一番可愛いアストロに乗りたいそれが旧マスクのショート
子供が増えるにつれ、手狭になってきた愛車。もっと大きなクルマを探しているなか、目を付けたのがアストロ。なかでも一番可愛いくて惹かれたのが旧マスクのショートボディ。ボロボロだった状態から見事復活させ、最高に可愛いアストロが完成した。
Wonderful VAN Life -素晴らしきバン生活-
ボロボロの状態だったけど一年掛けてレストア
1993 CHEVROLET ASTRO
子供が1人、2人、3人に増えるにつれ、買い物や子供を送迎するためのクルマは大きいタイプに買い替えていた直美さん。だが4人目の子供が産まれてからは、「さすがに国産車では無理かも」と限界を感じていた。もちろん、ただ大きいだけのクルマであれば国産車にも無くはない。しかしそこは、自分の愛車としての拘りもあったため、周りのママ友たちが乗るようなクルマは乗りたくなかった。
そこで目を付けたのがアストロだ。実は直美さん、石川県にあるアメ車を扱うタカヤマ自動車の社長の奥様。ショップでは多くのアメ車を扱い、多種多様なアストロも見る機会も多かったため、密かに自分なりのお気に入りを見付けていた。中でも「一番可愛い」と思ったのが、旧マスクのショートボディ。いきなりアストロマニアも唸る選択をした直美さんだが、「さすがにレアでそれは難しい」と、夫である高山社長も困惑。その為、まずは00年型のアストロを購入し、憧れの旧マスクのショートと出会うことを待った。
そして4年程経過したある日、高山社長が東京のショップに仕事で訪問を決めるのだが、なんとそこに旧マスクのショートがあるという。直美さんは我慢できずに東京行のクルマに一緒に乗り込み、遂に旧マスクのショートと対面を果たす。だがその車両はエンジンも掛からず、内装もスッカラカン。これには高山社長も「これはチョット…」と諦めたのだが、直美さんは「乗ってあげないとクルマが可哀そう。こんな出会いはないと思うから、何とか直して欲しい」と高山社長に懇願。結局、奥様の本気のお願いと、200馬力のWエンジン搭載車という、プラスαのレア度もありレストアすることを決めた高山社長。
それから丸1年レストアに時間を費やし完成したアストロは、直美さん好みのライトブルーにオールペンし、イベントでグランドアーツのピンストに惚れてピンストを入れてもらうなど、奥様主導でカスタムもされた。
子供たちを乗せて自慢のアストロのハンドルを握る直美さん…と最後にまとめたいところだが、「余りにも可愛い過ぎて、雨の日には乗れなくて…」と、普段乗り用としてトレイルブレイザーを購入することになるのだった。
レストアに合わせて、ボディはレクサスのライトブルーからイエローを抜いた、よりホワイトに近いオリジナルカラーに変更。エンジンはレア度が高い200馬力のWエンジン。ボンネットには、アメマガイベントでもお馴染みのグランドアーツ・ヒデさんのピンストを注入。他に、ホイールはバドニック18インチ、ロールパン、ボウタイマフラー、シート&天井張り替え。

旧マスクのショートボディを探す間、2000年型アストロを4年所有。6年前に現在の旧マスクのショートボディを購入した際にそのアストロを息子さんに譲渡し、高山さんファミリーにアメ車乗りが1人追加された。

OWNER:NAOMI
THANKS:タカヤマ自動車
HP:http://takayama-apt.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年12月号掲載
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