稀少限定色のレインにルビコン392を搭載するモンスター!
1981年まで生産されたCJ以来、40年ぶりにV8エンジンを搭載した「RUBICON 392」。モパーらしさを色濃く感じさせるハイパフォーマンスな走りは、良い意味でラングラーらしからぬ魅力を放つ。
ジープとなら人生はもっと愉しい
見た目はジープでも中身はSRT!そのギャップが刺激的!
2023 JEEP WRANGLER UNLIMITED RUBICON 392
6.4ℓV8搭載のラングラーとして人気を博すルビコン392。CJ以来40年ぶりのV8搭載モデルとあって、ダウンサイジングエンジンに魅力を感じないアメ車=V8主義のオーナーたちにとってみれば、待望のモデルがリリースされた。おまけにそのボディカラーが希少価値の高いプラムクレイジーを思わせる“レイン”であることも非常に魅力的だ。
エンジンを始動した瞬間に奏でる図太いエギゾーストサウンドは、チャレンジャーSRTそのもので、ラングラールビコンのコックピットに座ってその音を聞くことに違和感すら感じてしまうほど。ちなみにエギゾーストサウンドはボタンひとつでサイレントモードへ変更が可能となっているため、自宅周辺や夜間、早朝などジェントルに乗りこなしたいオーナーへの配慮も抜かりない。
392の証として取り入れられたブロンズの縁取りを持つRUBICONのデカールや392のエンブレム、そして専用刺繍があしらわれたレザーインテリアがもたらす特別感は、まさにキング・オブ・ラングラーとしての存在感が際立っている。
470hpのハイパフォーマンスに組み合わさるトルクフライト8HP75の8速AT。そしてアルミ製モノチューブのFOX製ダンパーによるシルキーライドに解放感をハイインパクトカラーのレインで乗りこなす。これぞ現行ラングラーの最高峰と呼ぶに相応しい。プレミアムなラングラーをお探しの方にぜひオススメしたい個体だ。
6.4ℓV8 HEMIエンジン搭載するルビコン392。最大出力470hp、最大トルク62.2kg-mを発揮し、0~60マイル加速は4.5秒、1/4マイルは13秒。ラムトラックと同型の高トルク対応の8ATに変更され、パドルシフト付きのスポーツステアリングを採用。トランスファは通常のルビコンとは異なるフルタイム式のセレクトラック4WDとなり、ファイナル比も高めの設定だ。
通常のルビコンは赤い差し色が取り入れられるが、392のアクセントカラーはゴールド。中でもレインの様な色の個性が強いボディカラーとゴールドのカラーバランスは、視覚的にも特別感が際立つ。
可変バルブ式でV8 サウンドの魅力をフルに堪能。状況に応じてボタン一つで音量を控えめにできるジェントルな配慮もまた魅力。目をつむってその音を聞けばチャレンジャーSRTそのもの。
470hpをパドルシフト付きの8速ATで操る392。それ相応の足へのアップデートとしてFOX製ショックアブソーバーを採用。純正ビードロックの専用17インチホイールも魅力的。
ルビコンのレザーシートは通常オプションとなるが、ルビコン392ではカスタムステッチ&ロゴ入りで標準装備。ラングラー初となるパドルシフト付きスポーツステアリングの刺繍部分までゴールドカラーで統一している点も特筆物。また、通常ルビコンのダッシュパネルはレッドだが、ルビコン392はツヤ有りのグレーが採用される。
AXENT GARAGE【アクセントガレージ】
TEL:06-6991-9006
HP:https://www.alinks.jp/
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年10月号掲載
最新記事
2025/01/24
【ティートップ】ビンテージだけでなくネオマッスルも販売中!
2003年の創業以来、20年以上に渡りアメ車や逆輸入車を専門に取り扱うT-TOP。とくにビンテージのアメ車を得意としてきたが、近年は2000年〜2010年代のアメ車の買い取りも積極的に行なっているそうだ。
2025/01/23
【LANDFOOT XFG】昔ながらの鉄チン風スタイルをラングラーのボトムスに!
本格派ヨンクであるラングラーには数多くのホイールが投入されているが、トピー実業のLANDFOOT XFGはクラシカルな装いをラングラーのボトムスに提供してくれる。
2025/01/22
ラングラーのフォルムを崩さないプライベート空間、ポップアップテントの新提案【トリップトップ】
こんなポップアップテントが欲しかった! アウトドアのプロフェッショナルのRVランドコンセプトが開発販売するトリップトップは、誰もが気軽に簡単にキャンプができることを考えたポップアップテントの新提案!
2025/01/21
【K-Styles vol.3】回を重ねるごとにエントリーが増え、会場はアメ車で埋め尽くされた!
今回で3回目となる「K-Styles Ashikaga American car MT」。晴天にも恵まれて、会場には300台のアメ車がひしめいており、アメ車ファンにはたまらない1日となった。