クライスラー・300Cをフェイスチェンジ、誰もがひれ伏す超高級車のエッセンス

セダン

クライスラー

アメマガ2022年10月号

300C

ガレージジョーカー

千葉県

今こそ狙うは「セダン」

フェイスリフト

フェイスチェンジカスタムを次々進めるガレージジョーカーが、300Cをベースにイングリッシュフェイス化。超高級車を連想させるデザインを取り入れたことにより、街を走れば誰もがひれ伏すスタイルへ生まれ変わった。

今こそ狙うは「セダン」


フェイスチェンジで激変する代表作

2005 CHRYSLER 300C

ダッジ・マグナムをベースにするチャージャーフェイスに始まり、ガレージジョーカーでは今、フェイスチェンジがトレンドカスタムになっている。現在ファクトリーでは次なる計画として、チャージャーorマグナムをベースにチャレンジャーフェイスにする準備も進む。

そんなビッグプロジェクトの傍ら、突然製作が始まり完成させたのが、05年型クライスラー・300Cのイングリッシュフェイスだ。イングリッシュフェイスと言われても余りピンとくる読者はいないだろうが、どことなくイギリスを代表する「あの高級車」を連想させるデザインが大きな特徴。

そのクルマと比較するとボディサイズ的にコンパクトな印象にはなるが、見た目から受ける高級感はアメ車にはない雰囲気を放つ。変更には対応するフェンダー、ボンネットの交換が必要だが、チャージャーフェイスでフェンダー加工をやり遂げるガレージジョーカーにとっては朝飯前。車体にボリュームを与えるためリアスポイラーにゼノンを組み、トランクスポイラーも追加。車高調により若干のローダウンし、ホイールはボディマッチペイントをアクセントにするドルチェの20インチ。モール類もメッキ化されている。

スタイル的には当然好みもあるだろうが、これもまたフェイスチェンジの楽しみ方だ。

イングリッシュフェイスキットは最近出たパーツではなく、数年前から存在するキット。グリルバンパーに加え、フェンダー、ボンネットも交換となるがボディ加工は不要。ホイールはアイスバニラのボディカラーとマッチペイントしたドルチェの20 インチを装着。車高調によりローダウンもされている。写真にはないが、エンジンルーム・トランクにタワーバーも装着済。

フロントにボリュームが増したため、ゼノンリアスポイラー、トランクスポイラーを組みリアのボリュームをアップ。モール類はメッキに交換して、よりスタイリッシュに仕上げた。マフラーは社外。


Thanks:GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-25-7740
https://www.garage-joker.com/


PHOTO&TEXT:相馬一丈

アメ車マガジン 2022年10月号掲載


関連記事

RELATED


戦闘力は爆上がりマットネイビーにオールペンした300C

特別なクルマとして再評価されている300C・SRT8を、アメリカ軍艦仕様としてマットネイビーにオールペンしたガレージジョーカー。見るからに過激さが増し、SRT8のパフォーマンスを最大限に表している。

本物の錆を着こなす。【ダッジ ダート】

1960年に登場したダッジ・ダート。千葉県のガレージジョーカーには第3世代の65年型が在庫しているが、注目は車両の稀少性と共に、ボディ全体に広がる本物の錆。錆もまた大きな個性となる。

ストリート性能を損なうことなく、バランスを考慮したカスタム【2012 クライスラー300C】

かつてはX5など、各地のカスタムカーイベントであまたのアワードを手に入れてきたオートサービスJUN。だが代表の窪山さんが最近目指しているのは「やり過ぎないカスタム」だと言う。まさにその言葉を体現したのが、この300Cだ。

名門HURSTとのスペシャルパッケージ による激レアなコレクタブルな300H!

最大級のフルサイズ2ドアという究極のラグジュアリーカーにしてマッシブなTNT440 を搭載したマッスルパッケージ!しかも名門HURSTとのスペシャルパッケージによる激レアなコレクタブルな300H!

3rdトランザム、C3と乗り継ぎ、ジェントルなセダンという選択肢【キャデラックCTS】

キャデラックは成功者の証。本国では昔からそう言い伝えられてきた。しかし、日本ではこれが必ずしも当てはまらない。乗りたいアメ車も一通り経験した玄人が、そろそろ落ち着こうかな。そんな感覚で選ぶのがCTS だったりする。

 

最新記事


2025/11/13

とにかく走って走って走るのみのイベント【GraceCab Touring】

イベントレポート

GraceCab Touring

2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

ランキング


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2022/06/15

日本でキャデラック・セビルの名が大きく知れ渡ったのが、92年モデルの第4世代

セダン

キャデラック

1992y CADILLAC SEVILLE STS