新発想のワイドボディキット JLラングラーのデザインを高める新パーツ登場

JEEP JL WRANGLER WIDE BODY KIT
JEEP JL WRANGLER WIDE BODY KIT
新型ラングラーJLの直輸入をいち早く始めたWHAコーポレーションが、新発想のワイドボディキットをリリース。ベースデザインを崩さない、しかし存在感は明確に高まる。
純正フェンダーを残し、挿入でWボディを実現
いち早くJLラングラーを日本に直輸入し、その取扱い数で全国トップクラスを誇る名古屋のWHAコーポレーションが、専用カスタムパーツを開発した。ブランド名は以前から使用している「CROSS(クロス)」になる。
「50mmワイドボディキット」と名付けられたこのパーツは、ベースのフェンダーとボディの間に挿入する形で装着し、左右合わせて100mmのワイド化が実現する。この取り付けスタイルから得られるメリットは、パッと思いつくだけでも2つ挙げられる。
ひとつは、完成されたJLのデザインを損なわずにカスタムできること。とくにJLは、ウインカーランプの備わったフェンダー部分がデザイン上の特徴にもなっている。これを生かしてカスタムできる点は、ジープファンにも歓迎されるポイントである。ボディ同色なら純正ぽく、色をアレンジすれば個性の主張にもなるだろう。
もうひとつは、本国仕様のサハラ(撮影車)はもちろん、フェンダー部分のデザインが異なるSPORTグレードや、正規輸入ディーラー版でも、変わらず装着できるという点。つまり「JLならどれでも合う」というわけだ。JLカスタムの基軸として採用しやすい点は、大きな魅力だ。なお、WHAコーポレーションでは、さらにJL用マフラーを開発しているという。
色の塗り分けでも自分を表現できる高い自由度も魅力!
ボディ同色スタイル


マットブラックスタイル
WHAコーポレーションがリリースする新パーツ「50mmワイドボディキット」は、素地のカラーリングにて14万8000円で設定されている。ここからボディ同色にするも良し、マットブラックに塗るも良し。
特にSPORTはフェンダー部分が樹脂のブラックとなるため、それと合わせるならマットブラックが適切にみえる。また例えば、クルマがブラックでワイドボディキット部分を赤に塗るなど、カラーリングでのアレンジも可能。なお、ディーラー車にも装着が可能だ。
右側はベースそのまま。左側は50㎜ワイドボディキットを装着し、カラーリングはマットブラック。さらに2.5インチのリフトアップを施して、タイヤホイールは35×12.5Jの20インチをインストール。JLでゴツいタイヤをはきたいなら、ワイド化がピッタリだ。
WHA Corporation[ワーコーポレーション]
所在地:愛知県名古屋市西区児玉3-38-2
TEL:052-523-3003
定休日:月曜日
営業時間:10:00~20:00
HP:http://www.wha.co.jp
■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2019年 3月号掲載
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