カジュアルか、アダルトな路線か、カーズなら欲しいクルマがある!【東海カーズ】

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シボレー

AMERICAN VINTAGE

カマロ

東海カーズ

愛知県

シェベルマリブ

アメマガ2023年4月号

色々なアメ車を乗り尽くした人も、これからアメ車に乗ろうと思う人も、やっぱり気になるのは現代車にはない味があるビンテージアメリカン。でも、比べられるほど台数はないし、お気に入りのクルマを待っているうちに価格は絶賛高騰中!でも愛知の東海カーズなら驚くほど多くの在庫があるので、見比べて選ぶことが可能だ!

AMERICAN VINTAGE


'70 CHEVROLET CHEVELLE MALIBU
'69 CHEVROLET CAMARO

「カマロだけで、今在庫は7台あるかな? あ、俺のラットも含めたら8台あるし、他にもシェベルやチャレンジャーも合わせたら何台あるんだろう?」と、さらりと言ってのける東海カーズの細井さん。幾度も取材にお邪魔している編集部も、もはやバリ物のビンテージアメリカンが10台以上も並ぶ姿を見ても当たり前の光景で、悪い意味で慣れっこになってしまっている。だが、初めて見た人は「宝の山だぁ〜」と目をキラキラさせているし、一般的にはこちらの反応が正しいだろう。

確かに現代車のように探せば見つかるものではないし、待てば必ずコンディションの良い個体に巡り合えるわけではない。だが、そんな状況下であっても東海カーズの在庫量、クオリティはトップクラスと言えるし、いずれのクルマもエンジンが即座に始動できるコンディションを保っているので、いつでも試乗可能なのだが、こんなお店はそうそうない。

さて、アメリカンビンテージの中でも、とくにマッスルカーの人気が高まっているが、350のV8エンジン、2ドアという括りで見ると、現在東海カーズの在庫ではカマロとシェベルが当てはまる。カマロは言うまでなくスポーティ色全開なモデルであり、とにかく『走らせる』というクルマの本質が楽しめるクルマ。それに対してシェベルはやや大人な雰囲気で、気持ち良くクルーズさせたくなるモデル。もちろんアクセルを踏み込んでやれば、そのスタイルには似つかわしくない怒涛の加速を楽しめるし、様々な魅力を持ち合わせる欲張りなクルマと言えるだろう。

細井さん的には『ノーマルよりも、自分の好みにアレンジした方がクルマは絶対に楽しい!』と断言するが、まぁクルマの楽しみ方は人それぞれ。シェベルは追加メーターなどを装着するが、ほぼオリジナルのスタイルをキープしており、対するカマロは社外のシフターを装備して、3ATから4ATへと変更。ホイールもワタナベをチョイスして、スポーティさをより一層際立たせている。

 

若いユーザーはブラックや鮮やかなカラーを選びがちだが、今回の2台はどちらもピューターにペイント。ピカピカ&ギラギラしすぎない雰囲気がミドルエイジ以上には丁度良く、落ち着いてアメ車に乗りたいという人にはまさに最適。まずは、宝の山を一度自分の目で見て、自分がどんなビンテージアメリカンに乗りたいか、決めてみてはいかがだろう? お気に入りがきっと見つかるハズ!

スポーティさを封印し敢えて上品さを演出
'69 シボレー カマロ

エンジンは350のV8を搭載。エアクリーナーや各種ホース類を変更。またエアコンも装備しており、快適性も改善。またブレーキも強化済みで、安心してドライブを楽しめる仕様に仕上げられている。

ホイールはワタナベに変更し、BFグッドリッチのラジアルT/Aを装着。国内のアルミホイールメーカーで特殊P.C.Dに対応するのは稀だが、ビンテージモデルのオーナーにとっては心強い存在。フロントマスクも美しく仕上げられ、新車同然だ。

大型のタコメーターをステアリング左下に追加。水温、電圧などはシフトの近くにセット。本文でも述べているが、トランスミッションはシフターに変更しつつ3ATから4ATへと変更しており、乗りやすさを向上。

高級感を強調しつつも走りも妥協しない! 
'70シボレー シェベルマリブ

エンジンはカマロと同じく350のV8を搭載するが、こちらはエアクリーナーの他に点火系などのスープアップも実施。もちろんエアコンも装備済みなので、四季を問わず快適なクルージングを体感できる。

フロントグリルやリアコンビなど、半世紀前のクルマと思えないほど美しくリフレッシュ。赤味を帯びたピューターが、高級感や重厚さを感じさせてくれる。カマロよりも大人しい雰囲気だが、走りに遜色はない。

タコメーター、水温、電圧、油圧メーターを追加。まさにビンテージカーには必須と言える装備を追加し、安心して乗れるように改善。オリジナルのスタイルを極力崩さないよう、ステアリングの左下にさり気なくセット。


THANKS:東海カーズ
TEL:0533-86-8890


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2023年4月号掲載

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