手頃になった今こそ手に入れたい第5世代マスタング

クーペ

フォード

マスタング

MUSTANG

SPORT名古屋

アメマガ2018年8月号

5th マスタング

SPORT名古屋アメ車専門店がオススメするV6とV8のフィフス・マスタングを紹介しよう。


※2023年9月現在、「SPORT名古屋」「グッドスピードインターナショナル」は、別業態店舗となります。グッドスピ―ドグループの在庫に関して ”コチラで検索”

王道のV8搭載モデルか エコノミーなV6かどちらを選ぶ?

FORD MUSTANG?FIFTH GENERATION

スポーツモデルとしてのポテンシャルやコストパフォーマンスとのバランスに優れたフォード・マスタング。中でも第5世代中期型マスタングの魅力が今こそ際立つ!今回はSPORT名古屋アメ車専門店がオススメするV6とV8のフィフス・マスタングを紹介しよう。ユーズドカーを含めて現行モデルのアメ車においては、何はなくとも日本ではSUV系が主流となっている。

多様な使用目的や、幅広いニーズに対応できる万能性はもちろんのこと、日本車にはない存在感やステイタスが得られ、高い人気を誇っている。それと同時に、コルベットを筆頭に、各メイクスよりカマロ、チャレンジャー、マスタングなど、日本車ではラインナップの少ないスポーツモデルが充実しているのもアメ車の魅力だろう。

中でもチャレンジャーの人気が以前にも増して高まっているだけに、街中やイベントなどでもチャレンジャーが目立っている。往年のデザインを落とし込んだレトロモダンなアプローチという点でも共通するカマロやマスタングと比べて、初代のイメージが色濃く反映されている点で魅力が高い。

知名度ではナンバー1のマスタングは、現行第6世代のスタイリングが往年のデザインから少し離れたことや、フォード正規ディーラーの撤退などネガティブな要素もあり、新車の流通はスローだ。そんな中、第5世代中期の魅力が際立っている。

スタイリング、ポテンシャル共にバランスが取れており、中古市場でのバリューも手頃となった今こそカジュアルに付き合えていいのだ! そこで、大量のストックを誇る「SPORT名古屋」の特選車の中から、王道のV8とエコノミーなV6ながらグラスルーフ車とで、異なる黒い2台のマスタングを紹介しよう。

2012 FORD MUSTANG V6 Coupe?PREMIUM THE BLACK

IMG_0997

経済性に優れた軽快な「V6」 スポーティな印象が強調されるブラックで統一された内外装は、特別仕様の「Mustang THE BLACK」ならでは。通常ならブラック内装であっても、ドアパネルの一部などにサドルブラウンが配色されるが、特別仕様車では、全てがブラックとなる。

IMG_1033

また、ルーフも特別仕様ならではのグラスルーフなのがポイント。内外装が全てブラックなので、着座した時の開放感は、全く別のクルマといえるほど違う。紫外線、赤外線ともに、90%以上カットする。この特別仕様車は、V6クーペ(20台)、V8クーペ(15台)合わせて35台の限定でリリースされた(新車時の車両価格は435万円)。

IMG_2636 IMG_1027

アメ車においてV6車というと、引け目を感じる人もいるかもしれないが、実際のポテンシャルは必要にして充分。V8車よりも軽量なのはもちろん、カマロ、チャレンジャーに比べても特に軽量なマスタングは、軽快なドライバビリティが味わえて楽しいのだ。

IMG_1004

マフラーがデュアル式なうえ、アップグレードされていることで、V型エンジン特有の息づかいの荒いエンジンサウンドを奏でる。

IMG_1015 IMG_1032 IMG_2635

2012 FORD MUSTANG V8 Coupe 5.0 GT PREMIUM

IMG_0925

充実装備とハイパワーな「V8」何はなくとも「V8パワーのスポーツモデルに乗りたい!」という人にはオススメの1台。4.6?から5.0?に排気量アップされた“コヨーテ”エンジンは、DOHCとなり418hpを発揮する。トランスミッションは5速AT。装着するホイールは、純正品の19インチ。

