【コルベットヒストリー⑥】欧州スーパースポーツに匹敵する性能を確保したC6コルベット

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CORVETTE CHRONICLE

The CORVETTE HISTORY

C6コルベット

アメマガ2020年8月号

The CORVETTE HISTORY⑥
2006~2013 C6 CORVETTE

CORVETTE CHRONICLE


The CORVETTE HISTORY⑥
2006~2013 C6 CORVETTE

保安基準の影響で、ヘッドライトが伝統のリトラクタブルから固定式に変更されたC6コルベット。つり目のデザインが戦闘的でモダンな印象となった。全体的なボディーフォルムはC5コルベットに通じるが、エッジを効かせたシャープなスタイリングが特徴的。ダウンサイジングが図られ、全長がC5コルベットよりも130mm短縮され、全幅では25mm狭くなっている。そして、低燃費化を図る上で、新たに導入されたトランスミッションの関係で、ホイールベースは30mm延長。その分、オーバーハングが短縮し、運動性能向上に貢献。

CORVETTE C6、コルベット C6CORVETTE C6、コルベット C6

オートマチックは6速の6L80。マニュアルは、トレメックT56から、08年より新たにTR6060を導入。コンピューター支援ギアシフティング(CAGS)が装備されており、低回転域では1速から4速に直接シフトする必要があるが、アメリカでは税額が変わるほどの低燃費を達成。エンジンは、C5のLS1のアップデート版として364ci(6ℓ)にインチアップされたLS2。08年では、さらに376ciまでアップした進化版のLS3に入れ替わり、最高出力は430hpを発生。0~60mphでは4.2秒未満で到達、最高速度においては190mph(310km/h)に及ぶ。

06年からラインナップしたZ06は、歴代GMのスモールブロックエンジンにおいて、最大級となる427ci(7ℓ/505hp)のLS7を搭載。最強のZR‐1ではイートン製スーパーチャージャーを搭載するLS9(380ci、6.2ℓ)では最高出力は650hpを発生。最高速度では330km/hに到達。仕様やスペックにおいては、ヨーロッパのスーパースポーツに匹敵する。

CORVETTE C6、コルベット C6

C5コルベットに通じるフォルムを保持しながら、エッジの効いたスタイリングが特徴。ダイナミックさが加味されてコルベットらしさが高まった。ヘッドライトはリトラクタブルが廃止され、62年型以来の固定式となった。

CORVETTE C6、コルベット C6

ダブルコックピット感は薄れ、より落ち着いたデザインでまともられ、全体的に質感が向上。GTに通じる居住性を確保しながらも、シートもよりアグレッシブなドライブに対応すべくアップデート。

FH1_0088

LS2、LS3、LS7、LS9 の4種のエンジンは、スモールブロックにして6ℓ~7ℓと大排気量。サスペンションは、横置きグラスファイバーモノリーフは健在。マグネトレオロジーダンパー(電子制御減衰圧)を備えた独立した不等長のダブルウィッシュボーンで構成。

CHEVROLET Corvette History


アメリカが世界に誇る名車シボレー・コルベットヒストリー


コルベットC1【CORVETTE C1 1953〜1962】
スポーツカーとしては不十分ながら一定の人気を獲得したC1


コルベットC2【CORVETTE C2 1963〜1967】
独創的かつモダンなスタイリングの美し過ぎるC2


コルベットC3【CORVETTE C3 1968〜1982】
グラマラスなプロポーションが絶対的な魅力のC3


コルベットC4【CORVETTE C4 1984〜1996】
近代的なスポーツカーとして生まれ変わったC4


コルベットC5【CORVETTE C5 1997〜2004】
飛躍的に進歩したメカニズムを搭載したリアルスポーツC5


コルベットC7【CORVETTE C7 2014〜2019】
コルベットとして最後のFRレイアウトとなったC7


コルベットC8【CORVETTE C8 2020〜】
名実ともにスーパースポーツへと昇華した8thジェネレーション


PHOTO:石井秋良
Text:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載

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