オーバーフェンダーにしろ、ノーマルフェンダーにしろ、限界までロワードすることに価値がある
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クーペ
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過激に挑め!! MUSCLE WARS
WORK
LEXANI
aIR LIFT
コーストモータリング
チャレンジャーRT
アメマガ2020年7月号
マスタングGT
チャレンジャー
マスタング
埼玉県
2013 DODGE CHALLENGER R/T
2014 FORD MUSTANG GT
過激に挑め!! MUSCLE WARS
2013 DODGE CHALLENGER R/T
2014 FORD MUSTANG GT
サイテーこそ最高!最高のマッスルカーを最低にセッティング
ハイパワーで圧倒的なパフォーマンスを誇るマッスルカー。もちろんシルエットは低い方が文句なくカッコイイのは間違いない。コーストモータリングが仕上げたチャレンジャー&マスタングは、異なるアプローチでロワードスタイルを極める。
2つのアプローチ落とすスタイルの好例
車高は低ければ低いほどスバラシイという文化が日本には根付いていて、それを追い求めるべくコイルをカットするなんてことも盛んに行なわれていた時代もあった。だが時が経つにつれてパーツはどんどんと進化を遂げ、車高を落とす手段は格段に増えている。
現代におけるもっともロープライスかつ手軽な方法はというとローダウンコイル。だがこれだと一定の量しか落とすことしかできないのがデメリット。さらなら方法としては車高調で、これのメリットは名前のとおり車高を調節できることにあり、好みの落とし具合へといつでも調整できる。そして最後がエアサスで、車内にいながらボタン操作ひとつで自在に車高を下げたり上げたりできる便利なアイテム。どれを選択するかは好みだが、イマドキはナマ足の車高調か、飛び道具のエアサスかで頭を悩ませるという。
さらに、低車高にこだわる者たちが次に悩むポイントとして上げるのがフェンダー。純正美にこだわってノーマルフェンダーを貫くのか、それともオーバーフェンダーを装着してディープリムを履かせたワイド&ローを追い求めるのかと悩みは尽きない。
そこでこの2台のマッスルカー。製作したのはコーストモータリングで、チャレンジャーは2021年度の東京オートサロン出展するに当たって作り上げたモデルであり、マスタングは同ショップスタッフの愛車に影響を受けた若きオーナーが、それに追随する形で制作したモデル。
両車とも極低美を装うために選択した足技はエアサスで、ブランドはaIR LIFT。この高性能なエアサスの効果はこれまでの装着実績で把握済みだけに、あとはフェンダーメイクとホイールの組み合わせ次第で落とし具合とビジュアルが大きく左右されるところだが、チャレンジャーが選択したのはノーマルフェンダー×22インチリムで、マスタングはオーバーフェンダー×20インチリム。
チャレンジャーはストックのフェンダーラインを生かしつつ、22インチリムをがっつりと飲み込ませて極低を装い、これに対してマスタングは、75mmワイドのオーバーフェンダーを装着してファット感を高めつつ、20インチリムを被らせてワイド&ローを演出。アプローチの仕方は違えど、どちらも限りなく低さを追い求めた結晶であることに間違いはない。
2013 DODGE CHALLENGER R/T
ボトムスには22インチのレクサーニ・スパイダーを履かせつつも、ノーマルフェンダーで落とすことにこだわり見事なカブり具合を演出してみせた。より低さを高めるべくフロントにはAPRのスプリッターを装着しているが、低さだけでなくスポーティ感も高めている。さらにボディはパール入りのオレンジでフルラッピングを施してインパクトを稼ぐ。
流行りのオーバーフェンダーを装着せず、ノーマルフェンダーのままで落とすことにこだわって、aIR LIFTのエアサスをインストールするとともにボトムスには22インチリムを組み合わせる。
2014 FORD MUSTANG GT
ワイドボディ化が流行りとあって数多くのブランドから市販されているが、このマスタングに用いたのはDURAFLEXのサーキットスタイル・75mmワイドフェンダーフレア。USメイドにこだわってセレクトしているとともに、できるだけワイドに見せたいという思いからセレクト。その足もとを彩るのはWORK・VS-XX。サイズはフロントが20×12J、リアは20×14J。
サスペンションはaIR LIFTのエアサスを装着して可能な限りのダウン量を稼ぐ。75mmワイドのオーバーフェンダーを組み合わせての落としっぷりはかなりのインパクト。まさにワイド&ロースタイルを体現。
SHOP DATA:COAST MOTORING【コーストモータリング】
TEL:04-2946-7203HP:http://coast-jp.com
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載
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