スタンダードなポストセダンのビスケインをHotにアレンジ

クーペ

ビンテージ

シボレー

アメマガ2021年8月号

クレーガーホイール

ヤレこそ粋なラットスタイル

ビスケイン

ホワイトレター

ラットスタイル

1960 CHEVROLET BISCAYNE

RUSTY ヤレこそ粋なラットスタイル


1960 CHEVROLET BISCAYNE

見事なまでのパティーナルックとしていながら、Hotにアレンジされたヤル気のあるビスケイン

バブルトップで人気のインパラに対して、スタンダードなポストセダンのビスケインをHotにアレンジした個体。外見はやさぐれていても、パワートレインはビッグブロック427エンジン& 4速OD・ATでアップグレード!

ヤレた雰囲気の見た目にハイパフォーマンスを投入

一見すると、ローライダーやカスタムのフィールドで人気のインパラとおもいきや、Bピラーがあり、窓枠の分一段ルーフが高いベーシックグレードのビスケインなのだ。Bピラーをもたず、各ピラーが極力細くデザインされたハードトップのいわゆる「バブルトップ」に人気が集中しているが、安くて速い、が基本理念のホットロッドのフィールドでは、チープにして軽量かつ強靭なポストセダンなビスケインはアリだ。

1960 CHEVROLET BISCAYNE

この個体は、見事ともいえるほど、全体的に錆びたパティーナなルックスながら、ビスケインのキャラクターに見合うホットにアレンジされているのがポイント。サイドマフラーも伊達ではなく、搭載エンジはC2コルベットで採用されたハイパフォーマンスな427ci。ホイールはクレーガーSSを装着したオールドスクールな雰囲気ながら、CPP社製チューブアームや、ウィルウッド社製ディスクブレーキ、オーバードライブ4速AT(700R4)などのアップグレードを実施。60年以上前のモデルなうえに、パティーナなルックスとあって、まともに走るのか?と思われそうだが、ビッグブロック搭載のストリートカーとして年式を忘れさせるパフォーマンスを発揮。希少なビンテージモデルの中にも、グレードや仕様によっては価格や扱いにおいてフレンドリーな個体も存在。この個体もそんな1台で、アメリカより輸入し、現オーナーによって新規で登録。コレクションとしてではなく、純粋に愛車として気兼ねなく付き合うには不満なしだ。


60年以上前のフルサイズセダンでやさぐれたルックスではあるが、マッスルなビッグブロック427エンジンや、オーバードライブ4速AT、チューブラーアームを採用したHot Rod。色んな意味でギャップ萌えな要素が多い魅力的な個体。好みの割れるタイプではあるが、コスパが良いのも大きな魅力。

1960 CHEVROLET BISCAYNE

Bピラーのある2ドア・ポストセダンは、“バブルトップ” なハードトップに比べて、窓枠の分ルーフが高い。そのため、美しさではハードトップに劣るため、人気と価格は低めだが、Hot Rod 的にはアリ! 丸形のテールレンズがインパラは片側3連装なのに対して、ビスケインは2連装となる。

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C2コルベットで設定されたビッグブロック427ciに換装。オレンジのブロックやクロームのバルブカバー&エアークリーナーがオールドスクールで雰囲気あり。エアコンをはじめ、ブレーキ&ステアリングのパワーアシストのないドラッグマシン的な仕様。

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リアシートを撤去して、樹脂製バケットシート2脚にロールケージといった、ドラッグレース向けの仕様。ロールケージはレースのレギュレーションを踏まえたと思われるしっかりとした造り。カーペット、ヘッドライナーは撤去、ドアパネルの独自なアレンジは軽量化に向けたアプローチ。

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クロームの5スポークホイールは、オールドスクールのド定番、クレーガーSS。スポークの形状がなめらかなデザインのビンテージ品。タイヤはホイールに見合う高扁平なホワイトレター(F:215/70R15、R:255/60R15)。アーム類は、フロント、リア共に、CCP社製のチューブタイプを採用。リアエンドは、インパラ用でアップグレード。


PHOTO&TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載

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