【1994 シボレーC-1500】往年の王道スタイルが再び脚光を浴びる
454SSを筆頭に中古価格が急騰しているC/Kトラック。一世を風靡した王道ロースタイルも逆に新鮮さを感じ、再び脚光を浴びている。そんなC1500が移転リニューアルしたMSTオートモーティブで販売中だ。
当時流行したパーツが各所に配置
1994 CHEVROLET C1500
2023年末に東京都内から埼玉県三郷市に移転した、MSTオートモーティブ。旧店舗と比べると敷地は大きく拡大し、リフト2基を備えるファクトリーも併設。MSTと言えばカスタムのイメージが強いが、整備に力を入れているのが伝わってくる。
販売する車両はアメ車に限らず幅広く展開しているが、どれもが拘りのあるモデルばかり。今回そのラインナップからピックアップしたのが、94年型シボレー・C1500。ご存知のように、現在C/Kピックアップの中古価格は右肩上がり。454SSのような特別モデルはもちろんだが、一世を風靡した王道ロースタイルも注目が高い。

グリーンメタリックにオールペンされたボディ、4輪独立エアサス搭載、GMCグリル、スポーツミラー、22インチ社外ホイール(スピナー付き)と、まさに往年のC1500を貫くスタイル。オーディオはキッカーで構築され、レカラのビレットハンドルもファンにはたまらないアイテムだ。
細かく見ると、内外装共に修復すべき点が幾つかあるのも事実。だがそれも、じっくり改善していく楽しみと言えなくもない。前述したように、MSTはカスタムだけではなく整備にも力を入れているので、見た目はもちろん機関系もバリバリにリフレッシュさせることも可能だ。

エクステンドキャブ・ロングボックスとなる撮影車両。全長は5570mm。搭載するエンジンは5.7ℓV8。

ボディはグリーンメタリックでオールペンされ、グリルはGMCに変更。他に、クリスタルヘッドライト&パークシグナル、エアロミラー装着。ホイールは社外のスピナー付き22インチ。


95年にインパネデザインが変更されるが、94年型までのデザインが好きなファンは多い。オーディオはウーハーやスピーカーなどキッカーで構築される。ハンドルはレカラのビレット。アメ車オールドファンにはたまらないアイテムだ。
Thanks:MSTオートモーティブ
TEL:048-951-2288
HP:https://www.mst-automotive.com/


新店舗の近隣にはコストコやイケアなどがあるため、ショップに立ち寄るついでに買い物もできて便利。ファクトリーはリフト2基が完備されるなど、整備にも力を入れる。
Photo&Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









