ラグジュアリーばかりじゃない、オフロードカスタムのGMCキャニオン

2017 GMC CANYON
AMERICAN TRUCKS -ピックアップトラックの無限なる可能性-
2017 GMC CANYON
オフロードのAZRが快進撃を続ける!
ZERO DESIGNに新作パーツが登場するなど、先端カスタムを突き進むアズールモータリングだが、オフロードカスタムも続々と製作中。今回はGMC・キャニオンがベースだ!
ラグジュアリーばかりがAZRじゃない
アズールモータリング(AZR)のオリジナルカスタムブランド「ZERO DESIGN」から新型のC8コルベット用エアロが登場し、さらに新型エスカレードのエアロも開発中というAZR。まさにカスタムの先端を走るショップらしい動きだが、それと並行して現在AZR・アメ車ショールームが力を入れて取り組んでいるのが、オフロードカスタムだ。
今回新たに製作したのは、ラフカントリーショックを組み込んで約3インチリフトアップを施し、KMC・XD820・20インチホイール、ニットー・リッジグラップラー(33×12.5R20)タイヤを装着する、17年型GMC・キャニオン・オールテレーン。リアベッドにはLEDバー&ブラックホースオフロード・アトラスロールバーも加わり、アメ車ピックアップトラックの強靭さを引き立たせている。
本国のピックアップトラックはフルサイズが主流だが、最近ではダウンサイジングされたミッドサイズの注目も高く、日本でも復活したハイラックスの人気は想定以上となっている。こうした市場傾向も踏まえAZRが目を付けたのが、14年に登場したGMCのミッドサイズピックアップトラックのキャニオンというわけだ。兄弟車のシボレー・コロラドではなく、GMCを選ぶあたりも「人とは違う個性」に拘るAZRらしいと言えるかもしれない。ラグジュアリーのイメージが強いAZRはもはや昔の話。ビンテージあり、オフロードありと、オールマイティがAZRの一番のウリだ。
ブラックホースオフロード・アトラスロールバーにLEDバーをベッドに装着。グリルも社外に変更されている。ミッドサイズとはいえやはり車体は大きいが、フロント・サイド・リアカメラが運転をサポート。ラフカントリーショックアブソーバーを組み込み、約3インチのリフトアップを施す。ホイールはKMC XD820の20インチ。タイヤはニットー・リッジグラップラー 33×12.50R20LT。
AZZURRE MOTORING アメ車ショールーム
所在地:愛知県豊明市沓掛町前田2-5TEL:0562-95-1118
HP:http://azzurre-motoring.com
アメ車ショールーム前に止まるのは、ZERO DESIGNフルエアロを身にまとったC8コルベット。そして両脇には新型エスカレード。この話題の車両たちを一度に見られるのは、日本ではアズールモータリング・アメ車ショールームだけだろう。エスカレードも現在、ZERO DESIGNのエアロが開発されている。
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 9月号掲載
最新記事

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

2025/06/23
ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家
近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。