【ミッドエンジンの進化したスーパースポーツカー】2020年型シボレーコルベットC8の魅力に迫る

クーペ

シボレー

ノースパインツリー

LT2

C8コルベット

兵庫県

アメマガ2020年8月号

コルベット

CORVETTE CHRONICLE

スーパースポーツカー2020年型シボレーコルベットC8にフォーカスして紹介。LT2エンジンの進化により495hpの最高出力を誇り、アルミニウム構造技術やサスペンションの改良にも注目。ミッドエンジンレイアウトへの進化により、性能、価格、維持費、使いやすさ、拡張性についても語る。

CORVETTE CHRONICLE


FRとして熟成を極めたコルベットが潔くミッドシップ化

2020 CHEVROLET CORVETTE C8

日本のアメ車、旧車ファンの間では、初代C1からC3に人気が集中するが、総合的な運動性能が向上したC5以降からは、純粋に1台のスポーツモデルとして評価、支持されている。エンジンパワーが増加する中で、700hpを超える領域では、トランスアクスルを持ってしても、トラクションを得るのが難しい。トラクションコントロールや、サスペンションなど、各部の電子制御、エンジンにおいてはDOHCなど、C7までにFRとしては熟成を極めたうえで、潔くミッドシップ化。最高速度、ニュルのラップタイムなどのスペックでは、完全に世界トップレベルのスーパースポーツに発展し、さらに上のステージをめ目指している。

2020 CHEVROLET CORVETTE C8
2020 CHEVROLET CORVETTE C8

それでいて、車両価格、維持費、扱いやすさ、拡張性など、あらゆる面で、同等のモデルよりも優れている。ミシュラン・レストランのテイストを、ファミレスで味わえるようなフレンドリーさと満足度が得られるわけだから、これまで以上の人気を獲得できそうだ。個人的にはコルベットはFRスポーツならではのロングノーズ・ショートデッキのスタイリングや、シートが後輪に近いポジションならでは乗り味が好みなだけに、FRを保持して欲しかったが…。ミッドシップのスーパースポーツという点では、新たな別モデルとしてラインナップしてもよいのでは?と感じる。

 

とはいえ、単一モデルとして世界一の長寿を誇る銘柄であるコルベット だからこそ、というのもうなずける。いずれにしても、OHVのアメリカンV8によるミッドシップ・スーパーカーは大歓迎ではある。

2020 CHEVROLET CORVETTE C8

C7のイメージを取り入れつつ。ジェット戦闘機の要素も取り入れて、鋭角なエッジで構成するシャープなスタイリング。ミッドシップ化に伴って、運転席がC7よりも600mmも前方に移動したロングデッキなフォルムが特徴。良くも悪くも、世界的なスーパースポーツに共通するスタイリングで、これまでのコルベットらしさは薄れてはいる。

装着タイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ。F:245/35ZR19(8.5J)、R:305/30ZR20(11J)。標準ではオールシーズンALS、Z51パッケージでは4S。ホイールも仕様に応じて2種類でラインナップ。

設定エンジンはLT1を大幅に発展させたLT2(OHV 6.2ℓ V8、495hp)。トランスミッションは新設計のデュアルクラッチ式8速AT。ニュートラル機能を備えるパドルシフトを装備。サスペンションでは、伝統の横置きリーフは廃止。Z51パッケージでは、磁性流体式による可変減衰力ダンパー「マグネティックライド」が搭載。

2020 CHEVROLET CORVETTE C82020 CHEVROLET CORVETTE C8

外観同様に、鋭利なエッジを取り入れ、戦闘機のコックピットを思わせるデザイン。中央部のコントロールパネルからコンソールにかけて、ドライバーを囲むスタイルで、運転席と助手席とを完全に分かれる。6角形のステアリングが目をひく。初めて右ハンドル仕様がラインナップ。シートにはコンペティション・タイプがオプション設定。


Special Thanks NORTH PINETREE

TEL:0798-37-0777
HP:http://www.northpinetree.com/

関西屈指のアメ車専門店として常に最旬のネタをご提供!

