シボレーステップバンP10は、今や希少な存在であり、入手できる機会は極めて少ない。

バン

ビンテージ

シボレー

P10 ステップバン

1970-1980

シークカーセールス

アメリカンビンテージvol.04

愛知県

多彩な可能性を持つ珍しい商用車


AMERICAN DAILY VINTAGE CAR

気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。
憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1970-1980年代

オイルショックやマスキー法の成立など、時代の流れに翻弄されたのが、この時代。クルマ作りにおいても大きな変革期を迎えることになる。

イベント会場に登場するケータリングカーなどには、車内で調理できるなど特殊な改造が施される。そのベースとなるクルマの候補は多々あるが、雰囲気満点のビンテージアメリカンスタイルなら、その佇まいも相まって、注目を集めること請け合い。希少なステップバンP10なら間違いなし。

多彩な可能性を持つ珍しい商用車

1978y CHEVROLET STEPVAN P10、1978年 シボレー・ステップバンP10

キッチンカーやトランスポーターは、機能性が重要であるのと同時に、その佇まいも重要だ。ビンテージなアメ車をベースとしたキッチンカーなら、その雰囲気だけでも目立てるし、美味しそうに見えるから不思議なものである。ベース候補となるステップバンは、今や希少な存在であり、入手できる機会は極めて少ない。

実はこの1台もすでに広島への納車が決まっており、これからカスタマイズを施す段階だ。 しかし期待してほしい。シークには6~7月にかけて、もう1台(84年式)同型車が入庫する予定だという。入手元はアリゾナでボディカラーは白(カスタマイズ時に塗り替えるだろうが)となる。同店はこれまで多くのステップバンを扱ってきた実績があり、その整備やカスタマイズには豊富なノウハウを持っている。

リアゲートは観音開きスタイルで、運転席・ 助手席はスライドドアでアクセスできる。

リアゲートは観音開きスタイルで、運転席・助手席はスライドドアでアクセスできる。

 商用カスタムの例。 ケータリングカーとして使用するケースが多く、また、バイクなどを運ぶトランスポーターとしてカスタマイズすることもできる。

以前にシークで実施した、商用カスタムの例。ケータリングカーとして使用するケースが多く、また、バイクなどを運ぶトランスポーターとしてカスタマイズすることもできる。希望通りに仕上げてくれるので、まずは相談してみよう。

サイドに跳ね上がる窓をつけるなど、大掛かりなボディワークにも応えられる。サイドに跳ね上がる窓をつけるなど、大掛かりなボディワークにも応えられる。

サイドに跳ね上がる窓をつけるなど、大掛かりなボディワークにも応えられる。使い方に応じたアレンジは、適法なら柔軟に対応可能。

自由にカスタマイズすることもできる。ビジネスの可能性を広げてくれるパートナーだ。

車内には運転席・助手席だけがあり、それ以外は何もない広大な空間。以前に使われていた状態が一部残っており、これを残して使ってもいいし、自由にカスタマイズすることもできる。ビジネスの可能性を広げてくれるパートナーだ。  

見た目はここからどのようにでもアレンジできる。

これからカスタマイズを行う状態のため、素のコンディション。見た目はここからどのようにでもアレンジできる。

運転席と助手席の間に鎮座するエンジン。通常は直6エンジンだが、取材車は5700ccのV8 350エンジン(80年代後半 ~90年代前半)に載せ替えられている。 無骨なホイールに装着するホイールキャップも4つそろっている。

運転席と助手席の間に鎮座するエンジン。通常は直6エンジンだが、取材車は5700ccのV8 350エンジン(80年代後半~90年代前半)に載せ替えられている。なお、無骨なホイールに装着するホイールキャップも4つそろっている。

アメリカの商用車の中に車内をドライバーが歩いて移動することができる、いわゆるウォークスルーバンが登場したのは古く、実に1920年代のことである。主として都市部の小口商品配送などに重宝されたこの手のバンは大量生産されるといった性格ではなかったものの、常に一定の需要があった。さらに戦後になるとシャシーを戦後型に一新し車体を大型化したモデルが登場することとなる。

シボレーのP10ステップバンは「ステップバン」というおなじみの呼称が車名に採用された記念すべき存在だった。そのメカニカルコンポーネンツは基本的にはC型ピックアップと同じであり、ボディのサイズなどは顧客のオーダーに合わせてその都度細かくオーダーすることもできた。

1960年代はややクラシカルだったルックスも1970年代に入るとスクエアを基調としたものとなったが、メカニズム的に大きな変化はなかった。またボディを架装していなかったベアシャシーはモーターホームのベースとしても重宝された。

本国でもデリバリーカーとして長年使われていたステップバン。

本国でもデリバリーカーとして長年使われていたステップバン。商用車としての信頼性は高く、タフな設計であるため適切に扱っていれば長く使用できる。

■取材協力:シークカーセールス

所在地:愛知県岡崎市稲熊町後田4-3

TEL:0120-026-444 http://carshop.aichi.jp/

シークカーセールス、愛知県岡崎市

■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン

アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4


最新記事


2026/05/08

ジープ初となる四輪駆動ハイブリッドモデル「アベンジャー 4xe Hybrid」爆誕

ハイブリッド

SUV

ジープ

新車インプレッション

2024年9月にジープとしては初となるBEV(電気自動車)モデル「Avenger(アベンジャー)」が導入されたが、それから1年半後となる2026年3月5日に、今度はジープ初の四輪駆動ハイブリッドモデル「Avenger 4xe Hybrid」の発売を開始した。

2026/05/05

【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」

ショップ

ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!

2026/05/01

【トミーモータース】最高の状態を常に保ち、最高の状態でユーザーに販売

ショップ

国産&輸入車のSUVを中心に販売を行なうトミーモータース。様々な車種を扱う上で新設したのが、アメ車ビンテージ等を扱うトミーベースだ。ショールームに並ぶ光景はまさに博物館。最高の状態を維持する努力により、最高のコンディションで車両の購入が可能だ。

2026/04/28

【1998 シボレー コルベット コンバーチブル】リトラクタブルの美学を貫いた最後のコルベット

クーペ

シボレー

「個性的なデザイン、高い整備性、手頃な価格」として、90年代のアメ車をプッシュするガレージジョーカー。紹介するコルベットC5も「推し」の一台だ。流麗なボディシルエット、リトラクタブルヘッドライトという伝統を守り続けながら進化したC5は、名作モデルとして語り継がれている。

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2026/05/05

【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」

ショップ

ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!

2023/03/28

越谷市のアメリカン雑貨店「KANCHI HOUSE」は、ビンテージアイテムに特化している

ショップ

アメ車に乗っていたら、やっぱりアメリカンカルチャーは否応なしに気になるもの。以前から全国各地のアメリカン雑貨専門店を紹介してきたが、今回はその中でもビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。

2016/04/05

【1961 シボレー コルベットC1】アメリカン・スポーツカーの歴史は、このクルマから始まった!

クーペ

ビンテージ

シボレー

1961y Chevrolet CORVETTE C1
フルスロットル