フルサイズに引けを取らないミッドサイズピックアップ【GMCキャニオン】

ピックアップトラック

BUBU横浜

キャニオン

N-FAB

神奈川県

GMC

コロラド

アメ車=ピックアップトラックと言っても過言ではないほど、アメリカでは当たり前に目にする。キャニオンは、シエラ譲りの堂々たる佇まいで存在感もバツグン!!


2015 GMC CANYON CREW CAB SHORT BOX

BUBU CALIFORNIA DIRECT BCD

DSC_5228_01

アメ車=ピックアップトラックと言っても過言ではないほど、アメリカでは当たり前に目にする。主軸はフルサイズだが、ミドルサイズも再び見直され、GMはシボレー・コロラド&GMC・キャニオンをリニューアルして北米市場に送り込んだ。中でもキャニオンは、シエラ譲りの堂々たる佇まいで存在感もバツグン!!

丁度いいサイズ感でしかも燃費に優れる

DSC_5149

日本では13年振りにトヨタがハイラックスを復活させて話題となっているが、ピックアップトラックの本場はやはりアメリカで、年間販売台数ランキングでも上位に入るほどの人気モデル。その筆頭はF150で、シルバラード、ラムがこれに続くわけだが、サイズ的にはすべてフルサイズばかり。

しかし、世間はダウンサイジング傾向にあり、GMはミドルサイズのシボレー・コロラド&GMC・キャニオンを2014年モデルからリニューアルしてリリース。今回紹介するのは2015年モデルのGMC・キャニオン。ミドルサイズというと、これまでのイメージからするとやはり小さいのでは? と思っていたのだが、いざ対面しても小さいといった印象はなかった。

DSC_5165

しかし、フルサイズほど大きくはなく、フルサイズと旧ミドルサイズの中間といった具合。ちなみにキャニオンのボディサイズは、全長5395×全幅1886×全高1795(㎜)で、全長だけを比べればフルサイズSUVのユーコンよりも上回っていたりする。

さらに小ささを感じさせなかった点は、スクエアなボディ形状というだけでなく、シエラ譲りの迫力あるフロントマスクにある。この威風堂々たる佇まい、パッと見ただけであればキャニオンかシエラか分からないほど瓜二つだ。そして気になるのは、乗ってみた時にこのサイズ感をどう感じるか。

DSC_5183

運転席に座り周囲を見まわしてみたところ、前後はフルサイズと変わらない印象で、助手席側を見た時のみコンパクトな印象を感じた程度。走らせてみても、排気量の差があるだけでフルサイズと特別違うという感覚はなく、大き過ぎず小さ過ぎない丁度いいサイズだった。しかも、この堂々たる佇まい。まさに文句なし。

DSC_5192 DSC_5188

一昔前のピックアップトラックのインテリアデザインはとてもシンプルだったが、最近のモデルはデザイン性に優れるとともに快適装備も充実している。もちろんキャニオンにもハイテクデバイスが搭載されている。

DSC_5196DSC_5243 DSC_5195

兄貴分であるシエラと同じく堂々たる顔立ちだけに、ミドルサイズとはいえ迫力はフルサイズに負けていない。さらにグリルには、高速走行時等にグリル内のシャッターを自動的に閉じて空気抵抗を減らすアクティブエアログリルシャッターを装備。サイドステップはN-FAB製。

DSC_5213 DSC_5215 DSC_5211

ショートでも必要十分なキャパシティを有したベッド。その内側にはロゴ入りのベッドライナーを配し、折り畳みで開閉可能なソフトトノカバーも装備。リアバンパーの両端はステップとなっているため、荷物の積み下16インチアルミホイールに265/70R16サイズのタイヤを組み合わせるボトムス。

DSC_5167

キャニオンには2タイプのエンジンが用意され、一つは最大出力200hp、最大トルク26.4㎏-mを発生させる2.5L 直4、もう一つは最大出力305hp、最大トルク37.1㎏-mを発生させる3.6L V6だ。そして、これらに組み合わされるトランスミッションも6速MTと6速ATの2タイプを用意。駆動方式も2WDと4WDの2タイプから選択可能。撮影車両は2.5L 直4エンジンに6速AT、2WDという仕様。

DSC_5236 DSC_5238 DSC_5239

16インチアルミホイールに265/70R16サイズのタイヤを組み合わせるボトムス。サスペンションはフロントにコイルオーバーショック、リアにリーフスプリングを採用する。


■Thanks:BUBU YOKOHAMA
tel.045-923-0077
http://www.bubu.co.jp


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 3月号掲載


関連記事

RELATED


エスカレードに引けを取らないラグジュアリーさがウリ GMCユーコンXLデナーリ【BUBU横浜】

アメリカンラグジュアリーSUVの代名詞といえばキャデラック・エスカレードであり、リンカーン・ナビゲーターである。この二強の牙城はなかなか崩せないが、この二車に匹敵するほどに高級感を醸し出すSUVがある。それがGMC・ユーコンXLデナーリだ!!

ラグジュアリーばかりじゃない、オフロードカスタムのGMCキャニオン

2017 GMC CANYON

フルモデルチェンジして威厳が増した迫力のフォルム ラム1500レベルスポーツ

2010年モデルよりダッジから切り離されて「ラムトラック」として単独ブランド化を果たし、2019年モデルでフルモデルチェンジしたラム。これまでも独特な存在感を放っていたが、それがより際立っているのは明らかだ。

ローダウンもリフトアップも理想のカタチを仕上げる匠 シボレーシルバラード&GMCシエラ【カープロデューサーK&G】

岐阜県各務原市にある「カープロデューサーK&G」は、アメリカントラック全般を専門とするカスタムショップ。旧車から最新型まであらゆるスタイルを実現する注目店だ。

GMブランドに登場したオフロード特化グレード・オールテレーン GMCシエラ【ファントム】

フォードやラムトラックスに、オフロードに特化したスペシャルモデルが次々と登場する中、唯一後れを取っていたのがGMだ。そうした状況の中、遂に登場したのが紹介するシエラ・オールテレーン。

情熱のTRUCK
今注目のHOT MODELが大集結 2018年はトラックに乗る!

 

最新記事


2025/01/16

2列シートのグランドチェロキーに対応するBCDボディキットの発売を開始

SUV

ジープ

ジープ・グランドチェロキー専用のボディキット「BCD」をプロデュースするセンスが、3列シートのグランドチェロキーL用に続き、2列シートのグランドチェロキーに対応するBCDボディキットの発売を開始した。純正デザインを崩さず、違いを表現したいというニーズが高いだけに、益々BCDを求めるオーナーが増えそうだ。

2025/01/16

アメ車マガジン2025年3月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車に乗る最大の理由「カスタムを楽しみたい」に焦点を当てた特集号。そしてアメ車マガジン初開催のアメ車女子会も完全レポートします!

2025/01/15

【シボレーカマロ】オリジナルへのこだわりを棄てることで手にした悦楽

クーペ

ビンテージ

シボレー

シボレー・カマロといえばアメリカン・マッスルカーの象徴。その誕生は1966年。フォード・マスタングに勝つために生まれたのは有名すぎるストーリー。その初代モデルの中でもSSグレードが、三重県のバーニーズの店頭に並ぶこのクルマである。

2025/01/14

熊本にカスタムカーが大集合、過去最大の盛り上がり!【KCM FESTIVAL 2024】

イベントレポート

アメ車のみならず、オールジャンルのカスタムカーの一大イベント。開場してから終了まで、オーディエンスの入場がひっきりなし! また2025年の盛り上がりにも期待しよう!

ランキング


2025/01/15

【シボレーカマロ】オリジナルへのこだわりを棄てることで手にした悦楽

クーペ

ビンテージ

シボレー

シボレー・カマロといえばアメリカン・マッスルカーの象徴。その誕生は1966年。フォード・マスタングに勝つために生まれたのは有名すぎるストーリー。その初代モデルの中でもSSグレードが、三重県のバーニーズの店頭に並ぶこのクルマである。

2025/01/14

熊本にカスタムカーが大集合、過去最大の盛り上がり!【KCM FESTIVAL 2024】

イベントレポート

アメ車のみならず、オールジャンルのカスタムカーの一大イベント。開場してから終了まで、オーディエンスの入場がひっきりなし! また2025年の盛り上がりにも期待しよう!

2025/01/13

ノーマル?ローダウン?リフトアップ?アナタならどのハマーH2を選ぶ?

SUV

ハマー

素のままでも十分過ぎるほど強烈なインパクトを放つハマー・H2。だがそれでは満足できずにさらなる高みを目指すためカスタムを施す。今回はノーマル、ローダウン、リフトアップ、3車3様の違いを検証。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger