【コルベットヒストリー②】独創的かつモダンなスタイリングの美し過ぎるC2コルベット

クーペ

シボレー

コルベット

スティングレイ

CORVETTE CHRONICLE

STINGRAY

C2コルベット

コルベット スティングレイ

The CORVETTE HISTORY

アメマガ2020年8月号

The CORVETTE HISTORY②
1963~1967 C2 CORVETTE

CORVETTE CHRONICLE


The CORVETTE HISTORY②
1963~1967 C2 CORVETTE

スティングレイのネーミングが与えられて一新したC2コルベット。後に定番となる格納式ヘッドライト、独立式リアサスペンション、クーペが初めて採用される。エイを連想させる独創的かつモダンなスタイリングで、現在でも古さを感じない。特徴的な分割式のリアガラスは、ルーフからテールを一直線につなぐリブによって、エイの尻尾が表現されるが、後方視界を妨げるため、翌年には廃止。

コルベットC2、CORVETTE C2

ちなみに、スプリットウィンドウ同様に、Aピラーがクローム(64~67は車体色)なのも、63年型特有のポイント。C1コルベットに対して、スポーツカーとして飛躍的にアップデートされたC2コルベットは、装着タイヤをラジアルにするだけで、ストックのままでも現在のストリートで十分楽しめる。限界値、安全性の高さでは、電子制御による現代車にはかなわないが、リアルな操作感&ダイレクトな挙動からなる本来のドライブフィールが味わえる点では魅力大。

C2C1 SONY DSC

設定エンジンは主力の327ciに250hp~365hpまで7バリエーション。65年にはビッグブロック396ci(425hp)、66年には最大級の427ci(435hp)も追加され、世界水準のスポーツカーのスペックを確保。ワークスによる「グランスポーツ」を始め、レースシーンでの活躍も影響して、現在でも世界的に評価が高く、コレクタブルカーとしては、歴代で最も人気もバリューも高い。

 

また、オリジナルに則ってレストアする上でのパーツだけでなく、最新のメカニズムによる専用シャシーや、アップデート版グランスポーツのコンプリートカーまで、リリースされているだけに、現在においても、様々なスタイルでC2コルベットを楽しむことができる

IMG_6513

一度見たら忘れないインパクトのある仮想未来感溢れるモダンなスタイリングが何よりも魅力。その美しさは、ボートテイルのクーペこそ映える。格納式ヘッドライトは、180度回転するC2コルベット特有のスタイル。サイドマフラー選択車はリアパネルがフラット。

C1コルベットの航空機的なダッシュを、よりコックピット感の高いデザインで進化。速度計、回転系の大型メーターの両脇に小型のメーターが4つ並ぶスポーツカー然としたレイアウトがその気にさせる。

主流のスモールブロック327ciには7種設定。パワーでは427ciのビッグブロックが435hpで最強だが、スタンダードな250hp仕様の327ciを4速マニュアルで味わうのがC2コルベットの醍醐味。コルベットの伝統となる、横置きリーフスプリングによるリア独立サスペンションが採用される。

CHEVROLET Corvette History


アメリカが世界に誇る名車シボレー・コルベットヒストリー


コルベットC1【CORVETTE C1 1953〜1962】
スポーツカーとしては不十分ながら一定の人気を獲得したC1


コルベットC3【CORVETTE C3 1968〜1982】
グラマラスなプロポーションが絶対的な魅力のC3


コルベットC4【CORVETTE C4 1984〜1996】
近代的なスポーツカーとして生まれ変わったC4


コルベットC5【CORVETTE C5 1997〜2004】
飛躍的に進歩したメカニズムを搭載したリアルスポーツC5


コルベットC6【CORVETTE C6 2006〜2013】
欧州スーパースポーツに匹敵する性能を確保したC6


コルベットC7【CORVETTE C7 2014〜2019】
コルベットとして最後のFRレイアウトとなったC7


コルベットC8【CORVETTE C8 2020〜】
名実ともにスーパースポーツへと昇華した8thジェネレーション


PHOTO:石井秋良
TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載

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