【オールインポート】二人のアメ車愛を支えるショップの存在
セダン
クーペ
ダッジ
アメマガ2026年1月号
オールインポート
埼玉県
チャレンジャー
チャージャー
チャレンジャー SCATPACK
チャージャーRT SCATPACK
チャレンジャーSRT HELLCAT
ワイドボディ
埼玉県のオールインポートを常連にし、アメ車ライフを満喫するカズさんと娘のはるかさん。はるかさんは、オールインポートの営業スタイルに感銘を受け転職を決め、親子という関係から、父は大切なお客様へと変わっていく。
父と私の関係は親子であり大切なお客様
為替の影響などにより苦戦が続くアメ車業界。しかしそんな状況でも、臆することなく積極的に前に進むショップもある。その一つが埼玉県のオールインポートだ。チャレンジャーなどのモパー系やコルベットC8といった車両販売から、オリジナルブランド「クラスリート」を立ち上げ、2WAYサブタンク式車高調、エアサスでありながら走りを犠牲にしない2WAYパフォーマンスエアサスを販売し、「走り」と「低さ」を求めるユーザーから大きな支持を得ている。また、「ユーザーに最新のカッコイイクルマを届けたい」と言う思いから、最新トレンドのカスタムパーツに対する嗅覚も鋭い。さらに最近では、ショップ近隣に新たなファクトリーを設けるなどメンテ部門も強化を図り、ユーザーを手厚くサポートする。
そんなオールインポートに信頼を寄せ大好きな「クルマ遊び」を楽しむのが、カズさんと三姉妹の長女・はるかさんだ。

幾多のクルマを所有してきたカズさんが、10年前に初めてのアメ車として選んだのが300CのV6。それ以後アメ車の魅力に惹かれ、チャージャーV8/SRTなど徐々にエスカレート。小学生の頃、その父と一緒にアメ車のイベントに良く行っていたのは、はるかさんではなく妹さんの方。「将来、僕と一緒にアメ車に乗るのは次女だと思ってました」と、はるかさんがアメ車に乗ることはカズさんも予想外だったと言う。しかしはるかさんは、「父にワイスピやトランスフォーマーを見せられていたので、密かに黄色いカマロに憧れていたんです」と笑う。
黄色いカマロに憧れ、密かに知識を蓄えていたはるかさんが選んだ就職先は、カマロやワイスピに登場するチャレンジャーを身近に見られるからと、アメ車ディーラー系ショップに決める。だがしかし、配属されたのはまさかのジープ専門店だった…。「正直ジープには興味が無かったけど、働いていけばきっと好きになるかなぁって」。
ジープディーラーの営業担当として、約3年を過ごしたはるかさん。さぞジープ好きになったかと思いきや「逆に反動で益々カマロが欲しくなりました(笑)」と、父が懇意にするオールインポートに車両を見に行くことを決め、その場で契約までしてしまう。そのクルマは、もちろんカマロ…ではなくチャージャーだ。「その場で一番光って見えたのが、チャージャーだったんです。黄色いカマロが置いてたら迷ったかな?」。そうして手に入れたチャージャー(V6)に乗り、本誌主催のアメ車女子ミーティングに行くなどアメ車ライフを満喫。
一方カズさんは、数々のアメ車カスタムイベントで話題となった「エム&エムズ」のラッピングを施したチャレンジャーに乗るなど、個性派カスタムに夢中。エム&エムズ号こそ他店でカスタムを施した車両だが、オールインポートに足を運ぶようになってカスタム熱に拍車が掛かり、所有するアメ車も一台では事足りず、2024年に21年型チャージャー・R/Tスキャットパック・ワイドボディ、そして2025年に入り21年型チャレンジャー・ヘルキャット・ワイドボディを購入する。

もちろんカスタムは当然で、カズさんは「営業の藤岡くんが、ただ高いパーツを勧めるワケじゃなく、他の人と被りたくない僕の性格や好みを理解してパーツを提案してくれる。そのセンスが僕にドンピシャなんですよ」と語り、普段は藤岡さんを「ツバサ」と呼ぶほど、弟のように可愛がる。「これまで色んなショップに通ってきたけど、ここまでフランクな関係を持ったのはオールインポートだけかな。人によって合う合わないはあるだろうけど、僕は『ザ営業マン』が苦手なんですよ。同じクルマ好き同士として、一緒に楽しみたいんです」。
父と同じアメ車に乗り、同じくオールインポートに通うようになったはるかさんは、オールインポートが出展するイベントにお手伝いで参加するなど、父同様にショップの雰囲気に惹かれていった。「イベントではスタッフとお客さんが一緒に楽しんで、ずっと賑やか。ちょっと下ネタで嫌になりますけど(笑)。同じ営業職として、お客さんとこんなにフランクな関係を持つ営業スタイルって凄いなぁって思ったし、とても羨ましかったですね」。

そのお客さんとの付き合い方を見て、頭によぎったのが「ここで働いてみたい」だった。だが同時に浮かんだのが、常連である父の顔。「やっぱり、周りからは『父のコネ』って思われるだろうし、もしかしたら父もショップに行きづらくなるかも…」。悩んだ末、勇気を出して父に相談すると「周りから何と言われようと、自分がしたいようにすればいい。俺は関係ないから」とキッパリ。その言葉を聞き踏ん切りが付いたはるかさんは、オールインポートの面接に挑み、今春から営業担当として奮闘する。藤岡さんによれば「カズさんから『俺の顔を見ずに、決して甘やかさず、厳しく指導して欲しい』と言われました。マジでカッコイイ親父さんですよね」。

そして、はるかさんの現在の愛車は19年型チャレンジャー・スキャットパック・ワイドボディ。実はこのチャレンジャー、エム&エムズのラッピングを取り外した、元カズさんのクルマだ。「父のお下がりで貰ったものと思うかもしれませんけど、ショップに下取りで出したものを私が買い取りました。お金も全部私です!」。因みに、このチャレンジャーを密かに狙っていたのが、はるかさんの妹さんだそうだ。今回の撮影に同席した妹さんの話を聞く限り、アメ車に乗るのは時間の問題。
「元お客さんだからこそ分かることもあるので、それを大切にしてお客さんと接していこうと思います」。父は父でもお客さんの一人。撮影中、父のクルマを磨く姿に二人の関係が現れていた。
クルマ好きの家族やアメ車乗り仲間の“たまり場” になるガレージが完成!


自宅近くに建てられたカズさんのガレージ。エムアンドエムズのラッピング・チャレンジャーを所有していたオーナーらしく同キャラクターのアイテムや、長年収集したコレクションが飾られる。娘さんのはるかさんはもちろん、アメ車乗りの友人たちが集まる「たまり場」になっており、ここでのBBQは恒例行事。因みに、ガレージ脇には最近購入したアストロも並ぶ。
愛車は自分らしく個性を貫く
2021 CHALLENGER SRT HELLCAT WIDEBODY



1ヶ月前に愛車の仲間入りしたチャレンジャー・ヘルキャット・ワイドボディ。ホイールはワークVS-XVの20インチ(F20×10J/R20×12J)。クラスリート2WAYエアサスペンションキットを組み、スプリッター・リアディフューザー・サイドスカートはAPRパフォーマンスのカーボン製。さらにアンダーソンコンポジットのカーボンボンネットに変更し、軽量化と運動性能向上を図る。
2021 CHRGER R/T SCATPACK WIDEBODY



2024年に愛車に追加したチャージャー・スキャットパック・ワイドボディ。クラスリート2WAYエアサスペンション、クラスリート2PC鍛造CLCS-150(F20×10J/R20×12J)ホイール、CORSAパフォーマンスマフラー改を装着。注目はアンダーソンコンポジットのカーボン製フルエアロ。フル装着車は日本でこの1台だけという、まさに唯一無二のスタイルだ。
大好きなアメ車に囲まれ毎日が楽しい
2019 CHALLENGER SCATPACK WIDEBODY



父が所有していたチャレンジャーが下取りに出され、それをはるかさんが購入。クラスリート2WAYエアサス、ホイールはワークVS-XVの20インチを装着。バーティカル製のガルウイングだが、目立ちすぎて普段は跳ね上げは極力見せないとか。

OWNER:カズさん&はるかさん
ALL IMPORT【オールインポート】
〒341-0012 埼玉県三郷市半田1063-2
TEL:048-959-9419
営業時間/10:00~18:00
定休日/月曜日・第1火曜日
https://www.allimport.jp
整備にもこだわりファクトリーを拡張強化
埼玉県三郷市に店舗を構えるオールインポート。チャレンジャー、チャージャー、コルベットC8を中心とする輸入車販売を行ない、オリジナルブランド「クラスリート」では車高調、エアサス、ホイールを展開する。


こうしたことからカスタムばかりに目が行きがちだが、オールインポートの魅力は整備力にもある。直近では新たにファクトリーを拡張させ、各社メーカー専用のテスターは然り、H2などフルサイズにも対応するリフト2基やエンジンクレーンも備え、エンジン載せ替えなどの重整備を経験豊富なメカニックたちが行なっている。「僕たちのこだわりは、整備も含めてのアフターサポート」と藤岡さんが語るように、オールインポートはカスタムと同様に整備にも大きな力を注いでいる。

ジープディーラーの営業だったはるかさんが、オールインポート代表・冨安さん(中央)、営業・藤岡さん(左)の、お客様とフランクに接する営業スタイルに「新鮮さと面白さ」を感じ、今春から転職しオールインポートの営業として働いている。元々お客さんだった経験を活かし、二人とはまた違った視点での営業を心がけている。
Thanks:オールインポート
TEL:048-959-9419
https://www.allimport.jp/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2026年1月号掲載
最新記事
2026/05/12
【オールインポート】二人のアメ車愛を支えるショップの存在
埼玉県のオールインポートを常連にし、アメ車ライフを満喫するカズさんと娘のはるかさん。はるかさんは、オールインポートの営業スタイルに感銘を受け転職を決め、親子という関係から、父は大切なお客様へと変わっていく。
2026/05/08
ジープ初となる四輪駆動ハイブリッドモデル「アベンジャー 4xe Hybrid」爆誕
2024年9月にジープとしては初となるBEV(電気自動車)モデル「Avenger(アベンジャー)」が導入されたが、それから1年半後となる2026年3月5日に、今度はジープ初の四輪駆動ハイブリッドモデル「Avenger 4xe Hybrid」の発売を開始した。
2026/05/05
【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」
ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!








