誰もが憧れるアメ車の筆頭格、無骨なハマーH2に敢えて今乗る
デビューから20年以上経過しているが、今なお絶大な人気を誇るH2。かつてはラグジュアリー感を強調したカスタムが多く見られたが、トップスピードでは敢えてシンプルさを追求。
20年という年月を感じない自由度の高さが最大の魅力
HUMMER H2
アメ車のSUVは、どちらかと言うと豪華な装備を施した物が多い。その中でH2は質実剛健というか、どこか無骨さも漂わせている。もちろんハマーブランドの起源を顧みれば、それは至極当然であるが、当時のスタイルとしてはヘビーデューティさを強調するのではなく、どちらかというとラグジュアリー性を高めた仕様がほとんどだった。当時は樹脂の未塗装パーツは「安っぽい」と思われがちで、多くのユーザーがメッキパーツを装着しただろう。
だが時代が変わり、未塗装バンパー=SUVの象徴として見られるようになった今日では、「本格的なSUV」として見直されても良いだろう。骨格やメカニズムはタホ/サバーバン譲りの本格的な4WDシステムを採用。タホよりホイールベースは長く、サバーバンよりは短い。もちろん日本車と比べると大きいが、大きすぎることもなく、様々なアウトドアを楽しみたい人に最適な万能タイプのアメ車だ。

そんなH2を、トップスピードでは様々なスタイルにアレンジして在庫中。定番スタイルのブラックは、敢えてメッキパーツは控えめにすることでラグジュアリー性とヘビーデューティ感を強調。ホイールはXDのROCKSTARⅡで、センターキャップとフロントアンダーガードには赤の差し色を施す。

それに対し、鮮やかなイエローにリペイントされたモデルのグレードはTYPE S。オーバーフェンダーやマッドガードまでボディ同色にアレンジすることで、アウトドアに似合うアクティブな雰囲気を演出。街での存在感はもちろんだが、意外とアウトドアにも似合うので、オールマイティなSUVだと言えそうだ。
アレンジ次第で個性豊かに仕上げられるのもH2の魅力。トップスピードならカスタム済みの車両だけでなく、自分好みにアレンジも可能。今こそH2に乗りたいなら、まずは相談してみよう!
2007 HUMMER H2 TYPE S


純正イエローよりは、山吹に近い色をチョイス。これに抜群の相性と言えるブラックを組み合わせる。ビタミンカラーと言われるように、見るだけで元気になるようなH2を実現。H2らしさを残すため、グリルのメッキは敢えて残す。
2006 HUMMER H2 LUXURY PACKAGE


ボディはもちろん、ホイールに至るまでブラックで統一。フロントウインドーにはバイザーを追加し、アンテナに追加されたダースベイダー的な雰囲気を演出する。325/60R20という厚みのオフロードタイヤが、タフネスな印象を感じさせる。
THANKS:GARAGE TOPSPEED
TEL:058-322-7547
https://www.garage-topspeed.com/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年1月号掲載
最新記事
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!
2025/10/23
兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】
25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!









