理想のC8コルベットを求めて特別なエアフォースエアサス施工
突然目覚めたアメリカンスポーツへの道。そして、誰もまだ見ぬC8コルベットの姿を目指した中内さん。世界初となる特別なエアフォース・エアサスを搭載し、ZERO DESIGNフルカーボンをまとって、C8コルベットの最先端を走る!
AMERICAN SPORTS
C8コルベットにエアフォース搭載の突破口を開く
'22 CHEVROLET CORVETTE C8
初めてのアメ車はサバーバン。次に手にしたのは、長年憧れだったH2。そして11年間連れ添ったH2を手放し手に入れたのが、コルベットC7・Z06。突然目覚めたアメリカンスポーツカーへの道だが、実はこのC7はあくまでも「繋ぎ」のクルマで、本当の狙いは最新のC8。しかも普通のスタイリングでは満足できず、最先端のC8を目指していた。その強い拘り故、理想の姿で乗るまで繋ぎの時間が必要だったのだ。
長い時間を掛けてでも装着したかったのが、エアフォースのエアサスだ。当時、日本はおろか海外でも搭載しているモデルはなく、特注オーダーで採寸からスタート。また、特注で新規製作の場合、本来はリザーバータンク式の設定はないのだが、メーカーと交渉の末特別に製作してもらうなど、まさに世界初の仕様で多くのショップの尽力により装着を果たす。
その車体を包み込むのは、日本が世界に誇るアズールモータリングのZERO DESIGNのカーボンタイプボディキット。ここにアクセントとなるレッドラインを加え、フロントカナード等もカーボン化。ホイールはT&TフォージドのF20×9J、R21×12J。
中内さんのC8がエアフォース・エアサス搭載の指標になったことで、日々のドライブも重要なデータとして蓄積されていく。このC8は、かなり重要な存在だ。
アズールモータリングが展開する、世界ブランドにまで成長したZERO DESIGNのカーボンフルボディキットを組み込む(レッドライン塗装)。さらにカーボン化を進めるべく、フロントカナード、サイドインテーク、ヒューエルリッド、ドアミラーをカーボン化。
採寸からスタートし、特注オーダーで製作したエアフォース・ゴールドダイヤモンドキット・ツインコンプレッサータイプ。本来は特注オーダーした新規ロッドにはリザバータンクの設定はないが、TMオートサービスを通じてメーカー交渉し、特別仕様として製作された。標準タンクは5ガロンだが、スペースに合わせて4ガロンに変更しフロントトランクにセット。
ホイールはT&T フォージドF20、R21インチ。タイヤはピレリ・PZERO。
カーボン化はインテリアにも及び、シフトレバー、モードダイヤルカバーをレッドカーボンに変更。
死ぬ気で働いて維持を頑張ります(笑)
Owner:中内さん
Photo:NAOKI INUZUKA
Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン 2023年11月号掲載
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