大胆不敵とも思えるアイディアを実現して見せる【タイガーオート】

SUV

ジープ

TIGER AUTO

MOPAR

ルビコンRECON

ラングラーアンリミテッド

ラングラーアンリミテッドルビコン

タイガーオート

タイガーオートのカスタムは、際立った迫力で人目に立つ仕様であったり、オフをどこまでも激しく攻めることができる仕様であったり、バリエーションに富んでいて、その仕上がり具合は乗る人を満足させてくれる。


SOUL OF MOPAR

TigerAuto's Custom work

タイガーオートのカスタムは、際立った迫力で人目に立つ仕様であったり、オフをどこまでも激しく攻めることができる仕様であったり、バリエーションに富んでいて、その仕上がり具合は乗る人を満足させてくれる。

超レアなラングラーをさらにレベルアップする

ジープスペシャリストとして知られる「タイガーオート」は人を驚かすのがうまい。今回紹介するカスタム車両も、ベース車両がラングラー・アンリミテッド ルビコンRECONだと聞いた時には驚きどころではなく、もはや衝撃を受けるレベルにあった。Jeep好きであっても、もしかするとその名に馴染みがないかもしれない。

特別仕様車として時々登場する「ルビコン」でも希少であるというのに、その上、限定40台の限定車なのだという。もちろん日本で見かける確率は限りなく低いのだ。これをイジる勇気を持ち合わせていることが何より、大胆不敵とも思えるアイディアを実現して見せる同ショップのスゴさに通じているのだと思う。

カスタマイズの全工程を終え、出現したルビコン改はスポーティでありながら、堂々たる風格を備え、威厳に満ち、他を圧倒するほどの存在感を示していた。それは、ラングラー・アンリミテッド ルビコンRECONに与えられた資質を見事に捉えて活かし、その魅力をより豊かに表現する仕様。オートサロンで実物を目にした時には、その巧さにまた、驚かされてしまった。

オートサロンを筆頭に、カスタムイベントにも積極的に参加している同社は、他を圧倒するド迫力のコンセプトカーを展示することも多い。しかし、それらのデモカーには、外観からも確認できる高い技術力をアピールすることも目的のひとつだ。


ショーモデル用のデモカーは、6インチを超えるリフトアップや巨大なタイヤの装着など、決して万人受けする需要の多いカスタムアプローチではないのだが、これらの製作過程で、より高いスキルと技術を得ることにも繋がり、さらに身近なカスタム車両であるタイガーパッケージなどにフィードバックされるのだ。

タイガーオートのタイガーパッケージといえば、2インチまたは3インチアップを実施したカスタムコンプリートカーで、市場のニーズに応えたスタイリッシュな外観と、優れた実用性を兼ね備えている。それでいて、カスタム内容を考慮すると、コストパフォーマンスにも優れているため、高い人気を得ているモデルだ。


これらの見た目と経済的な満足感は、高い技術力と豊富なノウハウ、さらには数々の実績から得た高品質なインストールを実施しているからこそ。ショーモデル用のコンセプトカーだけでなく、身近なカスタムコンプリートカーなどにも、タイガーオートの高い技術力が注ぎ込まれて製作されているのである。

Wrangler Unlimited Rubicon Recon改

Wrangler Unlimited Rubicon Recon改

オートサロン2018出展モデル

足もとはタイガーオートオリジナルの3インチアップを施し、35インチタイヤを履かせた上、ホイールも交換。マフラーはJAOSのBATTLEZマフラー ZS4サークル ラングラーJKを使用。左右4本出しのサークル形状で、ルビコンでも車検をクリアできる新作だ。フロントバンパーもJAOSのスポーツカウルを選択。

装着前には耐衝撃、防錆、耐摩耗など米軍も認める高い性能を保持するコーティング材、LINE-Xを施工して、樹脂製バンパーの強度を高めている。同様にLINE-Xを施したスキッドプレートは、コーティングの上から、さらに赤色にペイントした。

CUSTOMIZE CASE 1 WRANGLER

a

カスタマイズのベースは、Wrangler Unlimited Rubicon Hard Rock。希少な特別仕様車を選んだというのが面白いポイント。このハードロックを素材として、サスペンションにKINGのコイルオーバーを、強化タイプのショックブラケットで取り付け。かつホーシングを強化させている。タイヤは、4本の総重量が約76kgにもなる40×15.5 R22を装着したモンスターマシンだ。

CUSTOMIZE CASE 2 RENEGADE

c

レネゲード リミテッドをベースに、よりアグレッシブに、美しく進化させたのがこの形。グリルやミラー、ルーフレールのシルバーや、ボディ下部やバンパーなどの樹脂部分をボディカラーと同色にペイントを施し、端正で高級感ある雰囲気を醸し出す。さらにグリルやミラーをブラックと相性の良いレッドで彩色、粋なポイント作りにも余念がない。

CUSTOMIZE CASE 3 GRAND CHEROKEE

d

ベーシックな装備で、親しみの持てるジープ グランドチェロキー ラレード。これをベースに、よりスポーティに、美しく進化させたのがこの形。AOSオーバーフェンダー、ブラックサイドステップを装着し、スポーツ路線を強調。見た目の印象はより強く、走ること、その性能をより長けたものへと進化をさせている。


タイガーオート
TEL.049-286-6644
http://www.tigerauto.com


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 5月号掲載


最新記事


2025/07/03

キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01

【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV

SUV

OTHER

90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27

当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ

バン

シボレー

ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25

【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様

クーペ

ビンテージ

フォード

映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

ランキング


2025/07/01

【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV

SUV

OTHER

90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2016/12/08

ただでさえ渋いポンティアック中でもカタリナは最上級の渋さ!!

セダン

ビンテージ

ポンティアック

1965y PONTIAC CATALINA
マルセロ

2021/01/12

世界水準のスーパースポーツでありながら、居住性や乗り心地をも両立したC5コルベット

クーペ

シボレー

1999 Chevrolet Corvette Coupe