20年前のXJチェロキーをリモデルし個性を追求!【LAX STYLE】
LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL
LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL
伝統と最新トレンドを融合させるセミコンプリートモデル
チャレンジャーのカスタムブランドとして、世界的にその名を知られる LUXZ 。高価格帯の車両を数多く取り揃えるが、それとは別に道具のように気軽に使えるクルマを扱うLAX STYLE がオープン。同店で取り扱うのは、LA直輸入のパーツを盛り込んだXJチェロキー ・カスタムモデル。こちらのページ に続き今回紹介するのは、よりライトなスタイルのセミコンプリートモデルだ。 最近、SUVの人気が再び盛り上がりつつある。
乗用車とは比べ物にならない高い積載性に加え、日常の街乗りからアウトドアまで、走る場面を選ばない機動力を考えれば、その流れは当然と言える。特にアウトドアに興味があるユーザーにとって、SUVはなくてはならない存在。だが、新車で500万円以上もするような車両で河原やアウトドアエリアをガンガン走れる人は稀だろう。
そこに着目した LUXZ の島澤社長は、元々自身が憧れていたXJチェロキー に着目。最近のクルマにはないスクエアなスタイリングに加え、雪道から本格的なオフロード性能までこなせる高いポテンシャルを備えている。だが最終型から2019年で19年が経過しており、そのままでは単なる旧車。それをリモデルする事で、個性溢れるクルマへと見事に変身させている。フルコンプリートモデル に続き、今回は、セミコンプリートを紹介しよう。
個性の追求だけでなく気兼ねなく使える道具的なスタイルを追求!
MAXでも250万円、ガシガシ使えるSUV

こちらのページで紹介した フルコンプリートモデルは、斬新なボディパーツを装着する事で全く新しいスタイルを実現している。それに対し今回のセミコンプリートモデルは、ベースのテイストは残しつつ、最新のカスタムトレンドを注入しているのがポイント。20年近く前のクルマは、確かに最新モデルに対して見劣りする部分がなくはない。だが、新車当時には存在しない最新のカスタムアイテムを組み合わせる事で、現行モデルと比較しても遜色のない個性を実現している。
具体的なアイテムをピックアップすると、フロントグリルとアイラインが一体になったバッドフェイスグリルや、より大径のタイヤが装着可能なフラットタイプのフェンダーが外観上のポイント。内装ではシートカバーを装着する事でイメージチェンジやリフレッシュを実施。これらに加えてLEDランプ&ヘッドライトや各部のガードなどを施す事で、自分だけの自分好みのクルマに仕上げることが可能という訳だ。 
気になるプライスの方だが、ここまで大きくリモデル化を施しても、250万円以下という魅力的な価格を実現。仮に300万円で国産SUVを購入しても、至ってノーマルで個性など微塵も感じられない。それに対しこのセミコンプリートモデルなら、誰とも被らないし、気兼ねなくオフロードにも踏み込むことが可能だ。 自由自在にパーツを組み合わせルことで、自分の欲しいスタイルを実現できる。 LAX STYLE はそんなクルマをこれからもプロデュースし続けてくれる。

ベース車両は三角窓が廃止された1997年以降のモデル。エンジンはTJなどにも採用されていた直列6気筒4?のMX。レバー操作で任意の駆動方式が選択可能で、2WD/パートタイム4WD/フルタイム4WD/4WDローレンジを備える。

アイラインと一体となった、オリジナルのフロントグリルを装着。いわゆるバッドフェイスと呼ばれる仕様で、凛々しい雰囲気を演出することが可能だ。ヘッドライト&ポジションランプはフルLEDに変更。新車当時には存在しなかったアイテムを組み合わせ、オリジナリテを強調する。

ユーザーの好みで、LEDライトバーを追加することも可能。LAX STYLEではラフカントリー製をオススメしており、フロントウインドウやAピラーの根元に装着。ファッションと実用性を両立する。

今回のセミコンプリートには、35×12.5R15のMTタイヤを装着。当時チェロキーに35インチタイヤを装着するのは一苦労だったが、フェンダーなどを変更することでバランスの良いスタイルを実現。

新車当時は純正にかぶせるポケットスタイルのフェンダーが多かったが、LAX STYLEのフェンダーは交換式を採用。フラットで薄い形状を採用し、より大きなタイヤサイズが装着可能となる。

足回りはプロコンプの5インチリフトアップキットを装着。大幅に車高を変更することで、ノーマルのワゴン的なシルエットから、SUVというかジープらしい姿を実現している。

レザータイプのシートカバーを装着し、リフレッシュと高級感を演出する。こちらの車両にはブラウンをベースにアイボリーのアクセントカラーを配したモデルを装着。逆パターンもラインナップする。
ボディカラーやデカールでワゴニア風に!

大きく紹介したブラックのセミコンプリートは3インチリフトでジープらしさを追求。それに対しこちらのモデルは、ラフカントリーのキットを使用して4インチのリフトアップを実施。ベージュのボディカラーやウッド調のサイドデカールを組み合わせる事で、街にもアウトドアにもよく似合う。
グリルやフェンダーはブラックと同じだが、カラーリングで雰囲気をガラッと変えることが可能。こちらにはアイボリーベースのカバーを装着する。
圧倒的な存在感を放つLAX STYLEフルコンプリート

フルコンプリートでは、オールペン、グリル、フロント&リアバンパー、フェンダー、LEDライトバー、JKラングラー用テール、社外ホイール選択、ヘッドライト選択(5種類)、3インチリフトアップ、ルーフ張り替え(モケット素材・カラーはブラック、グレー、ベージュから選択)、ベージュシートカバーが標準設定となっている。基本消耗品は交換済み。追加オプションも複数用意されており、さらなる変化も楽しめる。
写真:浅井岳男 文:空野稜
アメ車マガジン 2019年 11月号掲載
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