兵庫県西宮市の「ノースパインツリー」に東京オートサロン2020で初お披露目となったコルベットC8が、早々にアメリカより入庫したとの噂を聞きつけて早速取材へ直行してきた。ノースパインツリーと言えば、かつて逆輸入車がブームとなる前からタンドラやタコマをはじめシエナ、インフィニティQXなどのマニアックな逆輸入車を数多く取り揃え、北米で人気急上昇と噂された新型ラプターもどこよりも早く入庫。さらには2018年に豪華クルーザーの如くフルモデルチェンジを果たしたリンカーンナビゲーターにおいても。最も早いデリバリーで、最新モデル入庫におけるクィックかつスピーディさが際立つショップである。

 

また、どこよりも早く入庫する事でネックとなる並行車のガス検パスやウィンカーなどのテールレンズ改善作業についても、豊富な経験と知識、そして実績を有しており、他店では難しいマニアックな国内未登録車輛の登録においても目を見張るものがある。

 

そしておそらく日本上陸第一号と伝えて間違いないであろうC8に関しても、当然国内登録を視野に現在改善作業進行中であり、来年国内正規ディーラーからリリースされるまでの一年間、コルベットC8を待ち望んでいたコアなファン達に、少しでも早く実車を見て欲しいとの思いから国内最速入庫を実現させたという。現車はアメリカ仕様左ハンドルのスティングレイで、北島社長曰く、「右ハンドルよりも、設計上足元が広い本国モデルは快適!」と太鼓判を押す。


PHOTO:AKIRA ISHII
TEXT:HIDEKI ISHIBASHI
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載


最新記事


2026/10/08

中学時代に遊んだ仲間がアメ車をキッカケに動き出す

バン

SUV

GMC

ハマー

子供の頃にいくら仲が良かったとしても、大人になるにつれて疎遠になるってことは珍しい話ではない。だが3人を再び結びつけたのはアメ車。とにかく今はこの共通の楽しみを満喫することで頭がいっぱいのようだ。

2026/10/05

高速走行中にエンジンが激しく振動、もしかしてミスファイアしてるかも?【デュランゴをもう一度楽しもう】

メンテナンス

コラム

1999年型のデュランゴを手放して早3年。実はその後、誌面には公に登場していなかったけど2012年型デュランゴを購入していた編集部カズ。というわけで初お披露目(?)のデュランゴだけど、エンジンチェックランプが点灯です。埼玉のスカイオートで原因を見てもらう!

2026/10/01

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

クーペ

ビンテージ

プリマス

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

2026/09/28

【WEC 富士 6時間 2026】キャデラック・コルベット・マスタング、そしてグッドイヤーが挑んだ6時間の戦い

イベントレポート

WEC富士6時間耐久レース レポート

ランキング


2026/10/08

中学時代に遊んだ仲間がアメ車をキッカケに動き出す

バン

SUV

GMC

ハマー

子供の頃にいくら仲が良かったとしても、大人になるにつれて疎遠になるってことは珍しい話ではない。だが3人を再び結びつけたのはアメ車。とにかく今はこの共通の楽しみを満喫することで頭がいっぱいのようだ。

2026/10/05

高速走行中にエンジンが激しく振動、もしかしてミスファイアしてるかも?【デュランゴをもう一度楽しもう】

メンテナンス

コラム

1999年型のデュランゴを手放して早3年。実はその後、誌面には公に登場していなかったけど2012年型デュランゴを購入していた編集部カズ。というわけで初お披露目(?)のデュランゴだけど、エンジンチェックランプが点灯です。埼玉のスカイオートで原因を見てもらう!

2021/02/10

【GMC タイフーン】モンスターSUVの異名を誇る、90年代を代表するプレミアムカー!

SUV

GMC

1992 GMC TYPHOON

2026/09/28

【WEC 富士 6時間 2026】キャデラック・コルベット・マスタング、そしてグッドイヤーが挑んだ6時間の戦い

イベントレポート

WEC富士6時間耐久レース レポート