アメリカが世界に誇る名車シボレー・コルベットヒストリー

クーペ

シボレー

CORVETTE CHRONICLE

アメマガ2020年8月号

コルベット

The CORVETTE HISTORY

アメ車を語る上で、もっとも重要なモデルが「コルベット」であり、アメリカ人にとって特別な存在である。誕生のいきさつ、生い立ち、その存在自体がアメリカのクルマの歴史と言っても過言ではないのだ。アメリカが夢を追い求めた、コルベットの歴史を紐解いていくことにしよう。

CORVETTE CHRONICLE


アメリカンドリームを追い求めるコルベット

世代を重ねる毎にハイエンドモデルとして進化し続けているコルベット

1953年のデビューから、8世代に渡り現在でもラインナップされるアメリカを代表するスポーツカーがコルベットだ。GMのフラッグシップモデルであると同時に、最も長い歴史を持つ銘柄であり、スポーツカーとしても、ポテンシャル、スタイリング、装備、価格など、様々な面で世界水準でトップレベルを誇る。

元々は、大戦後にニーズが高まった英国やヨーロッパのコンパクトなスポーツカーを意識して開発が進められた。あくまでもスポーツカーとして2シーターのオープンモデルだが、デビューの時点では、同時期にフォードがラインナップしたサンダーバードにも通じるステイタスなパーソナルカー的で、パフォーマンスの面では不十分だった。それでも、ファイバーグラス製のボディを採用するなど、市販車としては革新的な面もあり、それゆえのマイナス面を克服し、歴代を通して採用。

 

設定エンジンでは、56年型ではアメ車を象徴するV8が標準化。世代を重ねる毎に、コルベットらしさも、スポーツカーとしてのポテンシャルも向上し、人気が定着。GM内でも、排気量、出力共に、最高のパワートレインの搭載が許されるハイエンドモデルとなっている。排気ガス規制以降はスポーツカーとしては暗黒時代も乗り越えて、完全にアメ車を代表するモデルとしての不動の地位を固めた。

 

OHVを貫きながらも、最新のC8では、遂にミッドシップ化するなど、進化を遂げている。世界に誇れるポテンシャルを持つスーパースポーツでありながらも、コスト、扱いやすさなど、様々な面でフレンドリーなアメ車らしさを保持する魅力的なモデルなのだ。

CHEVROLET Corvette History


コルベットC1【CORVETTE C1 1953〜1962】
スポーツカーとしては不十分ながら一定の人気を獲得


コルベットC2【CORVETTE C2 1963〜1967】
独創的かつモダンなスタイリングの美し過ぎるC2


コルベットC3【CORVETTE C3 1968〜1982】
グラマラスなプロポーションが絶対的な魅力のC3


コルベットC4【CORVETTE C4 1984〜1996】
近代的なスポーツカーとして生まれ変わったC4


コルベットC5【CORVETTE C5 1997〜2004】
飛躍的に進歩したメカニズムを搭載したリアルスポーツC5


コルベットC6【CORVETTE C6 2006〜2013】
欧州スーパースポーツに匹敵する性能を確保したC6


コルベットC7【CORVETTE C7 2014〜2019】
コルベットとして最後のFRレイアウトとなったC7


コルベットC8【CORVETTE C8 2020〜】
名実ともにスーパースポーツへと昇華した8thジェネレーション


アメ車マガジン 2020年 8月号掲載


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