IMG_0963

センターコントロールパネルには、SDナビを装備し純正のように違和感なく設置。フルセグTV、DVD、ミュージックサーバーやブルートゥース等、充実機能。バックミラーには、内蔵型のフルカラーモニターを装備。充実した装備も魅力的だが、全体的にコンディションが良いのが高ポイントな個体。

IMG_0970

ドライビングポジションを細かく設定できるパワーシートも装備している。

IMG_0973

IMG_0946 IMG_0980

DOHC化され5.0?となったV8エンジンは、「Ti-VCT」と呼ばれる吸排気独立制御の可変バルブタイミング機構を採用することで、従来型に比べて99hpアップの418hpを発生する。エンジンのパワーアップに伴って、スタビライザー径が拡大され、ストラットタワーバーも強化されているのだ。

IMG_0985

滑らかでシルキーなフィーリングも、力強いトルク感も、どの領域でもレスポンス良く発揮してくれる。

IMG_0929

SPORT 名古屋アメ車専門店

IMG_0833

※2023年9月現在、「SPORT名古屋」「グッドスピードインターナショナル」は、別業態店舗となります。グッドスピ―ドグループの在庫に関して ”コチラで検索”


在庫車両は全てアメ車で、マッスルカーからSUVまで幅広いラインアップを誇る。走行距離が明確な正規輸入モデルをメインに取り扱っており、特にフォード・マスタングとJeepブランド車に力を入れている。モダンマッスル&SUVファンは絶対に注目すべきプロショップなのだ。  


SPORT 名古屋スタッフからのインフォメーション

Sport 名古屋のムーミンこと廣瀬です。私の名古屋のオススメスポットを紹介します。今回は「マスタングでお出掛けこのお店!」。オススメは名古屋市中区丸の内にあります「レイヤーズ」です。

手作りの拘りハンバーグを是非食して下さい! 

お休みにアメ車に乗ってブランチを求めてドライブなんて最高ですよね。次回の裏話もお楽しみに!


PHOTO & REPORT ■石橋秀樹
アメ車マガジン 2018年 8月号掲載


関連記事

RELATED


キチンと調教されたように見えつつ、アクセルという鞭で野性が目覚める 2015y フォード マスタング

V8の潜在能力をフルに引き出し、スポーティというよりもむしろ、戦闘機的なマスタングを紹介しよう。

その名を歴史に刻んだBOSS302専用チューニングが施されて復活!!フォードマスタングBOSS302【シボレー名岐】

フロントバンパーはダウンフォースを考慮し、大型のリップを装着。ボンネットは熱対策と軽量化を図るためタイガーレーシング製に交換されている。リアスポイラーは小ぶりなダックテール。サイドのデカールは“らしさ”を盛り上げる。

家族が協力してエイジング塗装で仕上げた力作のラットスタイルマスタング

EXTREME AMERICAN
RUSTY MUSTANG Finish in military style by performing the aging paint

2018年フォードマスタングGTファストバックがマイナーチェンジで新たな旋風を巻き起こす

今回のマイナーチェンジで変更された、グリル、前後バンパー、リアスポイラーなどのデザインから、パワートレインにもメスを入れ、パワーアップ!では早速、詳しくご紹介していこう。

2018 FORD MUSTANG GT Fastback

夢をカタチにしてくれる プロスピード流マスタング【プロスピード】

岐阜県を本拠地とするカスタムショップ「プロスピード」。同店はマッスルカーからSUVまで、多様なアメ車をカスタムするセンスにも長けている。同店が提案するマスタング2台は、憧れをカタチにしてくれるッ!

 

最新記事


2024/07/27

キャデラックはいかがでしょう?【キャデラック葛西/シボレー葛西】

ショップ

GMの最高峰モデルに君臨するキャデラック。贅を尽くした高級ブランドというイメージが強いが、大統領専用車に採用されることから「絶対的な信頼性」も重視しているのは言うまでもない。単なるステータスではなく、アメリカの象徴と言えよう。

2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2024/07/24

アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

クーペ

フォード

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

ランキング


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger