コルベットC3をオリジナルボディで魅せる、優雅なコークボトルライン!
クーペ
シボレー
グリーンウッドコルベット
コルベット スティングレイ
C3コルベット
大阪府
トリプルフレイムス
コルベット
スティングレイ
アメマガ2020年8月号
F.A.S.T
CORVETTE CHRONICLE
1979 CHEVROLET CORVETTE STINGRAY
CORVETTE CHRONICLE
1979 CHEVROLET CORVETTE STINGRAY
東京オートサロン出展を果たしたトリプルフレイムスのC3や、大森氏が長年愛用し続ける名車グリーンウッドコルベットなど、インパクトの強いスペシャルなC3を数多く扱う大阪の老舗「FAST」。しかし、その原点はオリジナルのコークボトルラインボディに魅せられたことからはじまる。
ワイドボディとは異なる、ナチュラルな色気も魅力的
大阪の老舗ショップFAST のイメージと言えば、大森氏が四半世紀に渡って愛用する青いC3。本国のメジャーチューナーズメーカー「グリーンウッドコルベット」からわずか30数台ほどしか製作されなかった激レアのC3をベースに、5点式ロールケージの追加や5リンクサスペンション×KONIコイルオーバー換装による独立懸架サスペンション化、オリジナルエンジンからハイパフォーマンスエンジン換装を数台載せ替え、それに伴いトランスミッションもTH350→TH400→4L60Eと進化し、大森氏の半生を共にする一生モノの愛車として、豊富な知識と経験、技術が凝縮された一台である。
そしてもう一台、エックラーズターボキットに82年のみリリースされたコレクターズエディションのリアガラスハッチが装着されたマニアックな81年型をベースに、大胆なトリプルフレイムスによるカスタムペイントを施した2016年東京オートサロン出展車両のC3 も強烈なインパクトを放っていたのが記憶に新しい。

そんな2台のイメージからオリジナル志向とは無縁な印象ではあるが、それを覆すかのごとく紹介するのがこのC3だ。様々なチューナーズメーカーからワイドボディキットがリリースされた80年代を象徴するかの様に、雑誌でも大掛かりなカスタムが施された車両が誌面を賑わせるのが世の常ではあったが、一週回って元の鞘に返り咲くファンが増加傾向。とくに30年、40年前のモデルとなるとオリジナルの良さが改めて身に染みる年代だったりするのだ。現車は大森氏がコレクションの一台として大切に所有しておきたいと4年ほど前に探し当てたオリジナルのC3 で、錆びや腐りのないエクステリア、そして破れやひび割れのない赤革のインテリアが程度の良さを物語る。
何より魅力を放つのは、オリジナルボディが魅せる素の美しさ。ワイドボディをグラマラスビューティーと例えるなら、オリジナルはナチュラルなクビレならではの優雅な色気を放つ。どちらに振っても魅力を解き放つC3 だけに、恋焦がれるファンが多いのも素直に頷ける。

78年にビッグマイナーチェンジを受けて、垂直なリアウィンドーを持ったノッチバックスタイルからスラントしたハッチゲートデザインに一新。78年から82年のC3は、このハッチゲートのお蔭もあって後部視界と積載性に優れたモデルとなる。

搭載されるエンジンはオリジナルの350/V8。様々なエンジンチューン、換装を経験してきたF.A.S.Tの手にかかればハイパフォーマンス化や快適装備の追加も容易いが、あえてオリジナルの良さをグッドコンディションで残していくことも、C3マニアとしての使命。


赤一色のインテリアは当時の物をグッドコンディションで維持しており、張り替えの形跡がなく、40年の歴史を積み重ねた程よいレザーの風合いが実に味わい深い。屋内保管を徹底していた甲斐あって、紫外線によるダメージも少なくひび割れや破れがないことも特筆物だ。
F.A.S.T
大阪府東大阪市新家東町3-20
TEL:06-6784-1976
URL:http://fast1976.jp
大阪の幹線道路である中央環状線と中央大通りの交差点南西に店舗を構えるF.A.S.T。1Fが2柱リフト2基を完備した整備スペース、2Fは各種パーツ類のストック倉庫となり、3Fに事務所、商談スペースで構成される。近年では車両販売にも力を入れており、整備の行き届いたアメ車を探しているのであれば、訪れて損はない。
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載
最新記事
2026/10/26
【1990 シボレー ブレイザー】往年のカスタムを施すことでビンテージ感を強調させる
直線基調のスタイリングは、70年代を象徴するアイコンの1つ。その代表格と言えるブレイザーを往年の「ビッグフット」スタイルとすることで、グレイスキャブではビンテージ感を演出する。
2026/10/22
【1966 シボレー コルベア】空冷6気筒水平対向RRのマニアックモデル
1960年から1969年まで製造されたコルベア。紹介する車両は1965年以降の第2世代モデルで、アメ車としては珍しく2.7Lの水平対向6気筒リアエンジンで後輪駆動のRR方式。一度乗るとその軽快な走りの虜になること必須。









