究極のスラムドスタイルにグラインダー タトゥ―・ゴーストペイントが融合!
EXTREME AMERICAN
2016y CHEVROLET CAMARO
2016y CHEVROLET CAMARO
正面、真横、真後、どのアングルから見ても絶妙なボリューム感でトータルバランスに優れたクルマ造りに長けた一台。その極め付けとなるボンネットのゴーストペイントは、もはやショーカーとして称賛されるレベル!
ローハン井澤氏に魅せられボンネットをオーダー!
大阪に凄まじいカスタムを施したカマロオーナーが居るのを知ったのは、2019年5月に広島で開催されたREXカスタムショー 。BEST OF アメ車マガジンアワードを贈呈した同車輛を詳しく掲載したいとの思いで、早速大阪の某所で撮影決行となった。
天気は申し分なかったのだが、見どころであるボンネットのグラインダータトゥーがゴーストペイントであり、その表情をうまく演出したいとの想いがオーナーと合致し、半地下で撮影を行なった。
この判断が正しかったようで、太陽光とは異なる、ストロボならではの光の反応具合が繊細なグラインダータトゥーと上塗りで閉じたキャンディ色が見事に反応。見る角度により様々な表情を見せるため撮影は苦労したが、それがまたゴーストペイントの醍醐味であり同ペイント手法の魅力である。

そのボンネットのインパクトに負けない位に手を加えたエクステリアも特筆物で、フルエアロを纏った所に、フロントバンパーフラップを追加。エアフォースで限界までスラムドスタイルへ持って行って、Verz Kcv03のホイールを絶妙なサイズ感でスパルタンに履きこなす。フロントのインパクトに負けない大きなリアウィングをはじめ、どのアングルから見てもトータルバランスに拘ったフォルム造型美には感服する。
オーナーはこの
カマロ
が初めてのアメ車で、これまでは国産ミニバン系のカスタムシーンで様々なイベントに参戦していたようだ。そこで培ったカスタムセンスで、定番のアメリカンスポーツクーペカスタムとは異なるエッセンスを加えた事で、定番を打破した個性派へと一新させた。


以前所有していた国産ミニバンでローハンの井澤氏の神技に惚れ込み、今回も完全お任せでボンネットをオーダー。開口部があるのにグラインダータトゥ―のラインに一切の狂いがなく連なって流れる所が神技と言われる証。もはや芸術作品の域と言って良い。

装着するホイールはVerz kcv03.19インチの絶妙なサイズ感でスパルタンなボトムスを演出しつつ。リム際限界までスラムドさせた時の巧みな躱し技もお見事!




ボリューム感溢れるフルエアロを装着していたものの、フロントアンダーのインパクトが頼りないとワンオフで制作してもらったフロントバンパーフラップ。緻密な計算の基フルスラムド時は地面スレスレまで落とし込む。


フロントのインパクトにまったく引けを取らないリアアングル。マッスル感を高めるリアウィンドウシェードと大型のリアウィング、そして左右4本出しのマフラーによる視覚効果で、どのアングルからも一寸の隙を見せないスタイルを実現させた。
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■写真& 文:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 10月号掲載
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