300万円台で手が届く、4ドアラングラーの理想形

SUV

ジープ

アメマガ2023年10月号

BUBU阪神

兵庫県

ジープとなら人生はもっと愉しい

ラングラー

JKラングラー

ラングラーアンリミテッドスポーツ

JLラングラーの新車価格高騰はもちろん、中古車市場でも高値を推移している昨今、JKラングラーのお買い得感が高まってきている。その大本命的なオススメ車両をBUBU阪神で発掘してきた。

ジープとなら人生はもっと愉しい


4ドアのアンリミテッドが、登場したことで活気づく

'18 JEEP WRANGLER UNLIMITED SPORT

TJからJKへとモデルチェンジを果たすタイミングで4ドアモデルのアンリミテッドが新たに加わったラングラー。これまでファミリーカーとしては不向きとされてきたキャラクターが、この4ドアをキッカケにマーケットが大きく広がったことは記憶に新しい。

 

もちろん硬派な2ドアにこだわり続けるコアなファンも健在ではあるものの、家族や友人を乗せて走る機会の多い人にとって4枚ドアの存在は非常にありがたく、市場にはアンリミテッドが溢れた。

 

紹介するラングラーは3.6ℓV6を5速ATでドライブするJKラングラー・アンリミテッド・スポーツ。現行モデルの2ℓ8速ATと比較すると明らかに異なる走りではあるが、古典的なアメ車らしさを色濃く残した走りという部分では、明らかにJKが濃厚だ。

ちなみにJLよりもお買い得とは言ってもJKの人気は健在で、この表情、そして装備や走りに魅了されて程度の良いJKに限定して中古車を探すコアなファンも一定数存在する。ドアの開閉時のパシッと感はJL、だけどジープらしさはJKなんて語るニッチなユーザーの声も度々聴いてきた。

 

現車はそんなJKラングラーの2018年型の最終モデル。走行2.9万kmと距離も浅く、サンドベージュの“ゴビ”カラーにスミッティビルドのルーフラックが程よくマッチしており、純正車高に純正ホイールのオリジナル志向な雰囲気が実に好印象な1台。

 

そのままオリジナルを忠実に守りながら乗るのもいいが、タイヤをオールテレーンに変更してオフロード志向を高めてファミリーユースでアウトドアを嗜むにも絶好の個体である。

JLとの大きな差はエクステリアよりもむしろインテリアにある。インパネ周りのデザインやグローブボックス周辺の構造、そしてドアパネル部分までJKはシンプル基調のギア感溢れる造りとなり、一方のJLはプレミアムなSUVらしさが際立つ。現車はブルートゥース搭載のナビへ換装されており、オプションのサイドモニターも搭載。シンプルながらも死角対策や主流の音源に対応するなどのアップデートが済んだ状態と言える。

レザーインテリアに比べてカジュアルで扱いやすさが際立つモケットインテリア。アウトドアのお供にするにはむしろこっちの方が好都合だ。当時のオプションラバーフロアマットはタイヤパターンをモチーフにしたオシャレなデザインとなり、この雰囲気からもオールテレーンタイヤが似合う個体と言える。ラゲッジ部分にもラバーマットが採用しており、マリンスポーツやウィンタースポーツなど濡れたギアを搭載する際も気兼ねなく積める。

4枚ドアでファミリーユースにも最適となったJKラングラーではあるが、4~5人分のアウトドアギアをすべてラゲッジに収めるとなると中々窮屈。ルーフラックはある意味、必須のアフターパーツで備えあれば憂いなしだ。


BUBU HANSHIN【BUBU阪神】

TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年10月号掲載


関連記事

RELATED


夫婦で北海道旅行を模索その相棒にラングラー

イクメンパパとして、大好きなクルマ遊びを封印し10年。子育ても落ち着き解き放たれた西本さんは、エスカレード、チャレンジャー、そして現在のマスタングGTと次々に乗り換えていく。そしてマスタングのカスタムもひと段落すると、またしてもウズウズ。そろそろ、新しい遊び相手が欲しい!

【ラングラースポーツ】クルマをファッションの一部として、捉えたらもっと自由になる

ドアは4枚、座席やラゲッジ容量も多いに越したことはない。いつからか、そんな物差しでクルマを選ぶ様になってきた昨今。モノ選びに長けた古着マニアから、クルマとの向き合い方を考察。

道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ

「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

カスタム済みの中古車という賢いクルマ選びがオススメ

マッスルカーからSUVまで、様々なアメ車をラインアップする岐阜のガレージトップスピード。ノーマルだけでなくカスタムも得意で、今回はアグレッシブなJKラングラーを紹介しよう。

稀少限定色のレインにルビコン392を搭載するモンスター!

1981年まで生産されたCJ以来、40年ぶりにV8エンジンを搭載した「RUBICON 392」。モパーらしさを色濃く感じさせるハイパフォーマンスな走りは、良い意味でラングラーらしからぬ魅力を放つ。

 

最新記事


2024/12/03

アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】

メンテナンス

ショップ

MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート

2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2024/11/29

【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!

ショップ

自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。

2024/11/28

【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える

バン

シボレー

モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。

ランキング


2024/12/03

アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】

メンテナンス

ショップ

MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート

2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】