扱いやすさが大きな魅力、今脚光を浴びるエクスプローラースポーツトラック

2006年に登場し、07年から日本でも販売されたフォード・エクスプローラー・スポーツトラック。11年型がラストモデルと短命だったが、日本でもピックアップトラックの存在が大きくなる今、扱いやすいボディサイズとして注目を浴びている。
THE AMERICAN TRUCK & SUV
スポーツトラックは日本一の在庫数を誇る!?
2008 FORD EXPLORER SPORT TRAC XLT
埼玉県三郷市にあるバーキンは、創業10数年の車両販売に始まり、様々な事業展開を行なっている。店舗に並べる車両のメインはアメ車で、中でもフォード車を積極的に扱っていく予定だと言う。今回は、続々と仕入れているフォードモデルから、「日本一の在庫数」と語るエクスプローラー・スポーツトラックに注目する。
スポーツトラックは、名前の通りエクスプローラーがベースで、SUVとピックアップトラックが融合したモデルとして00年に登場。撮影モデルの08年型はモデルチェンジ(06年)した2世代目で、エクスプローラーでいえば第4世代がベースとなる。エンジンも共通で4.0ℓV6が標準で、基本装備も同じ。全長はスポーツトラックがやや大きい程度。ボディサイズは現状ライバルのタンドラより小さく、ハイラックスと同等の全長とあって、キャンプなどアウトドアを楽しむユーザーから問い合わせも増加しているようだ。
スポーツトラックは日本一の在庫数と語るように、グレード違い、ノーマル、カスタムモデルなど豊富に並ぶので、検討するなら最適の場所なのは言うまでもない。
ボディサイズは全長5370×全幅1870×全高1840mm。エクスプローラーと比べ、425mmフレーム延長することによりホイールベースは3315mmへと延伸されている。
ベッドは耐腐食性と軽量化を実現し、ベッドスペースは1280×1415×555mmとなる。二分割ハードトノカバー標準装備。
搭載するエンジンはエクスプローラーと共通の4.0ℓV6。最高出力213hp、最大トルク35.1kg-mを発揮する。
装着するホイールはワークの17インチ。タイヤはモンスター・マッドウォーリアの265/70/17。




日本国内仕様は左ハンドルで、ベースグレードのXLTはモケット素材シート。上級リミテッドになると、レザーシート、ヒートシーター、オートエアコン、サンルーフ、電動バックガラス機能が付く。5速ATのフルタイム4WDで、4×4 HIGH、4×4 LOWの切り替えがセンターパネルのスイッチで可能。


スポーツトラックの最終年型である、国内20台限定の2011年型VICENNIAL EDITION。上級グレードのリミテッドがベースとなり、4.6ℓV8エンジン搭載、ブラックレザーシート、ドアミラー・サイドステップ・ルーフレールにメッキが施されているのが特徴だ。標準では18インチホイールだが社外22インチを装着し、ワンオフマフラーに変更済。
VIRKIN【バーキン】
TEL:048-971-9550
HP:https://virkin.jp/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年10月号掲載
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