一番可愛いアストロに乗りたいそれが旧マスクのショート

バン

シボレー

アメマガ2023年12月号

アストロ

素晴らしきバン生活

タカヤマ自動車

石川県

子供が増えるにつれ、手狭になってきた愛車。もっと大きなクルマを探しているなか、目を付けたのがアストロ。なかでも一番可愛いくて惹かれたのが旧マスクのショートボディ。ボロボロだった状態から見事復活させ、最高に可愛いアストロが完成した。

Wonderful VAN Life -素晴らしきバン生活-


ボロボロの状態だったけど一年掛けてレストア

1993 CHEVROLET ASTRO

子供が1人、2人、3人に増えるにつれ、買い物や子供を送迎するためのクルマは大きいタイプに買い替えていた直美さん。だが4人目の子供が産まれてからは、「さすがに国産車では無理かも」と限界を感じていた。もちろん、ただ大きいだけのクルマであれば国産車にも無くはない。しかしそこは、自分の愛車としての拘りもあったため、周りのママ友たちが乗るようなクルマは乗りたくなかった。

そこで目を付けたのがアストロだ。実は直美さん、石川県にあるアメ車を扱うタカヤマ自動車の社長の奥様。ショップでは多くのアメ車を扱い、多種多様なアストロも見る機会も多かったため、密かに自分なりのお気に入りを見付けていた。中でも「一番可愛い」と思ったのが、旧マスクのショートボディ。いきなりアストロマニアも唸る選択をした直美さんだが、「さすがにレアでそれは難しい」と、夫である高山社長も困惑。その為、まずは00年型のアストロを購入し、憧れの旧マスクのショートと出会うことを待った。

 

そして4年程経過したある日、高山社長が東京のショップに仕事で訪問を決めるのだが、なんとそこに旧マスクのショートがあるという。直美さんは我慢できずに東京行のクルマに一緒に乗り込み、遂に旧マスクのショートと対面を果たす。だがその車両はエンジンも掛からず、内装もスッカラカン。これには高山社長も「これはチョット…」と諦めたのだが、直美さんは「乗ってあげないとクルマが可哀そう。こんな出会いはないと思うから、何とか直して欲しい」と高山社長に懇願。結局、奥様の本気のお願いと、200馬力のWエンジン搭載車という、プラスαのレア度もありレストアすることを決めた高山社長。

それから丸1年レストアに時間を費やし完成したアストロは、直美さん好みのライトブルーにオールペンし、イベントでグランドアーツのピンストに惚れてピンストを入れてもらうなど、奥様主導でカスタムもされた。

 

子供たちを乗せて自慢のアストロのハンドルを握る直美さん…と最後にまとめたいところだが、「余りにも可愛い過ぎて、雨の日には乗れなくて…」と、普段乗り用としてトレイルブレイザーを購入することになるのだった。

レストアに合わせて、ボディはレクサスのライトブルーからイエローを抜いた、よりホワイトに近いオリジナルカラーに変更。エンジンはレア度が高い200馬力のWエンジン。ボンネットには、アメマガイベントでもお馴染みのグランドアーツ・ヒデさんのピンストを注入。他に、ホイールはバドニック18インチ、ロールパン、ボウタイマフラー、シート&天井張り替え。

旧マスクのショートボディを探す間、2000年型アストロを4年所有。6年前に現在の旧マスクのショートボディを購入した際にそのアストロを息子さんに譲渡し、高山さんファミリーにアメ車乗りが1人追加された。


OWNER:NAOMI


THANKS:タカヤマ自動車
HP:http://takayama-apt.com/


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年12月号掲載


関連記事

RELATED


ファミリーカーの在り方をミニバンが変化させた!【ラムバン&アストロ】

日本に限った話ではないが、今やファミリーカーのマーケットで、セダンは風前の灯と言える様な状況。紛れもなくその地位を奪取したのはミニバンで、流行りの言葉で言うならばゲームチェンジャーだと言えるだろう。

アストロを通じて娘の旦那との距離感がグッと縮まる

愛する娘もいつかは嫁ぐ。娘を持つ父親なら、その時平然とした顔をしながらも内心複雑な心境であることを察する。コレは娘を持つ父親誰しもが通る道であり、避けては通れない。しかし、アメ車という共通項があれば上手くいく!?

【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える

モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。

【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!

これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?

サービスカーとプロジェクトカーどちらも思い入れの強い一生モノ!【6DEGREES】

「旧車になればなるほど部品で困るのは致命傷。そんな部品の供給が未だに充実していることがGM車の魅力だ」と語る6ディグリーズの石堂さん。若かりし頃の想い出が詰まった愛車と一緒に時を刻める喜びは格別だ。

 

最新記事


2026/04/17

ラフに乗れるのがトラック気ままに楽しんでこそ光る【ダッジラム&トヨタタンドラ】

ピックアップトラック

逆輸入車

ダッジ

足回り

アメ車を代表するモデルがピックアップトラック。本国で一番売れているモデルだけにカスタムの幅も広い。なかでもやはりアゲ系のスタイルは、元々のシルエットを何倍にも増強させる。

2026/04/16

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

2026/04/14

【SEMA SHOW 2025】時代が進化してもクルマは楽しむものである!

イベントレポート

世界最大のアフターマーケット見本市「SEMAショー」。カスタムやレストア、塗装、ラッピング、電装品、工具などのお披露目の場だが、それらを用いたカスタムカーもショーの醍醐味だ。

2026/04/10

【KMC KM554 AZTEC】ビードロックスタイルによりピアスボルトが逞しさや力強さを演出

ホイール

MLJ
KMC KM554 AZTEC

ランキング


2026/04/16

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車マガジン2026年6月号 絶賛発売中!

2021/03/05

【1994年型シボレー・カプリス】クラシックでモダンな曲線基調の魅力を探る

セダン

1990年代のアメリカ自動車シーンを代表する車、1994年型シボレー・カプリス。クラシックとモダンのバランス保ちながら大幅にモデルチェンジした4代目カプリスは、タクシーやパトカーの人気モデルであり、セダンやステーションワゴンなど様々なボディスタイルがあった。この記事では、モダンなスタイリングが今日でも魅力的な点について熱くご紹介する!

1994 Chevrolet Caprice

2026/04/14

【SEMA SHOW 2025】時代が進化してもクルマは楽しむものである!

イベントレポート

世界最大のアフターマーケット見本市「SEMAショー」。カスタムやレストア、塗装、ラッピング、電装品、工具などのお披露目の場だが、それらを用いたカスタムカーもショーの醍醐味だ。

2018/04/21

夢をカタチにしてくれる プロスピード流マスタング【プロスピード】

クーペ

フォード

岐阜県を本拠地とするカスタムショップ「プロスピード」。同店はマッスルカーからSUVまで、多様なアメ車をカスタムするセンスにも長けている。同店が提案するマスタング2台は、憧れをカタチにしてくれるッ!