【F150ラプター】オフロードは無敵オンロードも快適走行を実現

オフロード・ハイパフォーマンスモデルとして2010年に登場したフォード・F150ラプター。2017年にモデルチェンジした第二世代は、軽量化やV6エコブースト搭載など大幅に改良。CAR3219には、そんな第二世代の2020年型が販売中だ。
初代と比べて軽量化&馬力向上
2020 FORD F150 RAPTOR
セダン、SUV、そしてトラックにまでスーパーチャージャーなどを搭載して、モンスターモデルを生み出すアメ車。世界で最も売れているF150にもそんなモンスタートラックが存在し、それが2010年に登場した、砂漠を走るバハレースを想定したパフォーマンスモデルのフォード・F150ラプターだ。
CAR3219で撮影した20年型F150ラプターは、17年にモデルチェンジした第二世代(21年に第三世代へとモデルチェンジがされている)。第二世代は、10AT、専用開発のFOX RACING製ハイパフォーマンスショックアブソーバーをアップグレード、アルミ素材ボディで軽量化など、前モデルから大幅に進化を遂げているが、大きなトピックはV8からV6エコブーストになったエンジンだろう。容量的にはダウングレードではあるが、馬力は前モデルよりも向上(450hp)し、軽量化も相まってかなり軽快な走りを見せてくれる。
オフロードに特化したモデルとなれば、オンロードを犠牲にしていると思われるが、オンロードでもハイパフォーマンスショックアブソーバーは有効かつ実用的で、高速クルーズはかなり快適。大柄なボディに最初は苦戦するかもしれないが、360度カメラがサポートしてくれるので、店舗に足を運び実際に動かして見て欲しい。
6.2ℓ V8を搭載していた初代から、第二世代(2018~2020)では3.5ℓ V6エコブーストに変更されたが、馬力は411→450hpに向上。そこに新開発の10ATが組み合わされる。大型なボディだが、アルミ素材ボディにより軽量化されたことも影響し、走行性能が格段にアップしたのが第二世代となる。


ラプター専用に開発された、FOX RACING製ハイパフォーマンスショックアブソーバーを、第二世代では更にアップグレード。オンロードでも乗り心地は抜群だ。
ホイールは純正の17インチ。タイヤは、オフロードからオンロードまで対応するBFグットリッチ・オールテレーンT/A KO2(315/70/17)。


基本的に同世代のF150と同デザインとなるが、細かい部分の質感や装飾に違いがある。4WDモードは2H(2WD)、4A(4WD オート)、4H(4WD High)、4L(4WD Low)の4種類。


シートはもちろんインテリアには傷などももなく新車同然。2列目はトラックとは思えない程、足元に余裕がある。
CAR3219 上尾TOWER POWERED BY SMILELAND【カーミニーク上尾タワー】
所在地:埼玉県上尾市上238-1
TEL:048-771-3219
URL:https://www.smileland.co.jp


広大な敷地には厳選された高品質のアメ車・欧州車がズラリと並ぶ。中でもアメ車はJL ラングラーのラインナップが豊富で、ノーマルからカスタムモデルまで様々なタイプが並んでいる。
Photo&Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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