アメ車(シボレーC1500)でサーフィン行かないです、潮風に晒して錆びるのが嫌なんで!

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アメマガ2022年10月号

C1500

THE AMERICAN TRUCK & SUV

初めて自分のお金で買った愛車C1500。てっきりサーフィンに夢中の彼が、その足として選んだのかと思えば、話を聞くと「波乗りはハイエース!」と断言。その真意を訪ねると生粋のクルマ好きであることが判明。

THE AMERICAN TRUCK & SUV


“乗りながら学ぶ” これは波乗りもアメ車も共通!

1995 CHEVROLET C-1500

20代前半の若さで、生まれる以前のアメ車を人生初の愛車として迎え入れたサーファーのせきとさん。サーファーの父と物心ついた頃から海に通いつめ、サーフィンはライフスタイルの中心軸として大人になった現在はプロを目指して奮闘中。コロナ以前は母親も一緒に家族で海に出掛けることが多かったが、ここ数年は父親と愛犬のララちゃん(♀)でハイエースに乗って波を求めて全国を駆け回っており、つい先日の台風時には千葉県まで頭オーバーサイズを追い求めてクルマを走らせたほどだ。

そんな彼がアメ車に興味を持ちだしたのは、今回ロケ地として場所を提供してくれたコーラルキッチンのmasaさんの影響。彼がタンドラに乗っていたで、フルサイズトラックを身近に感じたとのこと。実はここ西宮浜、コーラルパークはボートサーフィンやウェイクボードのメッカ。大阪近郊で波が上がる確率はかなり低く、限られた時間で効率的に練習するにはボートサーフィンがマスト。

 

波の無い日でもサーフィンができる場所とあって、せきとさんが通い詰めるホームグランドでもある。そこのmasaさんと親しくなって「90年代のC1500が欲しいんです!」と相談した際、アメ車乗りが集うハンバーガーショップ「スターキーズ」へと繋いでもらい、そこからアメ車専門店の老舗ブルーリバーへ辿り着いた。ブルーリバーの山倉氏と言えばサーフボードをコレクションするほどのサーファー。そこで意気投合して購入したのがこのC1500。

当初は少し大きめのホイールに低扁平タイヤが装着されていたが、彼なりにリサーチする中でアメリカンレーシングのトルクトラスト15インチにホワイトリボンタイヤの組み合わせが一番かっこいいとフェンダーギリギリのマッチングでオーダー。ビレットグリルを脱ぎ去って純正然としたフロントマスクに戻したのも、彼のイメージする90年代のクールなC1500からなるものだ。さらに調べていくとボーテックとTBIの2パターンエンジンが存在することを知り、愛車はインパネは後期モデルだけどエンジンは94年型までのTBIだったことを知って、より一層愛着が湧いたと言う。

 

フルサイズトラックのベッドにサーフボードを積んで海へ。そんなシーンがカッコイイのは百も承知。だけど艶もあって錆びのない極上のC1500を潮風に晒したくないからと、海へ乗りつけることを控えている。クルマ道楽はまた別物としてとらえている辺りが、生粋のクルマ好きを物語る。

 

また、最近は専らアメ車専門誌やSNSでもそればかりに目が行く様になり、最近は50年代のベルエアや60年代初頭のインパラにも興味津々。良い波に乗れば乗るほどにサーフィンが上手くなるのと同様に、良いアメ車に乗ることで、さらにディープな世界へ足を踏み入れたくなる。彼が最初に選んだ95モデルのC1500は間違いなく“当たり”のクルマだったと言えるだろう。

TBIの最終モデルである事実は購入後に知ったが、昔のアメ車らしいフィーリングや音を好む彼だけにこれは嬉しい誤算。購入して2年が経過するが大きなトラブルは皆無。グッドコンディションをキープしている。

5スポークのトルクトラスト15インチにホワイトリボンの組み合わせが一番しっくりくるとお気に入りのボトムス。ハイドロのスイッチの様なビレットボウタイ部分のトグルスイッチはサンキューホーンのスイッチ。ビレットのホーンボタンが上手く押せずに音が出なかったり、強く押しすぎてホーンが鳴りっぱなしになったりといった苦い経験とも、これでおさらばだ。

サーファーらしいブランケットのシートカバーではあるが、波乗り対策ではなくてモケットシートの保護が目的。ビレットステアリング& シフター、ダッシュマットと当時らしいアイテムを取り入れつつも激しいカスタムは控えたクリーンなインテリア。

海へ行くときは父と愛犬のララちゃんがいつも一緒。ちなみにシートにカバーをかけているのは、飲食しながら運転している時にこぼして汚さない様にとの配慮から。こうした姿勢からもクルマへの愛の深さが窺える。

基本はハイエースがサーフィンの足だと正直に答えてくれた彼。それでも特別な時に数回はC1500で海へ行ったこともあるらしい。リアゲートに腰を掛けてワックスをかけるとヤッパリ絵になる!トノカバーが付いていればNYU SURFBORDでオーダーした大切な板の防犯対策もバッチリなのに…でもハイエースには敵わないよね。最強の波乗り車はやっぱりハイエースだ。映えるのはコッチだけど!

チャンネル登録者数3.18 万人、817本の動画をアップするユーチューブチャンネルは「せきとくん」で検索するとヒットする。

本気でプロを目指す彼のライディングはストイックでスピード感がヤバい。移動中のトークでは、天然でほっこりするシーンも。

OWNER'S FILE:SEKITO


Special Thanks:CORAL PARK
www.coral-park.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年10月号掲載


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