誰もが憧れるアメ車の筆頭格、無骨なハマーH2に敢えて今乗る

SUV

ハマー

アメマガ2024年1月号

トップスピード

岐阜県

H2

H2 タイプS

H2 ラグジュアリーパッケージ

デビューから20年以上経過しているが、今なお絶大な人気を誇るH2。かつてはラグジュアリー感を強調したカスタムが多く見られたが、トップスピードでは敢えてシンプルさを追求。


20年という年月を感じない自由度の高さが最大の魅力

HUMMER H2

アメ車のSUVは、どちらかと言うと豪華な装備を施した物が多い。その中でH2は質実剛健というか、どこか無骨さも漂わせている。もちろんハマーブランドの起源を顧みれば、それは至極当然であるが、当時のスタイルとしてはヘビーデューティさを強調するのではなく、どちらかというとラグジュアリー性を高めた仕様がほとんどだった。当時は樹脂の未塗装パーツは「安っぽい」と思われがちで、多くのユーザーがメッキパーツを装着しただろう。

 

だが時代が変わり、未塗装バンパー=SUVの象徴として見られるようになった今日では、「本格的なSUV」として見直されても良いだろう。骨格やメカニズムはタホ/サバーバン譲りの本格的な4WDシステムを採用。タホよりホイールベースは長く、サバーバンよりは短い。もちろん日本車と比べると大きいが、大きすぎることもなく、様々なアウトドアを楽しみたい人に最適な万能タイプのアメ車だ。

そんなH2を、トップスピードでは様々なスタイルにアレンジして在庫中。定番スタイルのブラックは、敢えてメッキパーツは控えめにすることでラグジュアリー性とヘビーデューティ感を強調。ホイールはXDのROCKSTARⅡで、センターキャップとフロントアンダーガードには赤の差し色を施す。

それに対し、鮮やかなイエローにリペイントされたモデルのグレードはTYPE S。オーバーフェンダーやマッドガードまでボディ同色にアレンジすることで、アウトドアに似合うアクティブな雰囲気を演出。街での存在感はもちろんだが、意外とアウトドアにも似合うので、オールマイティなSUVだと言えそうだ。

 

アレンジ次第で個性豊かに仕上げられるのもH2の魅力。トップスピードならカスタム済みの車両だけでなく、自分好みにアレンジも可能。今こそH2に乗りたいなら、まずは相談してみよう!

2007 HUMMER H2 TYPE S

純正イエローよりは、山吹に近い色をチョイス。これに抜群の相性と言えるブラックを組み合わせる。ビタミンカラーと言われるように、見るだけで元気になるようなH2を実現。H2らしさを残すため、グリルのメッキは敢えて残す。

2006 HUMMER H2 LUXURY PACKAGE

ボディはもちろん、ホイールに至るまでブラックで統一。フロントウインドーにはバイザーを追加し、アンテナに追加されたダースベイダー的な雰囲気を演出する。325/60R20という厚みのオフロードタイヤが、タフネスな印象を感じさせる。


THANKS:GARAGE TOPSPEED
TEL:058-322-7547
https://www.garage-topspeed.com/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年1月号掲載


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流行りに左右されないのがハマーH2の最大の魅力

生産が終了して早14年が経過するものの、その名が廃れれることのないハマー・H2。熱狂的なブームが落ち着いたいま改めてH2を見てみてもやはりその存在感は半端なく、魅力的に映ってしかたがない。

今でも「いつかはハマーH2に乗りたい!」と思う人は後を絶たない。

2002年から2010年まで販売されたH2。ハマーを名乗るがH1とはまったく別物で懐疑的に見る人も少なくなかったが、セールス的には大ヒット。瞬く間にスターダムにのし上がって、不動の地位を確立した。

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