小回りが効いて、荷物もガンガン積める最高の足車【1995 シボレーS-10】
以前誌面に登場したK5サバーバンに乗るリヒトくん。彼の母親であるMikiさんもは1995年型S-10オーナー。親の影響を受けて子供もアメ車に乗るって話は良く聞くけど、その逆を行く彼女のS10ライフとは!?
A LIFE WITH S-10
息子が購入したアメ車に魅了されて、ワタシも乗る♡と決意!
1995 CHEVROLET S-10
ブラックに見えて濃い目のブラウンカラーに、内装をウッドでDIY製作したK5サバーバンオーナーのリヒトくん。本誌に登場した時よりもリア側の車高を落として着々と自分色に染めていく姿勢は若きオーナーの鏡。ちなみに隣にいるのは新婚ホヤホヤの奥様。
しかも、ここで仲間たちと式を挙げた思い入れの深い場所とあって、同じ場所で母親のS-10も撮影することとなった。ちなみに彼の妻は現在B2200の左ハンドル、ハイドロ付きの車両に乗っていて、 こちらのページで紹介した ミントグリーンのS-10オーナーである先輩の中岡夫婦と同じく、夫婦の会話の中心は専らトラッキンカスタムだ(笑)。
その母親がこのS-10オーナーというから二世代纏めてドップリと沼にハマっていると言っても過言ではない。実はMikiさん、リヒトさんがチョッパーカスタムのハーレーにハマっている時も、タンデムして一緒にツーリングに出かける程の強者で、今回も何度かサバーバンに乗せてもらう内に「ワタシも乗ろうかな♡」と決意。
中岡氏に相談したところ、ちょうど手頃なサイズ感の良い個体がある! とこのS-10を披露。そこまでアメ車に詳しくない彼女は、これが萌さんのS-10と同年式、同車種であることも良く分からなかったが、ベンチシートに娘+αで3人座れて大きな荷台に荷物をたくさん積めて、国道から逸れると狭い道も多い和歌山の道をスイスイ走れるサイズ感とメリットしかないと絶賛して即決。
このクルマで娘の送迎や買い物はもちろん、断捨離や引っ越しする知人、友人のお手伝いまで軽快なフットワークで助っ人に向かうことも多いらしい。カスタムやメンテナンスは息子や中岡氏に任せつつ、軽トラ感覚で乗りこなす姿が粋な彼女のS-10ライフは、本国郊外で見る現地の母みたいでリアルに乗りこなす感が格好いい!
95年モデルだけど98年以降のフェイスへスワップされたフロントマスク。実はボンネットをソノマ用へ変更するなど、純正然としながらもマニア心擽るこだわりを持つ。
バンパーレスのロールパンにゲートスムージングされたリアベッド部分は、知人の不用品処分や引っ越しの手伝いでしっかりトラックとして大活躍。
インテリアはRECARAのステアリング換装とホーンボタンをスイッチ式に変更した程度で95年型のオリジナルインテリア。娘を真ん中に乗せれば大人2+子供の3人乗車も余裕だ。
OWNER'S FILE : Miki & Shion
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
最新記事
2024/04/27
目指す方向性やスタイルは様々そのベストを尽くす!【ジェットシティ】
SEMAに出展したマスタングをキッカケに、日本国内はもちろん世界各国からも熱い視線を浴びる様になった広島県のジェットシティ。「高嶺の花? 敷居が高い!?」そんな声も年々増加してきた昨今だからこそ、気になる本音を徹底リポート!
2024/04/26
ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】
「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に
2024/04/25
LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー
チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。
2024/04/24
17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現
PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!