丸目四灯モデルとして生産された最終型の1962年式ボンネビル。

クーペ

ビンテージ

ポンティアック

1960-1970

アメリカンビンテージvol.04

ボンネビル

オートレイド

1960年代初頭における、アメ車の頂点とも言える存在。クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。


気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

1962y PONTIAC BONNEVILLE 【ポンティアック・ボンネビル】

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贅を尽くしたプレスラインによる造形美は圧巻

縦目がポンティアックのアイデンティティではあるが、丸目四灯モデルとして生産された最終型の1962年式ボンネビル。ノーズからサイドへと贅沢にあしらわれたプレスラインの造形美は、現代のクルマとは一線を画し、その美しさは芸術の域である。

本国1オーナーの極上車が 10年ほど前に日本に上陸

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インパラなどと比較すると極端に球数の少ないポンティアックボンネビル。いわゆる大衆車とは異なるプレミアムモデルだけに新車当時のプライスも別格であり、本国コレクターも程度の良い個体は手放したくないのが本音である。そんなレアで価値ある1台が富山県のオートレイドに在庫している。

聞くところによると日本に数台、もしかしたら1台かもしれないと言うお宝レベルの希少車。3連メーター以外はオリジナルをグッドコンディションでキープしていることも価値ある一台であるとのこと。希少車ゆえに情報が少なく、8LUGホイールの構造も整備を進めていく中で習得。

右ネジ、左ネジといったナットの緩みを防ぐための処理など、当時ならではのギミックが溢れる味わい深いビンテージカーである。 62yインパラと共通のルーフに当時のキャデラックを連想するテールへかけてのプレスライン、芸術的なフォルムは見る人を引きつける。

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搭載されるエンジンは389で3速コラムシフト。ビッグクーペを感じさせないトルクフルな走りは特筆物。ちなみにLテールならぬJを横にした様な形状のテールレンズもユニークで、車幅が一層大きく見える。

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ゆったりした空間に細身のステアリングとコラムAT。往年のアメ車の雰囲気を存分に味わうことができる。  

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フロントのみ若干の補修はあるが、当時のままをグッドコンディションで維持するインテリア。  

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フロントからリア、ボンネットからテールへと贅沢にあしらわれたプレスラインをはじめ、湾曲したベントウィンドなどフォルム造型美が際立つエクステリアとなっている。

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5穴との情報も多い8LUGホイール。だが実は、ホイールキャップを開けるとリアのみドラムをとめる目的でナットが付いてはいるが、実際にはホイール外側の8本ナットを左右逆ねじで取り付けられている。

1960年代初頭における アメ車の頂点とも言える存在

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意外なことではあるのだが、1960年代初めのGMのブランドラインナップの中で、最もハイパフォーマンスイメージに注力していたのはポンティアックだった。これは当時のジェネラルマネージャーだったシーモン・クヌッセンの意向であり、クヌッセンがシボレーに移籍してからは今度がシボレーがハイパフォーマンス路線を進めることとなる。

1962年型ポンティアック・ボンネビルは、フルサイズのトップスポーツモデルというべき位置づけであり、充実した装備と上級トリムに加えて、必要とあらばレース用として使うことを前提としていたホンモノのハイパフォーマンスエンジンである421SD(スーパーデューティ)も選択することができた。

この一般人にはわかりにくいマニアックな多様性こそが1960年代初めのアメリカ車の特徴でもあり、ボンネビルはその頂点に君臨していた一台に他ならなかった。 なお、ボンネビルという車名はアメリカにおける最高速度チャレンジの聖地の名前に由来している。 色味の異なるレザーを組み合わせたグラデーション基調のインテリア。オリジナルストックであることも、このクルマに対する価値の高さが伺える。

■取材協力:オートレイド
所在地:富山県射水市新開発415-6
TEL:0766-52-8830
http://www.auto-raid.com/

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■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン
アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4


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Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部