C1コルベットの「ホンキのフルレストア」を慣行!【C1 コルベット・リバース・プロジェクト】
![](/cms/amemaga/uploads/2018/07/N6I9373.jpg)
AMSのレストモッド企画。前回からやや時間が過ぎたが、今回は、いよいよアメリカからパーツが到着。具体的にどのようなパーツを装着&交換するのかを紹介しよう。
C1 CORVETTE Rebirth Project 3nd Episode
AMSのレストモッド企画。前回 からやや時間が過ぎたが、今回は、いよいよアメリカからパーツが到着。具体的にどのようなパーツを装着&交換するのかを紹介しよう。
アメリカからの取材オファーがあるほどの壮大なプロジェクト!!
1958年型のC1コルベットをレストアしつつ、現代のクルマと比べても遜色なく、普通にクルージングできるようにモディファイを施すこのプロジェクト。ポイントとなるのは極力オリジナルテイストを残しつつも、安全性や快適性を向上させ、真夏でも快適に乗れるC1を目指すのが基本的なコンセプトとなる。
今回アメリカから届いたパーツは、インテリアが中心。カーペットやダイノマット、エアコンに加え、フロントブレーキをディスク化するので、ローターやキャリパーも含まれており、ブレーキのマスターシリンダーストッパーも交換。
ボルト1本にまでオリジナルにこだわる人もいるが、何せ60年前のクルマ…当時と今では交通量が全く異なるため、安心して走るにはブレーキの強化は必須だ。今回届いたパーツの合計金額は約180万円で、最終的なパーツ総額は300万円程度になるとか。
さて、エンジン&ミッションも外され、いよいよ作業に取り掛かるわけだが、まずはパワステの装着から実施。キットには取り付け用のマウントも含まれるが、何せアメリカのパーツ。取り付け位置を探り出し、最終的には溶接になるので、言葉は悪いが結構アバウトな感じは否めない。
今回使用したパーツのほとんどが、エックラーズのアイテムでAMSが1台分注文したのでアメリカから取材の申し込みがあったとか。アメマガだけでなく、世界にデビューする、壮大なプロジェクトになりつつあるのだ。
パワステ化の核となるのは、ラック&ピニオンの位置決め。もちろん各部のリンク類も新調するが、ここがどれだけスムーズにできるかで作業時間が大きく変わるのだ。
ビンテージカーのオーナーにとってバイブルとも言える、いわゆるリプロパーツメーカーのECKLER'Sのカタログ。車種別に冊子が分かれているので、見ているだけでロマンと妄想が膨らむ。
今回届いたパーツの総額は、約180万円。それなりにかさばる物も多いので、自宅でコツコツレストア…なんて考えない方が懸命。やはり、プロにお任せするのが良さそうだ!
今の時代にエアコンレスなんて、あり得ません。今回選んだのは、旧車のマストアイテムと言えるビンテージエアー。配管類まで一式セットになっているのだ。
フロアマットも新調。オリジナルの内装色にこだわりレッドをチョイス。ピカピカに仕上がったら、土足厳禁車にしたくなるかも。
ロードノイズなどの遮音と断熱効果をあげるために、ダイノマットをフロアとカーペットの間に敷き詰める。ダンボールの中には、各部のモール類が入っている。
アルミラジエターと一緒に入っていたのは、リヤの三角窓。割れ物の表示が確かにしてあったが、結構大胆な梱包の仕方。さすが、アメリカンだわ…。
ボディや内装色に合わせ、ステアリングはもちろん赤。ちなみにシートベルトも新品を取り寄せており、こちらも赤になる。
フロントブレーキはディスクに変更。キャリパーはWILWOODで、マスターシリンダーストッパーも新品に交換。また、ブレーキラインもステンメッシュに変更し、踏み込んだ際のダイレクト感をUP。
AMS Ando Motor Service
【アンドウモーターサービス】
所在地◆愛知県岡崎市井田新町9-15
Phone◆0564-64-6969
営業時間◆10:00 〜 19:00
定休日◆日曜日
アメ車を始め、様々な国のビンテージモデルのレストアを得意とするAMSでは、オリジナルのパーカーも好評販売中。気になるお値段は6,800円(税込)と、意外とリーズナブルな価格。サイズはS~LLLまであり、LLLのみ7,300円(税込)となる。
Photo◆Takeo Asai Report◆Ryo Sorano
アメ車マガジン 2018年 5月号掲載
最新記事
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7442.jpg)
2024/07/26
物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!
燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/DSC_2937.jpg)
2024/07/25
ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】
70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7249.jpg)
2024/07/24
アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ
名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_K2A80611.jpg)
2024/07/23
仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】
過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。