ラングラーユーザーの思いを具現化する1台をヒルトップが仕上げた。

タフなイメージのするアメ車といえば、ラングラー以外にもピックアップトラックなど、数多くのモデルがある。しかし、どんな悪路をもいとわず駆け抜けるラングラーこそタフさが問われる。ストックのままでも高いポテンシャルを秘めるが、さらなる高みを求め強靭なシルエットを創造。
“タフでなければ生きていけない”名台詞のごときハードな装い
断然JEEP派
褐色の大地を駆ける逞しい仕上がり
2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SPORT
ここに取り上げるラングラーを製作したのは、東京都八王子に店舗を構える「ヒルトップ」。国籍を問わず、四駆であればどんなクルマをも逞しきフォルムへと造り上げることに定評がある。代表の木村氏とは長年の付き合いで、姉妹誌の取材ではお世話になっているのだが、本誌では今回初めて取り上げることとなった次第。
今や人気実力ともにマーケットで高く支持されているラングラーだが、そのままでは画一的で物足りなさを感じている人も少なくない。やはり四駆モデルとしての硬派な部分を強く押し出したくなるのが心情だろう。そんなラングラーユーザーの思いを具現化する1台をヒルトップが仕上げた。
スポーツグレードをベースに、そのボディには屈強なボディパーツを纏わせる。ファブフォースのスチール製ウインチバンパーにオーバーフェンダー、さらにルーフ前方部にはKCのLEDライトを8灯装備して、逞しさに抜かりなしといったフォルム。
そして、このスタイルを形成する一番の肝は足回り。ヒルトップでは主にオリジナルセッティングを施したKINGやICONのサスペンションキットを用いることが多いが、今回はJKSのキットを用いてハイト化。これにより40インチ外径タイヤの装着を可能とし、ボディと足回りの両面から硬派に仕上げられていることが見て取れる。


フロントバンパーはオーバーフェンダーと統一してFAB FOURS のLIFESTYLE WINCH BUMPERを装着するとともに、ルーフにはKCの8灯LEDライトバーを装着。リアにはエルフォードのスムージングパネルキットをあしらいスッキリとした装いに。




サスペンションはJKS MANUFACTURING のリフトアップキットをインストールしてハイト化。フロント&リアガスショックはFOX 2. 0パフォーマンスシリーズが組み合わされ、あらゆる地形で優れた乗り心地を実現するように設計されているのが特長。


ノーマルフェンダーでも40インチ外径タイヤを容易にかわすことができるが、FAB FOURSのLIGHT FENDER SYSTEM&MODULAR REAR FENDER SYSTEMを組み合わせることで強靭さをプラスする。
タイヤはYOKOHAMA・GEOLANDAR X-MT(40×13.50R17LT)。これに組み合わせたホイールはICON Alloys・COMPRESSION(17×8.5J)。
HILL TOP【ヒルトップ】
TEL:042-646-8868
https://www.4x4hilltop.com/
PHOTO&TEXT:編集部
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