負けず嫌いの父を触発させ自分もヘルキャットに乗る!?

FAMILY LIFE × 2018 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT & 2009 TOYOTA SEQUOIA SR5
AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 11
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チャレンジャー・R/T、サリーン・S281スーパーチャージドに乗るも、アメ車に乗るキッカケとなったヘルキャットの存在が忘れられずにいた升谷誠さん。その夢のヘルキャットを、父の「負けず嫌い」の性格を逆手に取って購入させたのが、自分もヘルキャットに乗りたかった息子の洸介さんだ。
共通のアメ車を通じて友人のような仲の良さ
親戚が乗るチャレンジャー・ヘルキャットのフルカスタムに圧倒され、初めてのアメ車であるチャレンジャー・R/Tを購入した升谷誠さん。その後チューニングする猛者が多いカーボックスのメンバーに「悔しさ」が芽生え、サリーン・S281スーパーチャージドに乗り換え。そんなストーリーをつい一年前に紹介したが、今度はチャレンジャー・ヘルキャットに乗って三度目の登場だ。「親父が『アメ車なんて興味ない』なんて言っていた昔が懐かしいですね(笑)」。そう笑うのは、09年型セコイアに乗る息子の升谷洸介さん。
同じクルマ好きとして父と一緒にカーボックスに行く機会が多かった洸介さんは、大好きなバイクを積載できるとしてハイエースに乗っていたが、アメ車に乗り始めた父やカーボックスと意気投合したこともあり、前から気になっていたセコイアを「トヨタだから」と彼女に事後報告して昨夏に購入。
そのセコイアの排気量に敏感に反応したのが誠さんだ。「親父のは4.6じゃろ? 俺のは5.7じゃけぇ」「大きけりゃえーってゆうもんでもないけーの!」と、父を触発させたのは洸介さんだが、実はそれには狙いがあった。「親父は負けず嫌いなんで、僕とすぐ競い合うんです。なので焚き付ければ、ずっと乗りたいと言っていたヘルキャットを買うだろうなと。そうすれば僕も乗れるんで(笑)」。その目論見通り、つい先日父のもとにヘルキャットが納車。息子も息子だが、父も父という、仲の良い升谷親子である。
2018 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT
父である升谷誠さんの愛車2018年型チャレンジャー・ヘルキャット。過去に所有したチャレンジャー・R/T、サリーン・S284スーパーチャージドはマフラー、ホイール、車高調などでチューニングしていたが、納車して間もないことから現在はノーマル。負けず嫌いの性格だけに、すぐに手が加えられるはずだ。
2009 TOYOTA SEQUOIA SR5
升谷洸介さんの愛車2009年型セコイア。以前まではハイエースを所有していたが、アメ車に乗る父やカーボックスに影響され、自身もアメ車に乗りたいと思うようになり、前から気になっていたセコイアが偶然カーボックスに入庫して即決。アメ車に対しネガティブな思いがある彼女に「トヨタだから」と説得したようだ。
升谷誠さん・洸介さん
Thanks /CAR BOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448HP:http://www.bs-carbox.jp/
Photo:YOSHITAKA TAKAHARA
Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載
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