サンダーバードだけが放つ唯一無二の存在感

オープン

フォード

東京都

サンダーバード

THE PICK UP TEST DRIVE

アメマガ2021年8月号

ガレージダイバン

2003y FORD THUNDERBIRD

THE PICK UP TEST DRIVE


2003y FORD THUNDERBIRD

個性的なデザインが多いアメ車のなかでも、初代サンダーバードのデザインを復刻させて2002年に登場した11世代目サンダーバードは、ノスタルジックな個性の塊だ。日本では数少ないレアモデルだが、ガレージダイバンでは過去に多くのモデルを販売してきた実績がある。久しぶりに入庫した03年型を紹介しよう!

ダイバンはマスタングだけじゃない!最終サンダーバードも定期導入

マスタングの販売・カスタムでは関東有数のショップであるガレージダイバンだが、実はフォード・サンダーバードの最終型モデルの販売実績も多いことも注目したい。

初代サンダーバードは、1955年にシボレー・コルベットに対抗するべく、コンパクトな2シーターとして登場。標準で取り外し可能なグラスファイバー製のハードトップなどを備え、販売台数も想定を上回る人気モデルとなった。その後ボディは拡大傾向になり、フォードのスポーツスペシャリティモデルとしてモデルチェンジを繰り返していく。1997年に製造が中止され、サンダーバードの長い歴史に終止符が打たれたが、2002年に第11世代として復活。デザインは初代を復刻するレトロデザインで、丸目2灯やハードトップの丸形ウインドーなども取り入れられ、発売直後はプレミア価格となり大きな話題を呼んだ。しかし残念ながらその人気は長続きせず、05年で生産は中止となった。

_K2A8213

僅か4年だけの生産となった最終モデルのサンダーバードは、2000年代のアメ車としては超レアモデル。基本的に本国で探し輸入することになるが、冒頭で述べたようにガレージダイバンではこのサンダーバードを過去に数台販売している。その希少な一台が下取りで入庫したのだ。このチャンスは絶対に逃さないようにしたい!

IMPRESSIONS 軽量ボディも影響して軽快で爽快な走りを堪能できる

2003y FORD THUNDERBIRD

アメ車では聞き慣れない3.9ℓ V8と聞くと非力なイメージがあるが、決してそんなことはない。1700㎏少々の重量で、280hpを発揮するのだから走りはかなり軽快で、オープンでの走行は爽快だ。試乗時に消耗品の交換が必要な部分があり、残念ながら控えめな試乗になってしまったが、万全な状態ならより気持ちが良い走りを堪能できたはず。でも何より一番は、信号待ちで視線をタップリ浴びること。この優越感は癖になりそうだ。

ハード・ソフト・オープンの三種類の姿に変わる

2003y FORD THUNDERBIRD

僅か4年だけ生産された11世代目サンダーバード。撮影車両はハードトップ・ソフトトップ・オープンに切り替えられる、03年型のリムーバブルトップモデル(プレミアム)。それぞれで見た目も変わるので、気分によって使い分けるのもありだ。

ハードトップの取り扱いは注意したい

1955年から続く長い歴史が97年に一旦は途絶えたフォード・サンダーバードだが、02年に11世代目として復活。初代モデルを復刻するデザインとなり、同年のモータートレンドカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど幸先の良いスタートを切るが、その後は販売に苦しみ05年を最後に生産は中止となる。


グレードはデラックスとプレミアムの2種類だが、ソフトトップのコンバーチブルと、取り外し可能なハードトップを備えるリムーバブルトップがある。リムーバブルトップはソフトトップも備わり、オープン・ソフト・ハードの3種類のスタイルに変身する。ただし、ハードトップの重量はそれなりにあり、取り外し作業は一人では不可能だろう。また、取り外したトップは車内(トランク)には収納できないので注意したい。

2003y FORD THUNDERBIRD

エンジンは、ジャガーが設計したリンカーン・LSと同型の3.9ℓ V8。280hpを発揮し、5ATとの組み合わせにより、出だしからの加速も申し分ない。 撮影車両の走行距離は、18年落ちながら約2.6万マイル。外装はもちろん、インテリアにも大きなキズやヘタリも見られず、コンディションはかなり良好だ。現状で要整備が必要な箇所があるようだが、整備されて販売になるのでご安心を。この希少なモデルを購入できるチャンス、本当にお見逃し無く!

2003y FORD THUNDERBIRD 2003y FORD THUNDERBIRD _K2A8236 _K2A8237_K2A8297 _K2A8301

リムーバブルトップモデルとなり、ハードトップは取り外し可能。ソフトトップがシート後方に収納されており、センターパネルにあるボタンを押して操作し、手動でロックさせる。ハードトップは車内には収納できないので、外出先での取り外しは難しいだろう。

_K2A8225

エンジンは当時傘下にあったジャガーが設計した3.9ℓ V8。リンカーンのアッパーミドルセダンであるLSと同型エンジン。02年型は252hpとなるが、03年型以降は280hpへと改良された(トルクも増加)。ミッションも03年型では改良され、全速トラクションコントロールの5ATが全グレードで標準装備となった。因みに、ボディカラーは03年に追加されたマウンテンシャドーグレー。ホイールは純正の17インチ。

_K2A8252 _K2A8273 _K2A8257

03年型からは運転席・助手席ともにヒートシーターがオプションで設定できるようになり、撮影車両は装備されている。レザーシートは大きなヘタリもなく、全体的にかなりキレイな状態を保つ。


SPEC 全長×全幅×全高● 4732×1828×1323mm ホイールベース● 2722mm エンジン● V8 排気量● 3.9L 最高出力● 280hp 最大トルク● 286lb-ft トランスミッション● 5AT

2003y FORD THUNDERBIRD2003y FORD THUNDERBIRD2003y FORD THUNDERBIRD


試乗SHOP:GARAGE DAIBAN【ガレージダイバン東京本店】

所在地:東京都江戸川区一之江8-4-5
TEL:03-5607-3344
URL:http://www.daiban.com/
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日

GDファクトリー千葉店

所在地:千葉県千葉市稲毛区長沼町208-1
TEL:043-215-3344

東京都江戸川区に車両販売を行なう本店があり、千葉県千葉市に整備&パーツ販売を行なうGDファクトリーがあるガレージダイバン。様々な車種を販売していくなかで、マスタングの販売&カスタムでは多くのユーザーから支持を受けている。マスタングの在庫ラインナップは常に充実しているが、それ以外に店頭に並ぶモデルは個性的だ。高年式の特別モデルから、ヴィンテージモデルまでバリエーションは豊富。

_MG_6355


写真&文/相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載

最新記事


2024/05/18

日頃のご愛顧に感謝してコーストモータリングが“感謝祭”を開催!

イベントレポート

2024/05/17

父から譲り受けたアストロが兄弟の絆を深めていく

バン

シボレー

父が大事に所有していたアストロを、18才の時に譲り受けた弟さん。そして、楽しそうにカスタムに励んでいく弟の姿を、羨ましそうに見ていたのがお兄さんだ。「俺もアストロが欲しい…」。我慢できずに即決し、アストロ兄弟としてお互いにカスタムに没頭中!

2024/05/16

ゆったりと景色を眺め馴染みながら走らせる大人のワゴン【1962 インパラ ワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

ホワイトウォールに5スポークのクレーガーを組み合わせたボトムスとクリーンなホワイトボディ。そして塗装を加えたルーフのコントラストが美しい62年型のインパラワゴン。ビレットやワイヤーホイールを履いて魅せるショーカー的なインパラとは一線を画し、古き良き時代のアメリカを色濃く感じさせる佇まいは大人の嗜みとして最良の選択。

2024/05/15

SUVが小さく見える、本気のモーターホーム【2022 TIFFIN ALLEGRO BREEZE 33BR】

キャンピング

OTHER

アウトドア

アメ車の専門店は全国にあるが、バスの様なモーターホームを扱うのは、熊本のワッツ以外にないのでは?代表の村上さんは「他店にはない個性」を追求した結果と語るが、全国から問い合わせが後を絶たないそうだ。

ランキング


2024/05/17

父から譲り受けたアストロが兄弟の絆を深めていく

バン

シボレー

父が大事に所有していたアストロを、18才の時に譲り受けた弟さん。そして、楽しそうにカスタムに励んでいく弟の姿を、羨ましそうに見ていたのがお兄さんだ。「俺もアストロが欲しい…」。我慢できずに即決し、アストロ兄弟としてお互いにカスタムに没頭中!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2020/07/28

【パワーと贅沢の融合】一度は乗ってみたいGMCシエラ・デナリの魅力

ピックアップトラック

GMCシエラ・デナリについて解説。シボレーよりもGMC派にとっては、ヘビーデューティ性能とラグジュアリーが融合した魅力的な選択肢として人気の車種。豪華な装備やオフロード性能、EcoTec3 5.3L V8エンジンなど、ユニークな特徴をご紹介しよう!

2024/05/16

ゆったりと景色を眺め馴染みながら走らせる大人のワゴン【1962 インパラ ワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

ホワイトウォールに5スポークのクレーガーを組み合わせたボトムスとクリーンなホワイトボディ。そして塗装を加えたルーフのコントラストが美しい62年型のインパラワゴン。ビレットやワイヤーホイールを履いて魅せるショーカー的なインパラとは一線を画し、古き良き時代のアメリカを色濃く感じさせる佇まいは大人の嗜みとして最良の選択。