定販売という超レアな代物だ。

スライドで整理整頓しつつそのまま調理台としても使えるドロワーキットは本国の既製品を元にDIYで試作。井上さんのキャンプギアがピッタリ収まるように設計されているのでジャストフィット。ゲート内側部分も可倒式で棚として使える様に、ゲート部分一つとっても工夫を凝らしているのが分かる。さり気なく吊るされた消火器のレイアウトもオシャレ!

モールシステムの導入でシステムポーチをかけたり、ランタンをかけたり、オーニングを展開した際の小物掛けとして便利。背面タイヤ部分にも専用バックを常備して備品の整理整頓は抜かりなし。Tailgater のタイヤテーブルは見た瞬間一目惚れ! タイヤにかけるだけで即席テーブルとしてはもちろん、網目なのでウォータージャグやクーラーボックスの置場としても有効。

ROOF TOP TENT

グランピング&キャンプ専門のGIWORKSは香港を拠点とする国際企業ガリレオイチローデコーデが展開しているもので、日本ではジムケンタックが日本総代理店GIWORKS JAPANとして販売を行っている。最大の特徴は3WAY の間口のほか、トップ部分の高純度アルミニウム合金で、畳んだ時の薄さも去ることながら、その上にラックを乗せて積載も可能なことだ。

270 SIDE AWNING

ここ最近人気のオーニングはサイド部分+リアゲートまでをカバーする270 度展開。フレームが頑丈なので強風じゃなければポール一本でも充分。黒ベースのモノトーン基調にこだわる井上さんにとって、GIWORKSのアイテムは黒基調なので、スタイルにバチっとハマるとご満悦!


GIWORKS JAPAN

TEL:072-959-4188
HP:https://www.giwork-s.com/


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年9月号掲載


関連記事

RELATED


普段乗りも快適な本格派4×4!JLラングラー1台あれば旧車道楽も安心

コルベットC3と共に登場してくれているERIさん。実は旦那さんと共にハーレーやビンテージカーを複数台所有するマニア。そんな夫婦が唯一気負いせず、気楽に乗ってどこへでも走らせるメインシューズがJLラングラーだ。

お客さんが乗ってきた、ワゴニアに一目惚れ♡

トレンドに左右されることなく、常に一部マニアの中で憧れの名車として語り継がれるワゴニア。ほかのアメ車にはない固有の魅力にハマり、虜となったNacoさんが嗜む自然体のワゴニアンライフとは!?

求める性能やスタイルに合わせ、最適なカスタムメニューを提案する【TAKE-OFF】

カスタムだけでなく、国内をはじめ北米大陸やグアム島のオフロードレースに長年参加し、本場アメリカのオフロード文化を体験する中でジープの独自性を経験したテイクオフ。ゆえにラングラーのカスタムは得意中の得意で、多種多様なスタイルを提案中だ。

ラングラーユーザーの思いを具現化する1台をヒルトップが仕上げた。

タフなイメージのするアメ車といえば、ラングラー以外にもピックアップトラックなど、数多くのモデルがある。しかし、どんな悪路をもいとわず駆け抜けるラングラーこそタフさが問われる。ストックのままでも高いポテンシャルを秘めるが、さらなる高みを求め強靭なシルエットを創造。

構想10年の大改造!15インチボディフレームストレッチ【TJ ラングラー】

オフロードの難関コースに挑むため、徐々に愛車TJラングラーの装備を充実させていった鶴山さん。しかしそれでもクリアできないコースと遭遇し、思いついたのが、何とホイールベースの拡張だ。構想10年作業期間2年という大プロジェクトを経て、遂に15インチボディ&フレームストレッチが完成した。

 

最新記事


2024/05/02

アメ車だから可能にした重量級洗車装置の積載【E350ステーキベッドトラック】

バン

フォード

田中式洗車法と呼ぶ純水を使った特別な洗車法。移動洗車車両として使うには様々な装置を積載するため、その重さは重量級。日本のトラックでは重さに耐える車両がなく、本国から輸入したのがフォード・E350・ステーキベッドトラックだ。

2024/05/01

見た瞬間に一目ぼれ、将来住む住宅はジェネラルに決めた!

HOUSE

結婚したら一軒家に住む。漠然とそんな思いを持っていたオーナーさんは、先輩が建てた住宅のオープンハウスに行き、その住宅デザインに衝撃を受ける。「マジでカッコイイ!俺もこんな家に住みたい!」。それがジェネラルアメリカンホームとの出会いだった。

2024/04/30

本場のUSAカスタムが楽しめる大口径MTタイヤが日本上陸

タイヤ

アメリカの空気感を味わいたいからアメ車に乗る。できれば本国で走っているようなカスタムを楽しみたい。ホイールは手に入るけど、タイヤまでは難しい…。そんな悩みを抱くオーナーのために、覇王ホイールがFURY TIRESの販売を開始した!

2024/04/29

ビンテージだけど速いアメ車、それがこのクルマの魅力です!【シェベルマリブ】

セダン

シボレー

免許を取って最初に乗ったのは、FDのRX-7。でも父親がC-1500に乗ったことでアメ車に引き込まれ、自らもC-1500→エスカレードを乗り継ぐオーナーさん。そんな彼が次に選んだのが、シェベル・マリブだった。

ランキング


2024/04/30

本場のUSAカスタムが楽しめる大口径MTタイヤが日本上陸

タイヤ

アメリカの空気感を味わいたいからアメ車に乗る。できれば本国で走っているようなカスタムを楽しみたい。ホイールは手に入るけど、タイヤまでは難しい…。そんな悩みを抱くオーナーのために、覇王ホイールがFURY TIRESの販売を開始した!

2024/05/01

見た瞬間に一目ぼれ、将来住む住宅はジェネラルに決めた!

HOUSE

結婚したら一軒家に住む。漠然とそんな思いを持っていたオーナーさんは、先輩が建てた住宅のオープンハウスに行き、その住宅デザインに衝撃を受ける。「マジでカッコイイ!俺もこんな家に住みたい!」。それがジェネラルアメリカンホームとの出会いだった。

2021/06/11

史上初の200mph超えを果たした伝説の「快鳥」【プリマス・スーパーバード】

クーペ

ビンテージ

プリマス

1970 PLYMOUTH SUPERBIRD

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger