内外装のトータルコーデでカスタムカーは完成する!【VISION CORPORATION】

カスタムする時、真っ先に外装は手を加えるのに内装はいつも後回し。でもせっかく個性を追求するのなら、統一した世界観で仕上げたいもの。それがVISIONなら実現可能だ。
AMERICAN VINTAGE CAR HEAVEN -米国的旧車天国-
様々な素材を組み合わせ個性を引き出してくれる
VISION CORPORATION
18歳の時に偶然見掛けたローライダー。ノーズが上がった状態で走るその姿を見て一目惚れして思わず追い掛けたとか。それがキッカケでハードなカスタムの世界に足を踏み入れ、人生が一変したとVISIONの堀内さんは語る。
そんな運命的な出会いから現在に至るまで、堀内さんは公私共にローライダーと接し続け、これまでに様々なカスタムカーの製作を実施。以前はサイドビジネス的に営んでいたが、10年前からメインとしてVISIONを営む。
堀内さんは「多くの人はついつい見た目を重視しがちで、まずはエクステリアやサスペンションをカスタムしてしまうよね。もちろんコストが掛かるから、どうしてもインテリアは後回し。手付かずのクルマも少なくないし、手が加えられていても既製品のシートやステアリングに交換されている人が多いよね。でも、せっかく外装にこだわってカスタムしているのなら、その情熱をインテリアにも注いでトータルコーディネイトを楽しんで欲しいんだ!」と力説。
そんなVISIONの得意メニューを伺うと、オールドスクールと呼ばれる1970年代の雰囲気を演出するのが十八番で、とくにモケット素材はもっとも得意な素材だそう。様々なシート素材を用意しているが、堀内さんは長年培ってきたノウハウを駆使し、フルオーダーメイドで唯一無二の空間を実現してくれる。もちろんビンテージカーを美しくリフレッシュするのは造作もないことだが、VISIONを訪れる多くのユーザーは「デジャヴ感のあるカスタム」は求めていない。
なお、VISIONではリフレッシュ&カスタマイズ済みの車両も在庫中。他にはないアメ車に乗りたいなら、まずはVISIONに相談してみよう。
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'62 FORD THUNDERBIRD


VISIONの扱う車両としては珍しい、ストックに近いスタイル。オリジナルを順守したスタイルだが、ポイントは見た目よりもその中身。なんとサブバッテリーシステムを組み込んでいるので、走行中に充電が可能。これなら安心して電動エアコンを作動させられるし、何より1年中安心して乗れる。
Recommended American Car
'91 DODGE RAM VAN


堀内さんがプライベートでも愛用する、リムジン仕様のラムバン。フロントシートはスタークラフトの純正に交換し、回転可能。こちらもサブバッテリーを組んでおり、様々な電化製品が使用可能。リビングルームとしても使用可能だし、アウトドアのトランスポーターとしても最適だ。
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'99 CADILLAC CONCOURS


ヘッドライトだけでなく、パワーウインドーのモーターも新品に交換し美しくリフレッシュしたキャデラック・コンコース。レアなクルマなのでこのまま乗っても注目を集めるが、比較的リーズナブルなプライスなので外装はあえてこの状態をキープし、インテリアをゴージャスに仕上げるのも面白そうだ。
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'53 BELLWOOD15


70年モノという、超絶ビンテージなキャンピングカーも在庫中。ルーフ部分はアーチを描くが、ボディサイドはフラットなのでしっかりと居住性を確保。ウッドを多用した内装は、温もりを感じさせてくれる。電子レンジや冷蔵庫も備えており、設備面は現代的にアップグレードを実施している。
VISION 株式会社
住所:〒485-0059 愛知県小牧市小木東2丁目221
TEL:0568-90-0522
Fax:0568-90-0523
URL:https://vision-jp.com/
営業時間:9:00〜19:00
定休日:月曜日
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン2025年1月号掲載
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