ラグジュアリーパーソナルカーを象徴する4th 1964 フォードサンダーバード【BUBU横浜】
魅力的なビンテージアメリカンを数多く取り扱う「BUBU横浜」。今回はラグジュアリーなパーソナルクーペとして高セールスを誇った64年型フォード・サンダーバードをフィーチャー。
1964 FORD THUNDERBIRD Landau Coupe
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魅力的なビンテージアメリカンを数多く取り扱う「BUBU横浜」。今回はラグジュアリーなパーソナルクーペとして高セールスを誇った64年型フォード・サンダーバードをフィーチャー。ミッドセンチュリー感漂うレトロモダンなインテリアが抜群に魅力的な1台だ!
上品なパーソナルカーとして人気のサンダーバード

シボレー・コルベットに追従するように、フォードは55年にサンダーバードをリリース。コルベット同様にコンパクトな2シーターのオープンモデルであったが、スポーツカー・アプローチが濃厚なコルベットに対して、サンダーバードはより上品なパーソナルカーとしてのイメージを打ち立て、より幅広いユーザーを獲得。
それでも2人乗りゆえに購買層が絞られることから、58年のセカンドジェネレーションからは4人乗りとしてフルモデルチェンジ。サイズも大幅に拡大したことで車重も増加し、よりパーソナルカーとしてのキャラクターが高まる。61年からのサードではコンバーチブルに2シータールックとなるトノカバーを設定するなどスポーティなイメージもアピール。
新たに390ciエンジンが設定された。そして今回紹介するフォースの64年型では、300hpの390エンジンが標準となり、テールレンズはFoMoCoの伝統となる角形シーケンシャル式が導入され、ラグジュアリー・パーソナルカーを象徴するモデルとして完全に定着。ビュイックからはリビエラ、ポンティアックではグランプリと、ライバル車が登場するなか、この64年型は歴代最高のセールスを誇った。
スクエアなボディを強調するエッジの効いたプレスラインやインパクトのあるマスクながらも上品にまとめたスタイリングはフォードならではの魅力。ミッドセンチュリー感漂うレトロモダンなインテリアは、現代でも色褪せない上質なデザインである。
1964 FORD THUNDERBIRD

コンバーチブルのトップを閉じたようなデザインで、S字型の装飾が特徴的な「ランドウ・クーペ」は、バイナルトップがデフォルトとなるフォースジェネレーション・サンダーバード。
フェンダースカートが装着され、クォーターパネルから後方に張り出しながら伸びるプレスラインが際立つ。それまでは一貫して丸形だったテールは、角形のシーケンシャル式が採用される。フード先端に「THUNDERBIRD」の文字が入るのは64年型ならでは。

この個体は、クロームがまぶしい社外品のスポークホイールを装着。クラッシックなスピンナーを装備しているのもポイント。ホワイトリボン・タイヤ(P215/75R15)とのコンビネーションによって、ラグジュアリーなキャラクターが際立つ。

メータークラスターからコンソールにかけてウッドグレインによる化粧板が施されたGTカーにも通じるドライバーメインのデザインのインテリア。メーターベゼル、スイッチ類など、一つ一つのデザインに拘りを感じる。
回転式ドアによる灰皿を装備するアームレストやセパレートのようにラウンドするリアシートのデザインも見事。クローム&ウッドのバランスも絶妙で、全体的にミッドセンチュリー感に溢れている。

搭載エンジンは標準で装備された、300hpを発揮する390ci(6.4?)は、FoMoCoの上級モデルにおける標準エンジンとして定着し、次世代まで採用される。トランスミッションは、64年型では唯一の設定となるCruise-O-Matic MX3こと3速AT。 
ステアリングコラムは、全体が右側にスライドする独自のシステムが採用されている。乗り降りしやすくするFoMoCoならではのラグジュアリーな装備として、後のクーガーなどでも採用された。

BUBU横浜

神奈川県横浜市緑区霧が丘5-1-5
Tel:045-923-0077
http://www.bubu.co.jp/shop/yokohama/
ハイエンドな現行モデルから、ミュージアム級のコレクタブルなビンテージカーまで、選りすぐりのアメ車が大型ショールームにゆったりと佇む光景は、アメリカのセレブなカーマニアのガレージのようで圧巻。隣接するサービス工場には5機のリフトがあり、熟練のメカニックによって万全の体制を確保する。
Photo◆Hiroshi Nose
Report◆Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2018年 7月号掲載
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