キャンプシーンを彩る頼もしき相棒「ラムバン」

バン

ダッジ

ラムバン

Let's Enjoy Van Life!

アメマガ2021年10月号

2000 DODGE RAM VAN

Let's Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-


イベントで目にしたビンテージバンに惹かれ迎え入れたラムバン

2000 DODGE RAM VAN

車中泊ができるクルマを模索するなかで出会ったのが、チョコレートカラーで身を包んだラムバン。後藤夫妻にとっては初めて所有するアメ車となったが、この出会いによって二人のライフスタイルは、これまで以上に充実したものとなるに違いない!

キャンプシーンを彩る頼もしき相棒「ラムバン」

愛車であるラムバンを2021年の3月に購入したばかりだという後藤夫妻。そのキッカケは2020年に開催されたキャンプイベント〝グリッド・ポイント〟に参加した時に見た、お洒落でかっこいいクルマたち。その中でも惹かれたのがビンテージバンで「色んな方の車内を見せてもらったり、お話を聞かせてもらったりしてかなりの刺激を受け、いつかは車中泊できるクルマに乗りたいなと思いました!」。

2000 DODGE RAM VAN

後日、前車のボルボ240の車検が残り1年を切ったこともあって中古車情報サイトで古めのバンを検索してみたところ、ちょっと気になるラムバンを発見。しかもそのショップが近所であったため、その勢いのまま覗き見へ行った次第。これまでアメ車を所有したことがなかっただけに知識がまったくなく不安だったそうだが、ショップのオーナーから色々と話を聞いてすっかり心はラムバンに傾いていたものの、自身でももう少し調べたいとのことでその場では決めず一度持ち帰った。しかし、翌日には決心を固め購入したそうだ。決め手は前車と年間の維持費があまり変わらなかったことと、ラムバンの台数が少ないため、気に入ったカラーに出会えるチャンスがなかなかないと思ったことの2点。とにかく内外装を見た瞬間から気に入り、近くにアメ車専門店があることも今後乗るうえで安心できたポイントとなった。

2000 DODGE RAM VAN

気に入っているのはとにかく色で「ツートンのチョコレートカラーと、内装のレザーのベージュがたまらなく好みにマッチしました!でも本当はもっと古いモデルのラムバンが好みなのですが、なかなか出てこないとのことで、初めてのアメ車なのでこの新しめのモデルに決めました」とのこと。

 

とはいえ、初めてのアメ車で前車よりもボディサイズがだいぶ大きくなるけれど運転面に不安はなかったのだろうか。「初めての左ハンドルで高さもあるので不安でしたが、数回乗って慣れました!今はもうこれより小さいクルマには戻れないくらい、運転もしやすくて快適に過ごせています。また、よく夫婦で運転を交代をするのですが、車内が広いので降りることなく交代できるのも便利です。あとはアメ車独特のV8音がかっこよくて、音も心地よくサイコーです!!不満を強いて言うなら、波乗りしているかのような縦揺れが気になるのと、サイドのスライドドアをビシッと閉めるにはコツが必要なことです。あとは燃費が悪いことと、1ナンバーなので高速代が今までよりも高くなったことですかね(笑)」。 二人の趣味は写真からも分かるとおりキャンプ。

 

これまでに所有してきたクルマでもキャンプを楽しんできたが、ラムバンはさらにその幅を広げてキャンプシーンで大活躍。このクルマとキャンプを通じて仲間との縁も深まり、「ラムバンにして本当に良かった」と感慨深げ。後藤夫妻のバンライフはまだ始まったばかりだが、これから楽しい思い出を紡いでいくことだろう。

DSC_4100DSC_4095

二人がとにかく気に入っているのが内外装のカラー。エクステリアはブラウンをベースとしたツートンとなっているため、まさにチョコレートさながらのビターテイスト。それにインテリアもエクステリアと同系色で纏められており、「これがたまらなく好みにマッチしました!!」と意見が一致してセレクト。

DSC_4117DSC_4113DSC_4119

車内は車中泊が快適にできるようにと、イレクターパイプで棚を作り、お気に入りの柄のビンテージカーテンを付けたり、ハンモックを付けて天井に小物置きを設置したりなど、工夫を凝らしながらしながらDIYで仕上げている真っ最中。海外のバンライフの写真を参考にしながら、ボディカラーに合わせてビンテージ感と温かみを意識して仕上げているそうだ。

DSC_4206DSC_4122DSC_4125

「取材日は山梨県の西湖でキャンプしているので、お待ちしています!」とのことで伺うと、ラムバンを中心にサイトを展開。その傍らには持ち込んだカヤックが置かれ、時を見ては湖に浮かべてクルージングを満喫。

DSC_4145

OWNER : gotooutcamp / hiroyan.g


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

最新記事


2025/06/13

【2008 トヨタ セコイア プラチナム】逆輸入車を代表するプレミアムSUVの大本命

SUV

OTHER

かつては逆輸入車のムック本が発行されるなど一世を風靡した逆輸入車。中でもセコイアは当時のSUVシーンにおいてエスカレードやナビゲーターと肩を並べるプレミアムSUVの大本命だった。

2025/06/11

【WORK VS XV】圧倒的な多交点メッシュによる最新トレンドとクラシカルの融合

セダン

ダッジ

ホイール

2025/06/09

【CROSS FIVE OSAKA】小春日和の晴天に恵まれた大阪ライトミーティング

イベントレポート

CROSS FIVE OSAKA
23th Mar 2025
北港マリーナ

2025/06/06

【フォードマスタングGT】派手さの中に垣間見える、繊細な拘りも見逃せない

クーペ

フォード

日本のカスタム技術をフルに取り入れ、SEMA SHOW出展を果たしたジェットシティのマスタング。その雄姿に触発され、「世界基準」のマスタングに乗るべくジェットにカスタムを依頼したオーナーさん。その全貌が遂に公開された!

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/06/13

【2008 トヨタ セコイア プラチナム】逆輸入車を代表するプレミアムSUVの大本命

SUV

OTHER

かつては逆輸入車のムック本が発行されるなど一世を風靡した逆輸入車。中でもセコイアは当時のSUVシーンにおいてエスカレードやナビゲーターと肩を並べるプレミアムSUVの大本命だった。

2019/04/11

カスタム次第でこれほど見違える 現行カマロ×プロスピード

クーペ

シボレー

ノーマルは物足りない主張のできるカスタム

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!