創造を巡らしチャレンジャーを新境地へと誘う【コーストモータリング】

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アメマガ2024年6月号

コーストモータリング

埼玉県

チャレンジャー

チャレンジャーSRT Hellcat

ワイドボディ

CUTTING EDGE on the STREET

東京オートサロンに6年連続で出展しているコーストモータリング。3年連続で同一車両を披露することとなった2024年はどんな仕掛けで我々を魅了したのか? その全貌を詳解しよう。

CUTTING EDGE on the STREET


オンリーワンの追求は留まるところを知らない

2018 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT WIDEBODY

東京オートサロンが日本だけに留まらず世界最大級のカスタムカーの祭典であることは、クルマ好き、カスタムカー好きにとっては周知の事実。そこにブースを構えることはカスタムショップにとっては夢の舞台と言えるだろう。

 

ちなみにコーストモータリングが初めてブースを出展したのは2018年。その時に展示したのは30インチのリムを履かせて、ドアは観音開きとしたエクスプローラーだった。翌2019年は両車ともに30インチリムをインストールしたエクスプローラー&エスカレードを展示し、2020年はパール入りのオレンジでフルラッピングしたチャレンジャーがブースを飾った。2021年はオートサロン自体が中止となったものの、2022年には来場者の視線を釘付けにするべく、チャレンジャーの中でもトップグレードであるヘルキャットをベースモデルに用いたのである。

そしてここからこのヘルキャットとの蜜月関係が続いていくこととなるわけだが、2022年度のスタイルはというと、ハイドロでロワードするとともにオリジナルのボディキットを組み合せることでさらなる極低なシルエットを生み出し、ボディにはグラデーションのラッピング、さらにドアはスーサイド開きとしたエクステリアに、インテリアもブルー×ブラック×イエローの3色でフルリメイクするなど、まさに思いの丈を詰め込んだ仕上がり。

 

そして2023年度は、同車両マスタードイエローにハニカム柄のラッピングを施す程度に留めたのは、2024年度に向けて大改革を施すための布石だったのかもしれない。

 

というわけで、3年連続同一車両をベースに仕上げていくこととなったわけだが、2024年版はエクステリアをフルリニューアル。「もはやチャレンジャーであってチャレンジャーではない」と松本氏が言うとおり、見た目が大幅に変更されている。その要因となっているのがオリジナルのボディキット。

 

まずはフロントから確認していくと、色分けしているため2ピースにも見えるがこれは一体成形品。チャレンジャーといえば4灯ヘッドライトがアイデンティティであもあるが、それをあっさりと捨て去って2灯としただけでなく、その周りにチューブを取り巻いて個性的な“目”を演出。さらに上下のグリル及びその左右に開口部を設けることで近未来感を高めていると言える。

さらにこの流れのままボディサイドを見ていくとフロントフェンダーが大きく張り出しているのが分かる。新たなタイプは元々二段式のワイドフェンダーとなっていたのだが、さらに張り出させるという暴挙を前後ともに施すことで12Jという極深リムのインストールを可能とした。

 

そしてサイドスカートも装着されているのだが、元々セットしてあるサイド出しマフラーの陰に隠れているため、その姿を拝めるのはドアを開いた時のみ。さらにリアのクォーターパネルだが、ストックの状態でもマッスルらしい張り出しを見せていたものを、フロント同様に再構築してさらなるボリューム感を演出することで、14Jというフロント以上の極深リムをあしらっている。

 

そして最後となるリアもフロント同様に一体成形品。テールレンズなどは純正品をそのまま流用しているものの、新たなリアバンパーは純正よりも後ろ側に延長されているため、それに合わせて細部を調整。さらにマフラーをリアから見えない様にというオーナーからのリクエストにも応える加工を施すなど、全方位に渡って大幅なカスタムが施してある。

 

もはや完成の域に達したのではと思えるチャレンジャーヘルキャット。となると2025年の東京オートサロンでコーストモータリングが披露するモデルは…、果たして三度目の正直ならぬ四度目の正直となるのか…楽しみだ。

CHALLENGER SUICIDE DOOR

人もクルマも顔の印象が大事。チャレンジャーではあるけれど、チャレンジャーらしさをある意味払拭するというコンセプトで作り上げられたフロント周り。リップスポイラーを備えた一体成形品のフロントバンパーを用いて、まさに新たなスタイルが作り上げられていると言っても過言ではない。

純正品を取り去って新たに構築したフロントフェンダー。フェンダー自体が広がっているのだが、そこからさらに段違いでフェンダーを形成してワイド感を演出。もちろんこれに合わせてリアのクォーターパネルも新たに構築することでボリューミーさが増して、マッスルらしさに拍車をかけている。フロントは後部、リアは全部にダクトを設けるギミックもプラス。

最下部にディフューザーを備えたリアバンパーも一体成形品。フロントに比べると大人しい印象が漂うものの、生で見るとその造形に慄く。ボディサイドには既存のサイド出しマフラーを生かす形で配置されているが、その奥には新設したサイドスカートが装着されている。

ホイールはSAVINI FORGED SL5-XCの20インチで、フロント12J、リア14Jをインストール。そしてカラーはボディと合わせてブラッシュドを採用。足回りはSKIPPER製のハイドロリスクサスペンションをそのまま生かしつつ極低のシルエットを生み出す。

ショーネームとなっているスーサイドドアは第一弾で形成された時のまま生かし、インテリアも同様。しかし、何やら画策している様子。こちらも様変わりするのかは、こうご期待。


THANKS:COAST
TEL:04-2946-7203
https://coast-jp.com


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2024年6月号掲載


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