本国“ワイドボディキング”と結びつけるAZRコネクション【アズールモータリング】

セダン

ダッジ

DODGE

フォージアート

CSD

AZR

チャージャー

ワイドボディ

愛知県

アズールモータリング

2017年開催のAMZにエントリーし、セダン部門のアワード「The Finest Sedan」を見事に受賞したワイドボディチャージャーは、人を惹き付ける不思議なチカラを持っている。


アメリカ本国の匠TOPO氏のワイド化

American Cars Best20
DODGE CHARGER

美しいメタリックブルーのボディカラーに、ド級の迫力ワイドボディ。この12年型チャージャーは、「AZR」ことアズールモータリングが取り扱い、現オーナーである「しんちゃん」さんの手に渡った1台だ。そもそもこの1台は、アメリカ本国で「ワイドボディキング」と呼ばれるTOPO(トポ)氏がワイドボディ化カスタムを施したもの。

_HMP1146

それを親交の深いAZRが直輸入してショップで展示し、しんちゃんさんが見つけてひと目惚れ。海外のカスタムショーを詳細にチェックしている人や、アメリカ本国のカスタムに詳しい人ならば、TOPO氏の名や、凄さ、プロダクトの見事さを知っているはずだ。しかし、TOPO氏は世界的な宣伝に、それほど力を入れていないのだろう。日本での知名度が高いとは表現しにくい。

どれほど素晴らしいプロダクトでも、機会がなければ知ることはできない。そこで頼りになるのがAZRに代表される、世界的に活躍するカスタムショップというわけだ。AZRは自社でオリジナルブランドを持ち、積極的に海外のカスタムショーにも出展している。また、そうして自社のPRをするだけでなく、海外で活躍する職人たちにも注目し、モノが良ければ日本のユーザーと繋げてくれる。この1台が好例である。

オーナーの生活に充実を与えるクルマ

チャージャーのオーナーであるしんちゃんさんは、セダン系を愛するアメ車乗りだ。彼のカーライフはセルシオから始まりクラウンと続いたが、アメ車をカスタムして愛用していた先輩の影響を受け、先代の黒チャージャーに乗り換え。そして先輩に倣ってフルエアロ、レグザーニホイール、内装張り替えを施し、自分なりの仕上がりで愛用していた。

Main_02

やがてAZRでこのブルーのワイドチャージャーを見つけ、ビビッと来たことを機会に、前チャージャーからチャージャーへ買い換えた。購入時点でほぼ写真の状態だったため、手を加える必要はなかった。自身としてはサブウーファーを積んだぐらい。購入から3年が経ち、しかしそれでも飽きないと、しんちゃんさんは満足そうな表情を見せる。

取材日に同席した高校時代からの友人、りょうちゃんさんは、以前はカマロを愛用していた。もう1人のみきてぃさんは、以前はシボレー・HHRを愛用していたが、実はマグナムが好きなのだと話す。この2人をはじめ友人との親交にも、チャージャーがひと役買ってくれたとしんちゃんさん。そして今年3月には、みきてぃさんと結婚!ただし結婚を機会に、節約目的でチャージャーを手放すと、しんちゃんさんは寂しそうに語る。いつの日か、夫婦揃ってアメ車に乗る日を夢見て。

_HMP1153

フォージアートの24インチホイールをインストール。フランジ部分はボディカラーと同色系でペイントし上質感が高まる。ブレーキはCSDで、フロント6、リア4ポッド。どこから見ても「トータルコーディネートされている」ことが一目瞭然だ。

_HMP1168 _HMP1171 _HMP1172 _HMP1161

アメリカ本国で「ワイドボディキング」と評価されるTOPO氏が手がけたワイドボディカスタムが施されている。パーツ構成はフロント、サイド、リアの3点セット。完成度の高さは折り紙付きで、最初からこういうクルマだったと見紛うほど。

 _HMP1214 _HMP1177

ブラック&ホワイトのインテリアはダイヤモンドステッチでルーフ部分はアルカンターラという組み合わせ。婚約者のみきてぃさんも「かわいい」と評価。トランクのサブウーファーケースは自作。

_HMP1231 _HMP1194jpg

カークラブ「パラベラム」のメンバーでもある、チャージャーオーナーの「しんちゃん」(左写真の中)さん。同メンバーだった「みきてぃ」(左写真の左)さんとは2018年3月に挙式予定。高校からの友人で元カマロ乗りの「りょうちゃん」(左写真の右)さんも取材を見学。


■取材協力 AZZURRE MOTORING
■所在地/愛知県豊明市沓掛町小廻間16-422
■TEL/0562-95-0678
■営業時間/10:00~20:00
■定休日/月曜日
■URL/http://azzurre-motoring.com
■E-Mail/ info@azzurre-motoring.com


■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2018年 3月号掲載


関連記事

RELATED


アメ車をカスタムするのとはまた違った個性でライバルと差を付けるのもありだ。

2020y Dodge Charger GT
2020y Dodge Challenger
2020y Chrysler 300S

SRT-8に惜しげもなくぶち込んだフォージアート30インチ! ダッジチャージャー

3.5ℓでも良かったのでは!? そんな声も多いじょーさんのチャージャーSRT-8マイアミスタイル。いや、SRT-8でやるからこそ男気に溢れてクールなのだ!

セダン好きのショップ社長が選んだサメ顔のチャージャー【コーストモータリング】

アメ車を取り扱うショップ。そこで働いているスタッフたちは普段どんなクルマに乗っているのかって意外と気になる。真っ赤なボディのチャージャーは歴としたアメ車ショップの社長が所有する愛車。

とことんモダンマッスルと戯れる!!

純正の雰囲気を残しながらも、ストリートでワンランク上に行くスタイリング【2010y ダッジ チャレンジャー】

ワイスピに刺激を受けて2代目チャージャーに熱愛 ダッジチャージャー

映画「ワイルド・スピード」に憧れてチャージャーを買う話は珍しくないが、ベースカー購入からカスタムまでを一気にアメリカでこなす話はちょっと珍しい。そんなオーナーに、購入の経緯を話していただこう!

 

最新記事


2025/07/10

GIMMIC流のスパイスでマスタングの攻撃性を助長

クーペ

フォード

2025/07/08

ユーザーの理想をカタチにしてくれるのがLEXANI

ホイール

ピザを食べる時にコーラを飲むように、間違いのない組み合わせがある。同じことはアメ車にも言え、個性や存在感を主張するならUSブランドのホイールはマストアイテムだ!

2025/07/05

忖度だらけのYouTubeに喝!「ジェットちゃんねる」はアメ車の悪い部分も言うんじゃ

コラム

2025/07/04

【1965 フォード ファルコン 】現代のクルマとして快適に乗れるスタイリッシュクーペ

クーペ

ビンテージ

フォード

現代のクルマとして快適に乗れるスタイリッシュクーペ

ランキング


2025/07/10

GIMMIC流のスパイスでマスタングの攻撃性を助長

クーペ

フォード

2025/07/03

キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2021/06/11

史上初の200mph超えを果たした伝説の「快鳥」【プリマス・スーパーバード】

クーペ

ビンテージ

プリマス

1970 PLYMOUTH SUPERBIRD

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!