【チャージャー&チャレンジャー】プロのアスリートだからこそマッスルカーがよく似合う!

クーペ

ダッジ

アメマガ2025年3月号

ラグジ

岐阜県

チャレンジャー

チャレンジャーSRT8 392

アメ車生活を楽しむオーナーたち

チャージャーSE

チャージャー

チャレンジャーに乗りたいんです…。そう言ってラグジを訪れた2人の男性。服の上からでもガッシリとした骨格に、島澤社長は只ならぬオーラを感じたとか。そう、2人はプロサッカー選手だったのだ!

アメ車生活を楽しむオーナーたち


ボールは友達だけどクルマも欠かせない相棒!

2019 DODGE CHALLENGER SRT8 392
1973 DODGE CHARGER SE BROUGHAM

幼い頃からサッカー漬けの生活を送っており、2023年にプロデビューを果たした倍井(ますい)さん。そろそろ愛車が欲しいと思うが、チームメイトに相談しても自らが乗っているクルマをオススメする人が多いとか。でもファッションのようにクルマも個性を主張したいと考えた倍井さんが頼ったのは、同じチームメイトの永井さんだ。

相談を受けた当時、永井さんの愛車は欧州車だったが、かつてエスカレードに乗っていたこともあり「ケン、チャレンジャーはどうだ! 岐阜にイイお店があるから一緒に行かないか!?」と誘われたのがこの物語の始まりだ。

その時のことを振り返る倍井さんは「事前に永井さんからチャレンジャーのことは聞いていましたが、自分の目で見たらあまりのカッコ良さに一目惚れしました!とくにガンメタのラッピングやブラックのホイールが落ち着いたトーンを描いており、コレガイイと即決しましたね」と語る。倍井さんのチャレンジャーはワイドボディのSRT8・392がベースなので、ノーマルでブレンボのビッグキャリパーを装備。ラッピングに加えタイヤ&ホイール、マフラー、車高調とラグジとしては控えめと思えるカスタムを施すが、プロアスリートの立場を考えると少し控えめな方が良いのかも知れない。

その一方で永井さんは密かに狙っていた車両があった。それが1973年型のチャージャー。「やっぱり後輩にだけ買わせて自分は買わないっていうのは男気にかけますよね(笑)。もちろん昔アメ車に乗っていたし、久しぶりに乗りたいと思ったのが最大の理由ですよ。決め手になったのは珍しいベンチシートで、これなら家族が横並びで乗れますからね。新車ならともかく、ビンテージカーの場合は、運命的な出会がありますね」と語る。

日本のみならず世界で活躍するプロアスリートの場合、クルマに乗る機会は少ないのでは? と伺ったところ「むしろシーズンインするとクルマは欠かせません。ホームスタジアムやトレーニンググランドには必ず愛車で向かいますし、アウェイでも集合場所までクルマで移動します」とのこと。

クルマは単なる異動手段かも知れない。だが、2人がマッスルカーを乗り始めてから物事が良い方向に動き出したそうで、チームも非常に良い成績を残せている。マッスルカーには気持ちを整えたり昂らせてくれる、不思議なチカラがあるのかも知れない。

マット調のガンメタリックラッピングと、グリルやホイールのブラックが奏でるハーモニーがお気に入りポイント。余談だが取材中にヘルキャットを試乗したところ「異次元の加速でした…」と衝撃を受けた様子。また、さらなるカスタムにも興味が湧き始めた様子だった。

エンジンは400cuin(6.6ℓ)を搭載し、社外アルミヘッド、ハイカム、インテーク&エキゾーストを組み込む。スモールブロックのAT 車ではあるが、低速は大排気量で豊かなトルクを実感。中速からはハイカムが効き気持ち良く伸びるので非常に乗りやすいそうだ。

ベンチシートで家族が一列に並んで乗れるところが最大の魅力。なお、大きな車体や各部にカメラなど一切ないので、しっかり目視して運転するようになったとか。以前から余裕を持って行動するタイプだったが、チャージャーは気持ちの余裕も必要とも。


2019 DODGE CHALLENGER SRT8 392
with Ken MASUI

1973 DODGE CHARGER SE BROUGHAM
with Kensuke NAGAI


THANKS:LUXZ
TEL:058-259-3922
HP:https://luxz.jp/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2025年3月号掲載


関連記事

RELATED


偶然店前を通りかかったことがチャレンジャーライフの始まり

映画「ワイルドスピード」は老若男女を問わずクルマ好きたちに影響を与えている。今回紹介するオーナーさんもその内の一人。さらに彼は日本人離れした容姿も手伝って、チャレンジャーとの相性もまさにぴったり。

【チャレンジャーSRTヘルキャット】ユーザーの理想を叶える!その想いが宿るFシリーズ

初めて買ったアメ車はアストロで、日本車にはない大きさに惹かれたと振り返る菊地さん。その後アメ車からは一時的に遠ざかるが、ワイルドスピードを観たことで、ノーマルのヘルキャットワイドを2年前に購入する。

【ダッジチャレンジャー】父から子、そして子から父へアメ車の影響が伝播し続ける

親の影響でアメ車に乗る若いユーザーは非常に多い。一般的にはそこで終わってしまいがちだが、オーナーさん親子の場合はそこから父親に影響が跳ね返った珍しいケース。父であり息子であり、良きアメ車仲間でもあるオーナーさんを紹介しよう。

【チャレンジャーR/T 392】扱いにくさは確かにあるがとにかく乗っていて楽しい!

若い時にクルマに夢中になったが、子育て期間中はお休み。でも、年を重ねるとそのままクルマ弄りを卒業する人が殆どだろう。だがここで紹介するオーナーさんは、まさに少年の時の気持ちを持ち続け、チャレンジャーで再び走りを楽しむために購入したそうだ。

チャレンジャーに乗ることでアメ車に対する価値観が激変

今までアメ車には一度も乗らず、日本車や欧州車を乗ってきたオーナーさん。そんな彼がなぜチャレンジャーを、しかもEDGE CUSTOMSを…。これまで様々なスタイルを紹介してきたが、チャレンジャーと出会い、アメ車の虜になったオーナーさん紹介しよう。

 

最新記事


2025/12/04

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

2025/12/02

【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント

イベントレポート

Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場

2025/11/27

真夏にサーキットを全開で走る?【82CUP】

イベントレポート

82CUP
美浜サーキット
2025.07.27

2025/11/25

【クアートFAB】アメ車のカスタムは超得意だけどストックやベース車両も販売中!

クーペ

SUV

ダッジ

リンカーン

アメ車が欲しいけれど、専門店は敷居が高そう…。そんな心配を抱く人におすすめしたいのが、岐阜のクアートだ。代表の酒向さんは30歳代と非常に若いが、オープンして10年のキャリアを持ち、カスタムだけでなくメンテナンスにも精通しているので、頼もしいお店だ。

ランキング


2025/12/02

【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント

イベントレポート

Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場

2018/04/02

まるで純正の様なスタイルのスペシャルカスタムモデル【1978y キャデラック・デビル ・ラ・カブリオレ】

オープン

ビンテージ

その完成度の高さはまさにメーカー純正と同等、繊細に作り込まれたカスタム【1978y キャデラック・デビル ・ラ・カブリオレ】

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger