1950年に発表されたベルエアー、シボレーの名を冠した高級モデル
1955y CHEVROLET BELAIR
ドリームマシーン
1950-1960年代
戦後の好景気によってアメリカ車の生産台数は増加し、ラインナップが拡大していった時代。テールフィンなどアメリカ車のイメージが確立されたのも大きなトピック。
アメリカン・ビンテージを代表する1台
1955y CHEVROLET BELAIR
シボレーの名を冠した高級モデルとして1950年に発表されたのがベルエアーだ。'50年代から'60年代、アメ車のビンテージカーを語るうえで、絶対に外せない1台。その人気ぶりは、今なお、アメリカでベルエアーだけのミーティングが毎年、何度も開催されるほど盛り上がっている。
【ベルエアの魅力再構築】1957年型シボレーのヴィンテージカーを現代的にアップデート
Porfile of the car
50sのスタイルを、今どきの快適さで乗ることのできる幸せ

この'55ベルエアーは、「ドリームマシーン」の手によってフルレストア、フルコンプリートされたものだ。同店オーナーのシェビー山田さんは、アメリカで行われているビンテージカーのミーティングなどに、年5回は出かけているという。
そこでは知り合いになったオーナー同士で車両の売買が行われたりもするそうで、言ってみれば良質なベースカーが手に入れられる。この車両の程度の良さも、そのベースカーの良さがあればこそだ。 そしてパワートレーンも最新のものが選べる。この車両はエンジンはアルミヘッドのZZ383クレートエンジン(GMのパフォーマンスエンジン、425馬力)に、4速AT(700R)の組み合わせ。
走りはけっして60年前のパフォーマンスではない。エアコンもパワステも標準装備。たとえば今のファーストカー候補にも十分、なりうるはずだ。 ちなみにプライスは、1500万円~。ただし、購入して、楽しんで、10年後に売るとなったら、それ以上のプライスにはなるかも。
First Impression
今なお豊富なパーツ群で 新車が1台作れてしまうほど
1955y シボレー ベルエア―
もともとGMの、大衆車ブランドとしてスタートしたシボレーだが、それでも、その高級車ディヴィジョンを担うクルマがほしい……ということで、開発されたのがベルエアーだ。デビューは1953年。'50~'60年代を代表する洗練されたデザインは、当時はもちろん、生産が打ち切られても、そして現在でさえも、世界中に多くのファンを獲得している。

そんな“伝説的な名車”ベルエアーの魅力を、多くの日本のユーザーにも知ってもらいたいと、とくにレストアモデルの販売に力を入れているのが「ドリームマシーン」だ。「とりわけ'55、'56、'57年モデルに限っては、今もパーツがふんだんに出ているんです」 と、同店オーナーのシェビー山田さん。そのパーツの豊富さは、新車が1台、作れてしまうほどなのだ!
Topic

ベース車はUSで、程度の良いものを購入。それをフレーム、床下、ボルト1本まで新品パーツでコンプリート。その仕上がりは、もはや「新車」といってもいいくらいだ。そしてパワートレーンも、好きな仕様を選択できる。

イヤーモデルごとに細かくボディデザインを変えたベルエアー。'55年モデルは丸みのあるプレスラインが特徴。


インパネもカンペキに当時を再現。コンプリートするうえでワイドモニターのカーナビをインストール、なんてこともオーダーできる。下回りを見ると、フレームオフでボルト1本まで徹底したレストアが施されているのが分かる。

今回のような2ドアハードトップのほか、コンバーチブルや4ドアセダン、ワゴンなど、ボディバリエーションも多彩。ドリームマシーンでのオーダーも可能だ。
取材協力:ドリームマシーン【Dream Machine】
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町清地3-7-5
TEL:0480-53-4523
http://www.dream-machine-emo.com/

Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン
アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4
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